蒸気機関車とデカ盛りと道の駅を求めて毎週末、家族旅行しているのにキャンプ歴のない軽自動車キャンピングカー「eK-Camp
やって来たのは都営三田線蓮根駅を東側に降りて住宅街の路地を進んだところにある板橋区城北交通公園です。
この公園の中に朝9時から16時まで開放されているエリアがあり、その中に「交通資料館」があります。
見た目は古い幼稚園のようですが、館内には蒸気機関車の写真が展示され、敷地内には都バスも静態展示されていて運転席などに座ることも可能です。
このSLは「ベビーロコ(東武鉄道1)」です。
ボロボロですがれっきとした機関車です。
「小さな機関車(baby locomotive)」がベビーロコと言う車輌の名前の由来と思われます。
たぶん「軽便車両」に属するSLと思われ、1912年にドイツのコッペル社で製造され和歌山県の有田鉄道が所有していたものですが、戦後、東武鉄道に引き取られます。
しかし、石炭や水の積載量が少なく、牽引貨車も10台程度であることとマニュアル運転だったこと、最大時速が20キロだったことから回送列車としてひっそりと動いていたに過ぎなかったそうです。
一応「東武鉄道1」ですが、東武博物館に展示される5号や6号の方が年式は古いようです。
1953年には廃車後、東武東上線ときわ台駅に静態展示されていました。
そんな悲しい状態から一転、20年後の1973年からのこの40年間は城北公園で子どもたちの遊び場として親しまれてきているのです。
せめて赤と白の色だけでも塗りなおしてあげると見違えるように素敵な機関車になると思うんですけどね。
残念なのは解説資料の状態もそうです。
せっかく保存してくれている人たちが調べて丁寧に作ってくれた解説のパウチには、心無い人たちのキックの跡があります。
…悲しいです。
大事にしてください。
さて、開門時間の限られる敷地内に戻ると、満開の桜の先にもう一台の静態蒸気機関車があります。
…あ、ニャンコ先生だ。
印刷ではなくホンモノです。
とりあえず「ジョバンニ」と呼ぶことにしましょう(笑)
このデゴイチもボロボロですが、運転席に乗り込むことが出来ます。
展示内容は蒸気機関車の写真や模型、旧国鉄時代のグッズや昔の写真、そしてHOゲージです。
朝10時半、午後1時半、3時の1日3回HOゲージの運転もしてくれているようです。
ちょっとタイミングが悪く、HOゲージの運転時間に居合わせることが出来ませんでしたが、清掃状態や展示内容を見るに、管理している方の愛情を感じずにはいられません。
とても居心地のいい公園と資料館に嬉しくなりました。
観光名所とは行きませんが、これまでもこれからも地域の皆さんの憩いの場であることは間違いないでしょう。
□城北交通公園(交通資料館)
TEL:03-3969-9422
東京都板橋区坂下2-19-1
開館時間 10:00 - 16:00
入館料:無料
休館日:月曜日
駐車場なし
より大きな地図で 静態蒸気機関車 を表示
◇車歴(東武鉄道1 別名:ベビーロコ)
製造:1912年 コッペル No.5885
輸入使用:1912年 有田鉄道1
移動:東武鉄道東上線 川越機関区
保存:1952年 池袋
保存場所移転:1958年7月 東武鉄道常盤台駅前
保存場所移転:1973年8月 城北交通公園
◇車歴(D51513)
製造:大宮工場 No.26
配置:1948年7月1日 新津
配置:1957年11月1日 新津
配置:1968年4月1日 新津
廃車:1972年6月14日 酒田
※やまてつさんHPより












