まだまだ勉強不足ですが、青森の中世(1300年代南北朝時代)の城に見学に行ってみることにします。
スタンプラリーを見かけるとついつい参加してみたくなりますが、景品の有無だけではなく、「好きなこと」かどうかにかかわっています。
蒸気機関車 とデカ盛り
皆さんは「日本の100名城スタンプラリー
財団法人「日本城郭協会」が選定した100の城や城跡を巡る際に、スタンプブックにスタンプを押していくと言うものです。
このスタンプブックは有料でしかも景品がありません(笑)
しかし、どうせ城巡りが趣味なのでせっかくならやってみようと思います。
参加するためには2007年5月発行の「日本の100名城ガイドブック
お城で売っていない場合も多いので事前に入手しておく必要があります。
norizoは楽天で入手しました。
【送料無料】日本100名城公式ガイドブック
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やって来たのは八戸インターから北に進んだところにある「八戸市博物館」です。
この博物館に隣接するのが青森の東の名城「根城(ねじょう)」です。
駐車場は博物館側にあるので、クルマでの訪問の際には根城側よりもコチラがオススメです。
ちなみに銅像は戦国武将「南部晴政(なんぶはるまさ)」公ではなく、南北朝時代の武将「南部師行(なんぶもろゆき)」公です。
博物館の西側が根城公園になっていて、入り口にはボランティアガイドハウスがあります。
戦国以前の城には知識が乏しいため、ガイドをお願いして散策開始です。
ボランティアガイドさんをお願いして根城公園の門をくぐります。
公園敷地内東側は庭園となっており、当時の様子を再現するために薬草や薬木が植樹されています。
サクラは中世のお城のためソメイヨシノは植えられておらず、シダレザクラが咲き乱れています。
また、風が強い場所で、天気がいい日は幼稚園児などが遊びに来ることからシダレザクラの先端は切り取られ、大人の背丈ほどの高さに切りそろえられています。
その景色に若干の違和感はありますが、美しい桜色が公園一帯を埋め尽くしています。
しばらく公園内を西に進むと目前に城門が姿を現します。
「城壁」はクルミの木がまっすぐに立てられているだけですがその幅に特徴があり、子どもは通れますが武装兵や馬は通れません。
「東門」は左右に分かれていて右側の門は閉鎖されています。
左側の門はサムライ用の門だったそうで、そちらから城内に通されます。
ここから先は有料です。
大人250円子ども50円(博物館セット大人400円子ども80円)なので、城郭の保存の一部を担うにしては安すぎるくらいです。
城門を入って左手には「納屋(なや)」が3棟並んでいます。
かやぶきで堀下げ形の城郭としては珍しい倉庫です。
これは縄文時代から建て直しが繰り返されていたことが考えられるためこうしたつくりになっているそうです。
3棟並んだ中の真ん中の納屋に入ってみます。
1匹だけコウモリちゃんが住み着いています。
近隣の橋の建て替えの際、コウモリの家を森に作ったらしいのですが1匹だけここを気に入って住み着いてしまったそうです。
見られたらラッキーだそうですが、今回は昼寝をしている姿を見ることが出来ました。
平屋造りで馬小屋も併設されています。
主殿わきの馬屋に復元された馬が1頭いますが、当時の馬の骨格などから復元したため制作費は500万円もかかったそうです。
馬小屋の足元には板が敷かれており、大名クラスになると馬も蹄を痛めないよう大事にしてもらっていたことが伺えます。
主殿の北側には石置き屋根の「中馬屋」があります。
ガイドさんの「今で言うVIP用の高級車外来駐車場」と言う説明に吹き出してしまいました(笑)
主殿南側は「工房」になっています。
夏場用の壁のない鉄器加工場と冬場用があるのは雪国ならではでしょう。
3種の工房のうちのひとつは外から見ると基礎部分に小窓がありますが、内部は90センチ掘り下げられており、適度な高さの窓になっています。
「工房内」も高温を使う金属加工のための場所と、弓矢や鎧の修理などの建物が分かれていたらしく、忠実に再現されています。
それでは「主殿」に向かいましょう。
根城は基礎工事がしっかりしておらず、発掘の状況から、およそ30年程ごとに建て直しが繰り返されていた城とのことです。
そのため、主殿を復元するにあたっては、どの時代のものを復元するかで論議があったそうです。
その上で、根城が最も栄華を極めたであろう時代を考えて今回の建物のカタチになったそうです。
「主殿内」は主に板敷きで、畳は上流階級者が座するところにのみ敷かれていたようです。
主殿内部にも根城や南部氏の歴史がパネル展示されていて読み応え十分です。
今回はゴールデンウィークの訪問だったために鎧兜の試着イベントがありました。
普段見慣れない鎧の「着付け」ですが3人のスタッフさんが子ども達2人に手際よく鎧を着させてくれます。
子供用の鎧として赤い義経セットと黒い信長セットがありますが、こどもの日で男の子がメインのため義経はズキマル君に回されたようです。
モカの信長セットは総重量8キロ、ズキマル君の義経セットは総重量10キロと着慣れない甲冑に振り回されている姿が笑えます。
それでも、着付けが済み、金屏風の前に座らせてもらうとナカナカ見事なものです。
およそ1時間半ほどガイドをしてもらって楽しい時間を過ごし、根城の散策も終了です。
スタンプは主殿のある本丸入り口の券売所またはボランティアスタッフのいる八戸博物館と根城公園の入り口の門の間の建物でもらえます。
※記憶があいまいですがこの写真は主殿内のジオラマだったかも?
また青森の民謡や民話を聞くことが出来る無形資料展示室もあり、こちらからは子ども達がナカナカ離れようとしませんでした。
結局、城郭と博物館の散策で3時間以上も費やすことが出来ました。
見所満載で、今回だけで全てを理解できたわけではありません。
もう少したくさん城巡りをすると、もっと楽しめるのかも知れませんね。
□根城(ねじょう)第5番
TEL:0178-41-1726
青森県八戸市根城47
主な城主:南部氏
スタンプ設置場所:根城広場料金所、ボランティアガイドハウス窓口 他
開館時間:9:00-17:00
休館日:月曜日
入館料:大人250円子ども50円(博物館セット400円子ども80円)
駐車場:あり(博物館側24台)
より大きな地図で 銀色テントむしの日本100名城 を表示
※根城の広場では、ボランティアの史跡ガイドが史跡の案内をしてくれます。
(案内は無料・所要時間約1時間)。
ワンポイント
戦国史
1590年(天正18年):小田原征伐の際に宗家の三戸城主南部信直は豊臣秀吉の元に帰参して所領の南部7郡を安堵された。この際に、根城八戸氏も宗家の支配下に組み込まれた。
宗家の南部利直は盛岡城を築き盛岡藩を開いた。同時に八戸も盛岡藩領に帰属した。
1627年(寛永4年):八戸氏22代・直秀は利直により遠野城(岩手県遠野市)に移封となり根城は廃城となった。
※ウィキペディアより抜粋

















