
「テレビばっかり見てないで、勉強しなさい!」
子どもの頃、親からこんな言葉を言われた経験はありませんか?
私もテレビが大好きな子どもでした。ドラマだけではありません。テレビアニメや漫画も大好きで、当時、一番楽しみにしていた作品の一つが「美味しんぼ」でした。
そんな「美味しんぼ」が、2026年に新作テレビアニメとして復活します。
2026年9月19日、アニメ制作会社のシンエイ動画が創立50周年記念の発表で、「新 美味しんぼ」のTVアニメ化を発表しました。放送時期やキャストなどの詳しい情報は、これから発表される予定です。
これは、昔からのファンにとっては本当にうれしいニュースです。
「美味しんぼ」は、山岡士郎や栗田ゆう子、そして海原雄山を中心に、「究極」と「至高」の食をめぐる物語です。
私にとっては、単なるアニメではありませんでした。
食べ物に興味を持つきっかけを与えてくれた作品です。
料理の奥深さや食材の違い、生産者の思いなどを知ることで、「食べる」という当たり前の行動にも、いろいろな背景があることを教えてもらいました。
そして今、私は親になりました。
自分の子どもには「YouTubeばかり見ないで」「ゲームばかりしないで」と言っています。
ふと考えると、自分が子どもの頃に言われていたことと同じです。
親の心、子知らず。
でも、今になって振り返ると、親も同じように心配していたのでしょう。
ただ、テレビを見ていた時間が、すべて無駄だったとは思いません。
そこで出会ったドラマやアニメ、スポーツ、漫画が、自分の興味や感性を育ててくれた部分もあります。
そして現在、私はメディア関係の仕事をしています。
そう考えると、子どもの頃に夢中になったテレビと、今の自分の人生は、どこかでつながっているのかもしれません。
新しい「美味しんぼ」では、今の日本の食がどのように描かれるのでしょうか。
物価高や円安など、食を取り巻く環境も大きく変わりました。
そんな時代だからこそ、山岡士郎がどんな視点で食を見つめるのか。そして海原雄山との「究極」と「至高」をめぐるやり取りがどう描かれるのか。そこにも注目したいところです。
子どもの頃は「テレビばっかり見て」と言われた私。
今は親になって「ゲームやYouTubeばかり見ないで」と言っている私。
時代が変わっても、親子の関係は意外と変わらないのかもしれません。
でも、あの頃テレビから受け取ったものが、今の自分をつくっているとしたら――。
「テレビばっかり見てないで勉強しなさい」という言葉の続編は、もしかすると**「あの頃見ていたテレビが、今の自分につながっている」**なのかもしれません。
人に何を言われても続けることが、本当に好きなことだと思います。