
今年のシルバーウィークは、家族と過ごす時間が長い休日になりました。
せっかくの休みなので、家族と過ごした後はサブスクで映画を何本か楽しむことに。
その中でも特に印象に残ったのが、ドウェイン・ジョンソン、通称「ロック様」が主演する『ザ・スマッシング・マシーン』です。
私は昔からプロレスが好きでした。
ところが、時代が進むにつれてプロレスから格闘技へと人気が移り、総合格闘技ブームが大きくなっていきました。
その絶頂期に登場したのが、あの「PRIDE」です。
当時の私はPRIDEに熱狂していました。
選手が入場するだけでワクワクし、試合が始まればテレビにくぎ付け。強い選手たちを見ながら、「この人たちは普通の人間とは違う」とさえ思っていたのかもしれません。
そんなPRIDEの裏側を描いたのが『ザ・スマッシング・マシーン』です。
ロック様が演じるのは、PRIDEで活躍した実在の格闘家マーク・ケアー。映画では、痛み止めへの依存や恋人との関係など、リングの外で抱えていた苦悩も描かれています。
正直に言うと、知りたくなかった。
「あの強かった選手にも、こんな苦しみがあったのか」
そう思うと、昔PRIDEに熱狂していた自分としては、複雑な気持ちになります。
もちろん、選手も一人の人間です。痛みや不安を抱えるのは当然です。
それでも、リングの上では「強さの象徴」だった選手の弱い部分を知ってしまうと、少し寂しい。
映画の力はすごいですね。知らなかった世界を見せてくれる一方で、「知らないままでもよかった」と思わせることもあります。
そして、もう一本見たのが、舘ひろし主演の『免許返納!?』です。
話題になっている作品なので期待して見ましたが、私には正直、あまりハマりませんでした。
というより、これは私にとって「舘ひろしのイメージ崩壊!?」です。
私は『あぶない刑事』が大好き。
舘ひろしといえば、クールでダンディ。銃を構え、颯爽とバイクを走らせる姿が印象に残っています。
だからこそ、今回のようなコミカルな役を見ると、「舘ひろしがこんなことをするのか」と少し戸惑ってしまう。
俳優として新しい一面なのは分かります。
でも、ファンとしては、やっぱり「カッコいい舘ひろし」が見たい。
映画の好みは、本当に人それぞれですね。
そして今回のシルバーウィーク、もう一つ感じたことがあります。
家族と長く一緒にいると、楽しいことばかりではありません。
普段とは違って長い時間を一緒に過ごすと、ちょっとした言葉や態度が気になったり、気持ちがぶつかったりすることもあります。
アンガーマネジメントを身につけたはずなのに。
お互いに悪気があるわけではないのに、なぜか疲れてしまう。
そんなときは、少し距離を取ることも必要なのかもしれません。
一人で映画を見る。
好きなことをする。
別々の時間を過ごす。
それだけでも、気持ちが少し楽になることがあります。
今回のシルバーウィークは、映画を楽しむだけではなく、PRIDEに熱狂していた頃の自分を思い出し、そして家族との距離感について考える休日になりました。
映画も人間も、表から見ただけでは分からない。
強そうに見える人にも弱さがあり、カッコいい俳優にも意外な一面がある。
そして、家族だからこそ、少し離れて見ることで見えてくるものもある。
そんなことを考えたシルバーウィークでした。みなさんは充実した休日を過ごせましたか?