銀色テントむしでSL巡り…仙台「C601」 | 軽キャン♪銀色テントむし660

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今週は「長野」!デカ盛り・SL・道の駅!このキャンピングカー「テントウムシ」ですか?いいえ、「テントむし(テントムシ)」、「eK-Camp(ekキャンプ)」です。
家族4人、軽キャンカーで日本全国行脚します♪たまに、車中泊しながらお城と新撰組も巡ります。

高速道路無料期間を満喫すべく、復興に燃える宮城県にやってきました。
蒸気機関車とデカ盛りと道の駅を求めて毎週末、家族旅行しているのにキャンプ歴のない軽自動車キャンピングカー「eK-Camp  テントむし屋根開き(ROTUS(ロータス)RV販売  )」銀色テントむし  テントむしオレンジ乗りのnorizoです。

仙台市の市民会館の横に「西公園」と言う公園があります。
ここに静態展示されている蒸気機関車が「C601」です。


西公園のもう一つのポイントと言えば全長7.4mのこけしがあります。
昭和36年に山形県で製造され、宮城県の観光広報用に設置されたものだそうです。


話しを戻して「C601」にしましょう。
屋外展示なので相当劣化が進んでいるのが印象的です。
しかし、度重なる震災にも耐え抜いてレールの上に載ってくれているだけでも嬉しくなります。


広場が広いためじっくり機関車を見られるのも嬉しいスポットです。
C60は現存車輌がこの1台しか残っていません。


それだけにサビにより各所が崩れ落ちていくのは偲びありません。
C59の改造型なので動輪も大きく、高速かつ大量輸送が可能であったことが感じ取れます。


運転席に乗り込むことも可能です。
ガラスがすべて撤去されていて、足場の木材にも腐食が見られます。
各種パーツについても欠損がありそうですが、ズキマル君は乗れるだけで幸せなのです。
考えれば40年以上も静態展示されていてもこれだけの状態を保っているのですから日本の技術の素晴らしさを伝えるべきなのかもしれません。


後ろ姿も凛々しいんですが…ナンバープレートは展示当初のものではないように見えます。
これも盗難にあってしまった結果なのでしょうか?


解説も50年以上そのままであると見られ、白い下地と黒い文字が煤けて見えます。

しかし、「C60」最後の1台ですから長く展示してもらいたいですねぇ…

公園にはポイ捨てもなく、市民の皆さんや管理されている方々の心遣いが見えます。
おそらく保存会の皆さんの高齢化も進んでいることでしょうから、ズキマル君やnorizoを含めた若手の保存活動が大事な時期なのかもしれませんね。


□仙台市民会館(C601)
 TEL:022-262-4721
 宮城県仙台市青葉区桜ケ岡公園4-1
 駐車場あり?
 ※実配置は西公園
 保存会:鉄道OB会仙台支部


より大きな地図で 静態蒸気機関車 を表示


 ◇車歴
  製造:1941年9月5日 日立製作所笠戸工場 No.2120
  配置:1943年3月31日 姫路
  配置:1947年3月1日 姫路第二
  配置:1953年3月1日 姫路第二
  C5927より改造: 1953年11月6日 浜松工場
  配置:1953年11月6日 尾久
  廃車:1968年10月1日 盛岡

ワンポイント
C59型の1軸従台車を2軸従台車に改造し、軸重を軽減して使用できる線区を拡大した。
1953年から国鉄浜松工場と郡山工場で 47両が改造されました。
廃車が早かったためか残存するのはこの1両のみです。


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2012/03/25 10:30