こんばんは。

理学療法士の矢頭です。今回は、前十字靭帯損傷について話します。

サッカーやラグビーなどのコンタクトスポーツにおいて相手チームの選手にタックルをされて膝をひねったり、バレーボールのジャンプの着地やバスケットボールでの急な方向転換などで膝に過度の負担がかかった時に生じます。スキーなどでも多い膝のけがです。受傷後痛みが生じ、しだいに膝が腫れてきます。

病態は、前十字靭帯は膝の関節内にあるので、切れるとそこからの出血が関節にたまるのが特徴です。診断には徒手的診察やMRIが重要です。

治療は、損傷した靭帯はギプス固定などでは治りません。損傷後1ヶ月ほどで痛みはとれ、日常生活には支障がなくなることがほとんどですが、それは損傷に伴う炎症が落ち着いたのにすぎず、靭帯は切れたままです。スポーツの継続を希望する人には手術を勧めます。近くの腱を採取して靭帯を再建くるのが一般的です。

当院スタッフは学会等で前十字靭帯損傷について発表をしています。気になる方はホームページをご覧ください。