
Amazonプライム・ビデオで『孤独のグルメ配信オリジナル2~五郎、芸人まみれ』を視聴した。
長年にわたり松重豊さん演じる井之頭五郎の“ひとり飯ドラマ”を楽しんできた私にとって、このシリーズはまるで旧友に再会したような安心感がある。
芸人たちとの絡みが加わり、いつもの孤独グルメとは少し違うテンポと笑いが味わえるのも魅力だ。
とはいえ、孤独のグルメはこれまでにシーズン10を超え、スペシャルや正月編なども多数放送されてきた。ファンとしては嬉しい一方で、「ちょっと多いな」と感じる瞬間もある。
毎年新作が出るという安心感はあるが、ややコンテンツ過多になってきた印象だ。五郎のペースで、私たち視聴者も“食の旅”を一休みするのも悪くない。
配信作品の良いところは、好きな時に好きな場所で見られる点。時間に追われず、心に余裕があるときに五郎の食事を堪能すれば、その一口一口がまた新鮮に感じられる。
しばらく距離を置いて、ふと「五郎の飯、また見たいな」と思った時に再生ボタンを押す。そんな付き合い方が“孤独のグルメらしさ”なのかもしれない。
『孤独のグルメ』は、ただの飯ドラマではない。忙しい現代人に、「ひとりの時間も悪くない」と気づかせてくれる心の休憩所だ。
次の新作が来るその日まで、少し休んで、また食欲が湧いたら戻ればいい。五郎もきっと、そんな風に笑ってくれる気がする。
北海道の美味しいモノが食べたくなってきた マイピックアップ旅行✈️
【マイピックアップ】
- 「孤独のグルメ的 アイテム」
