こんにちは、理学療法士の安部です。
今回、脱臼について話します。
○定義
外傷などにより関節周囲の靭帯や関節包が損傷したり、先天的に関節が弛緩状態にあることが影響し、関節面の適合性が完全に失われた状態を脱臼といいます。同様の原因により関節面の適合性が失われているが、一部接触を保っているものを亜脱臼といいます。
○種類
・外傷性脱臼
スポーツにおける他選手との接触や交通事故などにより脱臼したもの。
・関節包外脱臼
関節を構成する骨の一方が関節包を破り関節外に逸脱したもの。
・関節包内脱臼
関節を構成する骨が関節包内にとどまるもの。
・反復性脱臼
外傷性脱臼の受傷後に軽度の外力で脱臼を繰り返すようになった状態で、肩関節脱臼に頻発します。
・陳旧性脱臼
整復されず放置された脱臼で損傷部位の瘢痕化や癒着が生じ、徒手整復が困難となり観血的整復を要するもの。
・先天性脱臼
先天的な関節の異常などによる脱臼であり、代表的なものとして先天性股関節脱臼が挙げられます。
○症状
完全脱臼では疼痛と運動制限が認められます。脱臼した際に関節への筋の作用などにより患肢が短縮します。他動的な関節運動時にばねのような弾力性のある抵抗感を感じることができます(ばね様固定)。
○治療
脱臼はすみやか(できれば24時間以内)に整復することが望ましいです。大腿骨頭や上腕骨頭は、脱臼から整復までの時間が長くなるほど外傷性骨壊死の発生頻度が高くなるからです。
一方、無理な整復は新たな骨折を起こすことがあるので、可能な限り適切な麻酔下に、疼痛と筋の緊張を取り除いて行います。整復後、関節包の損傷部位が治癒する3週間を目安に固定する必要があります。固定法、固定肢位は関節によって異なります。
○予後
整復までの時間、骨折の合併、開放性か否か、周囲の軟部組織損傷の程度などによって異なります。
今回、脱臼について話します。
○定義
外傷などにより関節周囲の靭帯や関節包が損傷したり、先天的に関節が弛緩状態にあることが影響し、関節面の適合性が完全に失われた状態を脱臼といいます。同様の原因により関節面の適合性が失われているが、一部接触を保っているものを亜脱臼といいます。
○種類
・外傷性脱臼
スポーツにおける他選手との接触や交通事故などにより脱臼したもの。
・関節包外脱臼
関節を構成する骨の一方が関節包を破り関節外に逸脱したもの。
・関節包内脱臼
関節を構成する骨が関節包内にとどまるもの。
・反復性脱臼
外傷性脱臼の受傷後に軽度の外力で脱臼を繰り返すようになった状態で、肩関節脱臼に頻発します。
・陳旧性脱臼
整復されず放置された脱臼で損傷部位の瘢痕化や癒着が生じ、徒手整復が困難となり観血的整復を要するもの。
・先天性脱臼
先天的な関節の異常などによる脱臼であり、代表的なものとして先天性股関節脱臼が挙げられます。
○症状
完全脱臼では疼痛と運動制限が認められます。脱臼した際に関節への筋の作用などにより患肢が短縮します。他動的な関節運動時にばねのような弾力性のある抵抗感を感じることができます(ばね様固定)。
○治療
脱臼はすみやか(できれば24時間以内)に整復することが望ましいです。大腿骨頭や上腕骨頭は、脱臼から整復までの時間が長くなるほど外傷性骨壊死の発生頻度が高くなるからです。
一方、無理な整復は新たな骨折を起こすことがあるので、可能な限り適切な麻酔下に、疼痛と筋の緊張を取り除いて行います。整復後、関節包の損傷部位が治癒する3週間を目安に固定する必要があります。固定法、固定肢位は関節によって異なります。
○予後
整復までの時間、骨折の合併、開放性か否か、周囲の軟部組織損傷の程度などによって異なります。