
キッザニアがオープンした当初、我が家は大盛り上がり。
消防士や医者、パイロットなど“なりきり体験”ができる夢のような空間に、子どもも親もワクワクが止まりませんでした。
初めて訪れた日は、目を輝かせながら制服に着替え、真剣な表情でお仕事に挑む子どもの姿に感動すら覚えました。
しかし、そんな熱も3回ほど通った頃にはすっかり冷めてしまいました。
理由はシンプル。「もうやったことばっかりだから」「次はベイブレードの大会に行きたい」「USJがいい!」と、子どもは完全にキッザニアをスルーするように。あれほど興奮していたのがウソのようです。
【子どもが飽きる“体験型施設”の限界】
キッザニアは素晴らしい教育型エンタメ施設ですが、人気アクティビティはいつも混雑し、予約が取れずに待ち時間ばかり…。
何度か通ううちに「同じ職業ばかり」「自由に遊べない」「親は見てるだけ」と、子どもも親もマンネリを感じるようになります。
【ベイブレードやUSJが夢中にさせるワケ】
一方、今子どもが熱中しているのが「ベイブレード」や「USJ」。
ベイブレードは自分の手で改造し、勝ち負けが目に見えて分かる“勝負の世界”。大会に出ればドキドキと達成感が味わえます。
そしてUSJは、何度行っても新しい驚きが待っている“体験の宝庫”。映画の世界に入り込めるアトラクションや、季節ごとに変わるイベントが飽きさせません。
【“ワクワクの継続”がリピーターを生む】
キッザニアは“学び”が主軸、USJやベイブレードは“興奮と変化”が主軸。
子どもがリピートしたくなるのは、まさにこの「変化」と「成長体験」がある場所です。
親としては教育的な体験をさせたいと思いますが、子どもにとっての“今熱中できること”は、常に進化しているのかもしれません。

