こんばんはトレーナーの松崎です。
今回は前回お話した生活習慣病の1つでもある糖尿病の治療方法や合併症についてお話します。
治療方法として、1型糖尿病ではインスリンの必要量が足りていないため、速やかにインスリン注射によって補っていく。2型糖尿病では、食事内容に気をつけたり(食事療法)適度な運動を行ったり(運動療法)することで症状を改善していく。食事療法は、炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素をバランスよく取ることや、ビタミン、ミネラルなどを欠かさず取ることが大切となる。具体的には、かかりつけ医に1日に必要なエネルギー量を決めてもらい、「糖尿病食事療法のための食品交換表」(日本糖尿病学会)という表を利用して栄養バランスの良い食事を取る。運動療法は、ウォーキングや自転車、スイミング、ジョギングなどの有酸素運動を1回20~40分、週に3回実施する。目安として、2〜3ヵ月ほど食事療法と運動療法を続けて、症状の改善が見られない場合には、経口血糖降下剤やインスリン注射あるいはGLP‐1受容体作動薬注射などによる薬物療法に切り替える方法もあります。
症状として、2型糖尿病の場合、初期症状はほとんどなく、早期発見が難しい。悪化すると口の中が渇く、喉が渇く(水分を多く摂取するようになる)、トイレが近くなる、疲れやすくなる、体重が減るといった症状が見られる。さらに悪化して慢性化すると、糖尿病網膜症(目の奥の網膜にある血管から出血が起こったり、異常な血管が網膜につくられたりして、視力の低下や失明などを引き起こす病気)、糖尿病腎症(腎臓の血管が破壊されて腎臓の機能が低下し、腎不全などを引き起こす病気)などの合併症を引き起こす。1型糖尿病も上記のような症状が出るが、中には1週間以内と急激に悪化する場合があり、劇症1型糖尿病と呼ばれる。また、発症までにかなりの時間を要する緩徐進行1型糖尿病も存在します。
2型糖尿病は食生活が乱れたり運動不足になったりすることが原因で起こるため、バランスの取れた食事や適度な運動を心がけることが予防につながる。また、肉体的・精神的ストレスの蓄積も糖尿病には関連することが知られており、注意することも大事です。