
「すぐに飽きる」「うまくいかないと投げ出す」——小学生の子どもを育てていると、こんな場面によく出会います。
公園でのボール遊びもその一つ。最初は上手くキャッチできず、怒ったように「もう帰る!」と泣き出す…。親としては「せっかく来たのに」と思ってしまいますよね。
結論から言えば、親が何度も繰り返し誘ってあげることが、根気を育てる一番の近道です。
なぜなら、子どもは「失敗」よりも「挑戦する楽しさ」を通して、少しずつ粘り強さを身につけていくから。
怒っても効果は薄く、むしろ「もうやりたくない」という気持ちを強めてしまいます。
重要なのは、「またやってみようか」「昨日より上手くなったね」と、できた部分を肯定的に声かけすること。
そうした積み重ねが、いつの間にか“根気”という心の筋肉を鍛えてくれるのです。
きっかけは、「もう一回だけやってみようか?」と笑顔で誘い続けること。
親が何度も繰り返す姿勢を見せることで、「続けること自体が大事なんだ」と、子ども自身が気づいていきます。
Abemaマイピックアップ1選
根気は生まれつきではなく、親子で育てていく力。
焦らず、今日もまた「一緒にやってみよう」と声をかけてみませんか。きっと明るい未来が待っています。