こんにちは、看護助手の森山です。


痛みがある場所に対してアイシング(冷やす)べきか、温める方が良いのか悩んだことはありませんか?診察介助についた際、患者さんからよく質問を頂くので、今回はどういった場合にアイシングをするべきなのか、温めるべきなのかご紹介したいと思います。


◎アイシングの効果・選択時期

アイシングは基本的に痛みが出現した直後、安静時も痛みが強い、患部が熱い感じや腫れがある時に行います。打撲や肉離れ、捻挫においても外傷の場合はその周辺で何らかの強い炎症が起きています。

炎症というのは靭帯や筋、腱、その他様々な起こりうるものであり、許容量を超える負荷によって通常とは違う状態になった組織を修復するためになくてはならない生体反応です。炎症反応としては患部が熱くなったり、腫れたり赤くなったりします。そのまま放っておくと痛みが残りやすくなる他に、靭帯や筋、腱などの組織が固くなり可動域制限も生じやすくしてしまいます。

そのため痛みの出始めや炎症症状がある場合はアイシングを選択し、できるだけ安静にする事が必要です。


◎温めることの効果・選択時期

アイシングが適応とされている炎症症状が軽減した後、または慢性的な痛みに対しては温めることが有効とされています。

温めることによって血管が拡張し、血行がよくなります。そして温められた部位の血液量が増えるので酸素や栄養素が増加し、多くの発痛物質を運び去り、組織の治癒を促進します。

痛みの種類としては鈍痛や重だるいようなときに選択するのが良いとされています


判断が難しいとは思いますが、ケアした後に楽にならない・逆に悪化するような場合は選択が間違っている可能性もあります。無理に続けず反対のケアを行い症状がどう変化するかを確認することも、症状を軽減させるために必要な行為だと思います。