あけましておめでとうございます。

理学療法士の矢頭です。

本年もよろしくお願いします。

今回は足関節前方インピンジメント症候群について話します。

足関節前方の異常な骨組織が衝突することや、滑膜や靭帯などの軟部組織が関節内に挟み込まれることにより、足関節の背屈時に疼痛が生じ、可動域制限される状態をいいます。

サッカーなどのスポーツ選手に多く、スポーツ中に足関節前方に痛みが生じます。特に足関節を強く背屈させた時、足関節前方に痛みが誘発されるのが特徴です。

骨棘による骨性インピンジメントと軟部組織によるインピンジメントがあります。骨棘は足関節前方に加わる繰り返しの外力により足関節前面の軟骨損傷が起こり、さらに足関節背屈動作による繰り返しの損傷が加わることにより生じると言われています。

安静、スポーツ活動制限、装具療法、消炎鎮痛薬の投与、痛む部位への注射などがあります。保存療法で改善がない場合、骨棘や原因となる軟部組織などを切除する手術をすることがあります。関節鏡を用いて行うと、早期に荷重でき、比較的早くスポーツ復帰が可能となることが多いです。