みなさん、こんにちは。
理学療法士の池田です。
コロナ感染のニュースが連日取り上げられています。
より一層、感染管理に努めたいものです。
今回は、乳酸菌について紹介します。
乳酸菌と聞くと、身体に良さよう!というイメージが湧きます。
乳酸菌はヒトの身体にとって良いはたらきをしてくれる「善玉菌」です。
炭水化物や糖を消費して「乳酸」という物質を作る微生物(菌)の総称です。
乳酸が作られると腸内が酸性に保たれ、「悪玉菌」と呼ばれる悪いはたらきをする菌の増殖を抑えることになります。
ヨーグルトやチーズ、漬け物など発酵食品の製造に使われており、それらの食品を食べることで体内に取り込むことが
できます。
乳酸菌は継続的に摂取することが重要となります。食べ物や飲み物で乳酸菌を摂取しても、いつまでも腸内に留まって
働き続けるわけではありません。
そのため、日々さまざまな食べ物から摂取し、乳酸菌のエサとなる成分を含む食べ物を食べたりする必要があります。
〈効果〉
①整腸作用
腸内で乳酸菌が増えると、便通の改善といった整腸作用が期待できます。
ヒトの腸内細菌は善玉菌と悪玉菌、そのどちらでもない中間の菌に分類され、悪玉菌が増えると腸の働きが鈍くなると
されています。
乳酸菌は乳酸を作ることで腸内を酸性にし、悪玉菌の繁殖を抑え腸の働きを活発にします。
②コレステロール低減作用
乳酸菌のなかには、コレステロールを低下させる機能を持つものがあります。
コレステロールとはヒトの身体に存在する脂質の一つで、細胞膜やホルモンなどをつくる材料です。
身体にとって必要な物質ですが、コレステロールには「善玉コレステロール」と「悪玉コレステロール」があり、
悪玉コレステロールの増えすぎは注意が必要です。
血中の悪玉コレステロールが増えすぎると動脈硬化が進行し、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などの病気を誘発する可能性
があります。
乳酸菌の一部にはコレステロールを吸着させ血中のコレステロール濃度を下げてくれる働きがあると考えられています。
③免疫力を高める
乳酸菌の一部には、免疫力を高める効果があることが分かっています。
「免疫」とは、ヒトの身体が持っている防御システムです。
体内に細菌やウイルスが侵入すると、免疫細胞が異物と認識して攻撃し、身体を正常に保ってくれます。
乳酸菌のなかには身体の免疫機能を活性化させる作用を持つものがあることが確認されています。
④老化の予防
乳酸菌のなかには、老化を予防できる可能性が示唆されているものもあります。
乳酸菌は、ヒトの腸の中ではたらく身体の健康を支える重要な菌です。
腸内環境を整えたり、免疫力を高めたり、さまざまな効果があります。
乳酸菌はヨーグルトや漬物などの発酵食品や、乳酸菌を添加したお菓子などを食べることで摂取することができます。
死んだ乳酸菌には血圧を下げたり免疫力を調整したりする効果がありますが、お腹の調子を整えるためには生きたままの乳酸菌を、継続的に摂取することが重要です。
乳酸菌が含まれている食品はさまざまなものがあるため、自分に合ったもの探して摂取するとよいでしょう。