スタンプラリーを見かけるとついつい参加してみたくなりますが、景品の有無だけではなく、「好きなこと」かどうかにかかわっています。
蒸気機関車とデカ盛り、そして幕末と名城を求めて毎週末、家族旅行しているのにキャンプ歴のない軽自動車キャンピングカー「eK-Camp (ロータスRV販売 )」銀色テントむし 乗りのnorizoです。
皆さんは「日本の100名城スタンプラリー」と言うのがあるのをご存知ですか?
財団法人「日本城郭協会」が選定した100の城や城跡を巡る際に、スタンプブックにスタンプを押していくと言うものです。
このスタンプブックは有料でしかも景品がありません(笑)
しかし、どうせ城巡りが趣味なのでせっかくならやってみようと思います。
参加するためには2007年5月発行の「日本100名城公式ガイドブック」を手に入れなければなりません。
お城で売っていない場合も多いので事前に入手しておく必要があります。
norizoは楽天で入手しました。
【送料無料】日本100名城公式ガイドブック
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桜のシーズンは近隣の駐車場も有料になってしまうようで、公園近くは1回700円です。
確か無料の駐車場があったことを事前に調べていたので、図々しく交通整理のボランティアさんに無料駐車場の位置を教えてもらいました。
高遠城から西側に2キロほど離れた三峰川河川敷に「11番」と書かれた臨時駐車場があります。
ちょっと歩く距離が伸びますが、だからこそ見えるものもあるのです。
河川敷の駐車場から秋葉街道に抜けると高遠バイパスに突き当たります。
ここに置かれているのが「太鼓櫓(3分の2縮尺)」です。
ホンモノは高遠公園内にありますが、縮小モデルが観光用に置かれているんです。
今回はスルーして向かいの道から階段を登る徒歩専用の「自分坂」を歩きます。
クルマでは見逃してしまいそうな細い道ですが、山城らしいいい雰囲気です。
クルマだとクネクネ道を進むのですが、歩きだと意外と近くてビックリします。
訪問当日は桜の蕾がパンパンに張った状態でまだ開花していませんでした。
大手門の先には「進徳館(しんとくかん)」があります。
入場料が無料なのも嬉しいところです。
入り口には入場門が構えられていますが、入場料をとられている様子はありません。
訪問日が2012年4月15日(日)だったんですが、開花宣言がまだだったために入場料がかからなかったようです。
石垣と堀が巡らされ、この橋を渡ると本丸エリアに入ります。
桜が満開であればさぞ美しいことでしょう。
しかし、周囲には柵がめぐらされていて中に入ることは出来ません。
公園南側に信州高遠美術館があり、それに併設して謎の三重塔があります。
「巽櫓資料館(たつみやぐらしりょうかん)」らしいのですが、どなたかが建築され一時期は展望室として利用されていたようですが、現在は開放されていません。
しかしありがたいことにスタンプは屋外設置されています。
と、言うわけで27箇所目のスタンプをペタリ♪
前回が広大な江戸城だったため、ちょっと小さく感じましたが、それでものんびり回ると1時間くらいの道のりです。
桜のシーズンなら出店も多く、香りと食感も合わせて楽しめるのがいいですね。
一度は桜満開の季節に来てみたい名城でした♪
□高遠城(たかとおじょう)第30番
TEL:0265-94-2557
長野県伊那市高遠町東高遠
通称・別名:兜山城
主な城主:高遠氏、秋山氏、武田氏ほか
スタンプ設置場所:伊那市立高遠町歴史博物館
スタンプ設置場所住所:長野県伊那市高遠町東高遠457
駐車場:あり(700円)※11番臨時駐車場は無料
開館時間 9:00 - 17:00(開花時期朝7時から)
休館日:月曜日
入館料:大人400円子ども200円
公園入場料:大人500円小中学生250円
※開花宣言後の花見シーズンのみ
より大きな地図で 日本100名城 を表示
高遠城は戦国時代、武田信玄の家臣であった山本勘助が改修した堅城です。別名兜山城(かぶとやまじょう)とも言われています。
現在、当時の建物は解体・移築され、かつての敷地内には残っていません。
唯一、高遠藩士の師弟が学んだ藩校、進徳館(しんとくかん)が現存しています。
廃藩置県後、旧高遠藩士達が桜の馬場から桜を城跡に移植し、明治8年(1875年)に高遠城址公園となりました。