
今年のお盆の時期、多くの方が帰省してご先祖様のお墓参りをされたことでしょう。
その際に必要となるのが、御仏前に包むお金です。
気持ちを込めて渡すからこそ、きれいな紙幣や適切な金額に両替して準備したいもの。
しかし、現代はキャッシュレス化が進み、現金を使う機会が減ったことで「両替の難しさ」を実感する人も少なくありません。
私自身、お盆に御仏前を準備するため、一万円札を崩したいと思いましたが、コンビニでは特に買いたいものもなく、どうしたものかと考えました。
ふと頭に浮かんだのが「郵便局」です。さっそく最寄りの郵便局へ行き、「すみません、一万円札を五千円札や千円札に両替いただけませんか?」とお願いすると、快く対応してくださったのです。
わずかなことですが、地域に根差した郵便局の存在に心から感謝しました。
小泉政権の際に、民営化してしまい、地方ではユニバーサルサービスが脅かされているのではないでしょうか?
簡保がノルマに追われ、強引な勧誘を誘発する事件も多数あったことを決して忘れてはいけません。
一方で、この銀行では「当社のキャッシュカードがない方の両替には一定の手数料がかかります」という表示を目にしました。
かつては当たり前のようにできていた両替が、今では制約やコストを伴うのです。
キャッシュレス時代の流れの中で、銀行の業務効率化も理解できますが、利用者からすると戸惑う瞬間でもあります。
この体験を通じて感じたのは、郵便局の存在価値です。
現金が必要になる場面は確かに減っているものの、御仏前やお年玉、地域行事の寄付など、現金でなければならないシーンは確実に残っています。
その時に「気軽に両替できる場所」があるのは、とても心強いことです。
今後もキャッシュレス化は進むでしょうが、それと同時に「現金をどう扱うか」という話題は常に注目され続けるはずです。
町の郵便局が果たす役割は、まだまだ大きい。利益優先ではない信用信頼がまだ赤い看板には残っているのです。
現金時代を過ごした私は郵便局のキャッシュカードが全国どこでも手数料なしで利用できて、大変重宝したからです。
小さな感謝とともに、私たちが地域の金融インフラを支える大切さを改めて考えたいと思います。
そう言えば、結納の挨拶の際は沢山のお金を笑顔で新札を準備してもらいました。
その際は本当にありがとうございます。コレからまた国営に戻ると、もっといいサービスを提供できるかもしれませんね。
郵便局の方たちにエールを送ります。
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