皆さんこんにちは。看護師の樋口です。
秋晴れの心地よい季節となりました。皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。最近、面白かった記事で是非皆さんにも活用していただけたらと思い、今回コミュニケーション力の向上について挙げてみました。

好かれる人は無意識にやっている心理テクニック。
仲の良さそうなカップルや友達同士が、同じような行動をしている場面に遭遇することがあります。カフェで、一人がコーヒーを飲むと、もう一人も飲み物を飲み出す、といった場面です。
これは、「ミラーリング」といって、好意を持っている相手の表情や動作などを無意識に真似てしまう現象のことです。お互いのコミュニケーションがうまく進んでいる時には、ミラーリングが特に活発になることがわかっています。
ミラーリングは、相手に対して「あなたに好意をもっています」というメッセージを無意識のうちに送っているのです。ミラーリングをした相手に好意を抱き、親近感や信頼感が増すことを「ミラーリング効果」といいます。

ビジネスシーンでも使える「ミラーリング効果」
社内外を問わず、なぜか好かれる人っていますよね。そうした人は無意識にミラーリング効果を使っているのかもしれません。
コミュニケーションの場面でミラーリング効果を活用すると、「良い関係を築きたい相手」との間に親近感や信頼感が生まれ、心を通わせ合うことも可能です。
とっつきにくい初対面の相手や、苦手な上司とのコミュニケーションの場面で、「相手とうまくいかないな」「好かれていないかも」と感じたら、ミラーリング効果を試してみましょう。

◉ミラーリング効果はどう使うのでしょうか?
「良い関係を築きたい相手」に対して、相手の動作や表情、会話などをさりげなく同調させて真似します。
心が通い合っていることを「息が合う」といいます。実際に気の合う者同士が一緒にいると、呼吸のペースまで合ってくるといわれています。

■動作を合わせる
相手の動作を観察し、相手がお茶を飲んだら自分も飲む、相手がペンを持ったら自分も持つなど、さりげなく動作を合わせます。
わざとらしくならないよう、タイミングを少しずらすなどして自然に行ってみましょう。

■姿勢を合わせる
相手が身を乗り出して話をしているなら、自分も身を乗り出して話を聞きます。相手が姿勢を正したら、自分も同じように姿勢を正します。お互いの共感性が生まれ親近感が増すでしょう。

■表情を合わせる
相手が楽しそうな表情で話をしている時は、こちらも楽しそうな表情で話を聞きます。相手が真剣な表情の時は、こちらも真剣な表情をすることで、相手は自分の気持ちを理解してくれたと感じるでしょう。同じような表情をすることで、相手との信頼感が増します。

◉会話のテンポや声のトーン、声の大小を合わせる

会話のテンポや声のトーン、声の大小を相手に合わせることも、親近感や信頼感を深める重要なポイントとなります。
話の聞き手は、自分とほぼ同じようなテンポで話す人を、より有能だと判断する傾向にあることが示されています。
相手の会話のテンポを観察し、相手がゆっくりと話をするならこちらもゆっくりと、相手がテンポよく話をするならこちらも同じ速さで、息を合わせて会話をするようにします。

◉会話の中の相手の言葉を繰り返す
会話の中で、相手の言葉と同じ言葉を繰り返すと、相手の話を肯定的に、真剣に聞いているという印象を与えます。

動作や表情などの情報を伝えることができない電話の場合も、言葉を繰り返すことで親近感を深める方法の一つとして有効です。

◉わざとらしい真似ではなく、タイミングを考慮したミラーリングを!
いかがでしたか? ミラーリング効果を活用することで、相手とのコミュニケーションがより円滑に進む可能性があります。ぜひ皆さんも試してみてはどうでしょうか?