リハビリ部池田です。

この季節に悩ませられる方が多いアレルギー性鼻炎についてです。

アレルギー性鼻炎とは、花粉やダニなどの特定の物質(アレルゲン)を異物とみなし、

体内から異物を排除しようと主にくしゃみ、鼻汁、鼻閉の3つの症状が生じてしまう病気のことです。

アレルギーとは、ある特定の物質に対して体の免疫機能が過剰に反応してしまう現象の

ことです。アレルギーはI〜IVの型に分かれており、アレルギー性鼻炎はIgE抗体という

抗体が関与しています。

原因物質はたくさんありますが、アレルゲンに曝露されることでアレルギー性鼻炎が

出現する点は共通しています。アレルギー性鼻炎は一年中症状がある通年性アレルギー性鼻炎と一定の季節に限局して生じる季節性アレルギー性鼻炎に分類されます。

 

⚪︎通年性アレルギーは、年間を通じて家の中のちり(ハウスダスト)やダニ・ダニの糞、ペットの毛などによって引き起こされるアレルギー症状で、近年の若い世代(0歳~20歳)に多く見られます。日本人の4人に1人にその症状があるといわれ、年々患者数が伸びています。さらにコロナ渦、Withコロナにより増加していくことが予想されています。

それは、原因とされるアレルゲンがハウス(家の中)にあるため、自宅にいる機会が増えれば増えるほど、接触回数が増えることが要因となるそうです。

⚪︎季節性アレルギー性鼻炎でもっとも多い原因は花粉であり、花粉が原因で起こるアレルギー性鼻炎のことを一般的に花粉症と呼びます。

原因となる花粉は60種類以上ありますが、スギ花粉の飛散が多い日本では花粉症全体の70%がスギ花粉によるものと推測されています。

 

3大症状は“くしゃみ”“鼻汁”“鼻閉”です。そのほかに頭痛、頭重感、食欲不振、耳・喉・目のかゆみなどの随伴症状が起こることもあります。

また、倦怠感や意欲の低下にもつながります。

 

花粉症によるアレルギー性鼻炎は、新型コロナウイルス感染症の症状と多くの点で共通しています。花粉症は、くしゃみが発作的かつ連続して起こり、透明でサラッとした鼻水が出ます。また、モーニングアタックといって特に朝方に鼻の症状が強く出たり、目がかゆく、涙がでること多いのが特徴的です。

一方、コロナウイルス一般的な風邪やインフルエンザの症状と似ていますが、花粉症の症状と異なるのは咳や喉の痛みに加え、頭痛、全身の関節痛や筋肉痛を伴う点です。

特に息切れや味覚障害は新型コロナウイルスの感染を疑う症状です。

 

コロナ流行下ではくしゃみなど飛沫を飛ばしやすい花粉症は早期に治療しましょう。

花粉症では鼻や目がかゆくなります。ウイルスのついた手や指で、鼻や目をこすってしまうとコロナウイルスに感染するリスクもあります。

症状が酷くなる前に治療を始めましょう。