こんにちは、理学療法士の安部です。
今回、踵骨骨折について話します。
・原因
踵骨骨折のほとんどは高所からの墜落によって踵部を打撲して起こる圧迫骨折で、両側性のことも多く、しばしば腰椎の圧迫骨折など他の部分の損傷も伴っていることがあります。稀にアキレス腱の急激な緊張、牽引によって踵骨隆起の上方が裂離することがあります。
・症状
受傷直後から、踵部への荷重が困難となります。皮下出血、腫脹が著明であり局所の圧痛と足関節運動時の激痛を伴います。
・治療
踵骨骨折は、骨折形態が複雑になりやすいこと、体部骨折では外傷性扁平足の起こりやすいこと、固定によって骨萎縮の生じやすいことなどの理由により、治療が難しい骨折です。したがって、個々の症例を十分に検討しながら治療方針を立てて、機能的な治癒を目指さなければなりません。
基本方針は次の通りです。
a.踵骨隆起上方の裂離骨折
アキレス腱の強力な牽引によって嘴状に転位するため、保存的に骨癒合が得にくいです。アキレス腱外側部に小切開を加え、尖足位として整復位を保持しながら海面骨スクリューで内固定します。
b.関節内骨折
保存療法
高齢者では圧迫包帯のみで、直後から自動運動を行わせたほうが機能予後がいいです。活動的な患者では、腰椎麻酔下で徒手整復することが勧められます。良好な整復位が得られれば弾性包帯で圧迫し、数日後から自動運動を開始します。6~8週後から足底板をつけて荷重します。
観血的治療
骨折部の転位が大きいものや徒手整復で良好な整復位が得られないものは、観血的治療の適応となります。
今回、踵骨骨折について話します。
・原因
踵骨骨折のほとんどは高所からの墜落によって踵部を打撲して起こる圧迫骨折で、両側性のことも多く、しばしば腰椎の圧迫骨折など他の部分の損傷も伴っていることがあります。稀にアキレス腱の急激な緊張、牽引によって踵骨隆起の上方が裂離することがあります。
・症状
受傷直後から、踵部への荷重が困難となります。皮下出血、腫脹が著明であり局所の圧痛と足関節運動時の激痛を伴います。
・治療
踵骨骨折は、骨折形態が複雑になりやすいこと、体部骨折では外傷性扁平足の起こりやすいこと、固定によって骨萎縮の生じやすいことなどの理由により、治療が難しい骨折です。したがって、個々の症例を十分に検討しながら治療方針を立てて、機能的な治癒を目指さなければなりません。
基本方針は次の通りです。
a.踵骨隆起上方の裂離骨折
アキレス腱の強力な牽引によって嘴状に転位するため、保存的に骨癒合が得にくいです。アキレス腱外側部に小切開を加え、尖足位として整復位を保持しながら海面骨スクリューで内固定します。
b.関節内骨折
保存療法
高齢者では圧迫包帯のみで、直後から自動運動を行わせたほうが機能予後がいいです。活動的な患者では、腰椎麻酔下で徒手整復することが勧められます。良好な整復位が得られれば弾性包帯で圧迫し、数日後から自動運動を開始します。6~8週後から足底板をつけて荷重します。
観血的治療
骨折部の転位が大きいものや徒手整復で良好な整復位が得られないものは、観血的治療の適応となります。