TODAY'S
 
朝の台所。子どものお弁当がない日は、私が自分の弁当作り。お米を詰め、卵焼きを焼く。シンプルだけど、なんだか気持ちが落ち着く時間だ。最後は冷凍枝豆とおかずを添えて「よし、完成」と思った瞬間、妻が一言。

「ちょっと待って、それに彩り足そうか?」


そう言って、鶏肉の炒め物とアスパラガスをそっと加えてくれた。あっという間に見た目も華やか。正直、最初は「もう完成してたのに」と思ったけれど、包み終えたあと、妙に心が温かくなった。




人の意見を素直に受け入れること。たったそれだけで、世界が少し優しく見える。

お弁当も人生も同じで、誰かの“ちょい足し”が自分の足りないところを補ってくれるのかもしれない。



その日、昼休みに開けたお弁当箱は、まるで小さな応援メッセージのようだった。忙しい朝の中で、妻の気づきが込められた彩り。自分の頑張りに、ちょっとした優しさが重なっていた。


  最近は、彩り豊かなお弁当写真がSNSでもトレンド。


「#妻弁当」「#夫婦弁当」「#ちょい足しおかず」といったハッシュタグで検索すると、思わず笑顔になる投稿が並ぶ。おしゃれでなくても、気持ちがこもっていれば立派な“映える弁当”になる。


  明日もまた、手作り弁当を包もう。

でも今度は最初から「ちょい足し、お願い」と素直に言ってみるのもいいかも。

きっと、もっとおいしい一日が始まるから。



  💡Abemaピックアップ

  1. 「夫婦弁当ストーリー」
  2. 「彩り」



  3. 「思いやり習慣」