こんにちは 理学療法士の山本です
日頃、運動中や睡眠中に急に足がつったりすることはありませんか?
ほとんどの人が経験してると思います。
今回は「つる」原因・予防について話していこう思います。
「つる」 とは、筋肉が痙攣(けいれん)し固くなり痛みを伴ったまま動かせなくなった状態です。
筋肉がつる原因(筋の収縮や痙攣)
その原因の一つに筋肉を縮めたり緩めたりするセンサーの働きが悪くなってしまう事が考えられます。筋肉には強い負担がかかった時に筋肉の損傷を防ぐ為に働くメカニズムがあり、そのメカニズムを担うのが筋紡錘(きんぼうすい)・腱紡錘(けんぼうすい)というセンサーです。筋繊維の中にある筋紡錘というセンサーは筋肉が伸ばされすぎると 伸びすぎて切れないように 「縮め」 と指令を出します。
筋をゆるめて腱にある腱紡錘(ゴルジ腱器官)というセンサーは「これ以上、負荷がかかると筋肉や腱が切れる」という危険を回避する為、筋肉に「ゆるめ」と指令を出します。腱このメカニズムが働く為、無意識に私達の筋肉のバランスをとっていますが、この働きが鈍くなることで筋肉を調整するシステムが崩れ異常な収縮が起きるとされています。
病気等の要因がない場合、有力視されているものに「電解質異常」があります。電解質とは水に溶けると電気を通す物質の事で、体液中にあり神経が情報のやり取りをする際使われます。 主な電解質にはマグネシウム・カルシウム・ナトリウム・カリウム等のミネラルがあり、ミネラルが不足する事や、筋疲労・栄養不足・脱水・冷え等で筋肉にうまくいき渡らなくなる事で神経伝達に支障が生じ痙攣を起こすと推測されています。
予防のポイントとして
1、栄養
ミネラルをバランス良く、 まめに摂りましょう(水分も)。
マグネシウムであれば海藻 ・ 豆類、カルシウムであれば乳製品、カリウムはバナナ・リンゴ等に豊富に含まれています。汗をかくと一緒にミネラルも排出されてし まいます。その為、運動中あるいは前後もまめな水分補給を心掛けましょう。睡眠時もコップ 1 ~ 2 杯程の水分が失われる事、寝る前に水分補給をする のも効果的です。色々と摂るのが面倒という方はスポーツドリンク等を摂取する 事も良いと思われます。
2、保温
温めると血液循環を改善させ、疲労を溜めない効果があります。
足浴や入浴で身体を温めると効果的です。また筋肉を柔らかくする効果もあり、下記のストレッチ等と併用して行うことによって、より効果を高めることが出来ます。
3、運動
筋肉の柔軟性を保つ為のストレッチや、足部の血液循環を促す訓練を行ないましょう。