自らを表明する、ということは時に難しく困難を極めるでしょう

なぜなら自分自身についてわかっていることの方が少ないからです

抑圧されたという定義では語り切れないほどにあなたは(そして周囲の人は)様々な感情と

情報を受け取り続けています

そして自分自身のキャパシティがわからないまま走り続けることが美徳と考えてしまうのです

穏やかさ、というのは自分自身を内包し己の欲求・感情・思考

全てを包みこんでこそ生まれるもの


円であり縁に縁(ふち)に生きていると言っても良いでしょう

どっぷりと浸かるのではく自分自身の枠を感じ許容量を感じ 

それを許し共にあることです

感情に振り回されるというのは間違いです

感情はあなたを振りまわすものではなく

必要な出口を捜して彷徨っているエネルギー

時にそれは喜びとしてあなたを満たし内と外を繋げ

人人との連帯感をもたらすでしょう


時にそれはあなたと他者を切り離し必要な静寂をもたらしてくれるでしょう

悲しみは自分自身の枠(境界線)をハッキリさせてくれるでしょう

あなたが哀しみを受け入れた時に強い浄化が起こり

涙を流すことで古い痛みは肉体の奥底から消え

身体が新しく生まれ変わります

そうした必要な過程を経る事で人は心と体

感情と思考実行と静寂内と外のバランスを取りながら

より大きな自分へと育って(あるいは還って)

いくのです


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