こんにちは、高橋です。
最近は大雨が続いていますが、その影響で室内でも空調を付けていても湿度が高く、余計に暑く感じる日もあります。夏は沢山の汗をかくことで、体内の水分量が減少しやすい時期です。こうした時期に発症しやすい疾患の一つに「尿管結石」があります。
夏期は、他の時期に比べて特に多く結石発作が起こるといわれています。
【尿管結石とは】
腎臓でできた結石が、尿管に詰まってしまったものを言います。泌尿器系にできる結石のうち約9割は、上部の腎結石と尿管結石が占め、その約半数以上が再発を繰り返す様です。
腎臓にあるうちはあまり痛みを感じませんが、結石が尿管に出て途中で詰まってしまうと、激しい痛みに襲われます。
結石の成分は、8~9割がカルシウムです。その中でもシュウ酸とカルシウムが結合し、シュウ酸カルシウムになった結石が、特に多いといわれています。
また、男性の約7人に1人、女性の約15人に1人が、一度は経験するといわれています。女性に少ないのは、女性ホルモンのエストロゲンが、結石の結晶化・成長を抑制する物質と結びついて働いているからです。
【予防】
泌尿器系にできる結石は、糖尿病、高血圧、痛風、脂質異常症などの生活習慣病の人に多く、そのうちの男性の約4割は肥満であるという報告があります。それは食生活の欧米化が理由といわれ、動物性脂肪の多い食事が続くと、カルシウムやシュウ酸が尿へ溶け出す量が増え、結石ができやすくなります。
また、尿は本来弱酸性ですが、こうした食事によって酸性に傾くことも影響しています。
そのため、食生活を中心とした生活習慣を改善することが、発症または再発予防には大切です。
【水分を多くとること!】
食事以外でも、水分を積極的に取ることが大切です。空調を使っていて汗をかかなくても脱水になりやすい為、脱水予防のためにもこまめに水分は摂りましょう。ただし、シュウ酸を多く含んでいる紅茶、コーヒー、抹茶など、またプリン体を多く含むアルコールなどは、高尿酸血症が結石を誘発しやすく、取りすぎには注意が必要です。
まだまだ暑い日々が続きますので、普段の食生活を見直して、水分もこまめに摂るようにして予防しましょう。