引用:Amazonミュージック公式サイト
テレビでは味わえなかった“音の臨場感”が胸に迫った
2025年6月8日配信の**TBSラジオ番組『安住紳一郎の日曜天国』**を、ポッドキャストで聴いていたときのこと。
不意に流れたのは、1974年10月14日、長嶋茂雄の引退試合の実況音源でした。
あの伝説的な巨人対中日戦。
テレビでも何度となく見た引退セレモニーのはずなのに、ポッドキャストで“音だけ”で聴いたとき、まるで初めて体験するかのような感動が押し寄せてきたのです。
音だけだからこそ、情景と感情がリアルに伝わる
私は子どもの頃から、古舘伊知郎さんや辻よしなりアナの熱のこもった実況とともにテレビ中継でスポーツを楽しんできました。映像とともに伝わる興奮はもちろん最高でした。
しかし今回、あらためてポッドキャストでラジオの実況を聴くことで、映像では味わえなかった「心の臨場感」に気づかされました。
観客の歓声、アナウンサーの興奮した声、そして球場を包む“長嶋コール”。そのすべてが耳を通じて心に直撃したのです。
テレビでは届かなかった興奮が、ポッドキャストから伝わる不思議
音だけの世界では、私たちは自然と“想像力”を使います。
長嶋茂雄が構え、バットを振り、ファンに手を振る――そんな情景が、音の断片だけでくっきりと脳裏に浮かぶのです。
テレビで見慣れたはずの場面が、ポッドキャストを通じてまったく新しい感動として蘇った瞬間でした。
安住紳一郎アナが語る「音声の力」に共感
まさに今回の実況音源が、その魅力を証明してくれたように思います。
テレビ世代の私たちにも、ポッドキャストを通じて“音”が伝える感動の力を再認識させてくれる貴重な時間となりました。
長嶋茂雄の引退試合は、音で聴くからこそ胸に響く
Amazonミュージック内で配信されているこのTBSラジオ番組をポッドキャストで聴く体験は、昭和のスポーツ名場面に新たな命を吹き込んでくれます。
今こそ、テレビでは気づけなかった“音の感動”に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
