銀色テントむしの古城めぐり…秩父「安戸城址」 | 軽キャン♪銀色テントむし660

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今週は「長野」!デカ盛り・SL・道の駅!このキャンピングカー「テントウムシ」ですか?いいえ、「テントむし(テントムシ)」、「eK-Camp(ekキャンプ)」です。
家族4人、軽キャンカーで日本全国行脚します♪たまに、車中泊しながらお城と新撰組も巡ります。

週末の朝から東秩父エリアを散策することにしたので、前もって歩こうと決めていた小さな山城跡に向かいます。
蒸気機関車デカ盛り道の駅を求めて毎週末、家族旅行しているのにキャンプ歴のない軽自動車キャンピングカーeK-Campテントむし屋根開き(ROTUS(ロータス)RV販売 )」銀色テントむしテントむしオレンジ乗りのnorizoです。

今回歩いてみるのは東秩父エリアにある「安戸(やすど)城址」で、このところ新たに道の駅に加わった「和紙の里・東秩父」から2キロほどのところにあるということで、選んでみました。
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ホームページなどに登城履歴を挙げている方の情報は10年ほど前のものが多かったのですが、最近の登城の目印としては小川町駅と白石車庫を結ぶ路線バスであるイーグルバス(W01・02)の都沢入口(みやこざわいりぐち)バス停から、北に入る路地を120mほど進んだ西側にある石垣の上の畑に入る階段で、よく見れば城跡への案内板が出ています。
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登城口の先には小さな稲荷神社があるので、そこでこれからの道の安全をお参りします。
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実は、登城道は神社より少し手前に細い階段があり、そこから登っていくことになるのですが、参拝前にはすっかり見逃していました。
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真冬の訪問でしたが、それでも登城道は所々目印を見失ってしまうほどです。
しかし、ややくぼんでいる場所やすこし高くなっている場所を選りすぐって15分ほど歩いていくと、石垣の後とも思えるエリアが見えてきます。
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この先に、昭和56年頃に東秩父村が設置した案内の看板と標識が見えてきます。
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安戸城は築城時期や城主なども定かにはなっておらず、一説として戦国時代に武蔵松山城主・上田氏の家老・山田氏が館の東西の両翼に腰越城とともに築城し、物見台や狼煙台として利用したものではないかとされています。
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それ以前の室町期から鎌倉期にかけては、東秩父村安戸を武蔵七党丹党・大河原(おおかわら)氏が開拓し現浄連寺を館としてその東に安戸城を築いたともされます。
応永23年(1416年)、上杉禅宗の乱の後に大河原氏は衰退し、安戸からその家名が消滅しました。
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古文書等にも安戸城の記述は少なく、廃城時期もわかりませんでしたが、小さいながら戦国前中期の雰囲気をよく残しており、400年以上もその遺構を残す東秩父エリアに、何とも言えない郷愁を感じました。
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□安戸(やすと)城址
 TEL:なし
 埼玉県秩父郡東秩父村大字安戸
 開館時間 指定なし
 休館日:無休
 駐車場なし(神社手前路地付近に1台程度駐車可能)


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2017/01/28 8:00 天候:晴れ
測定値:未測定(測定器具:エアカウンターS
測定場所:駐車場GL約1000mm(腰高)