「#ドリフの大爆笑」で子ども心で気になっていた。#加藤茶が顔に白いペイントをして芝居をする姿を志村けんが頭を叩いて突っ込んでいたのがどうも頭から離れなかった。あの#形態模写はなんだろう?それは#歌舞伎役者だったのだ。

 

#ザ・グレート・カブキ、#グレート・ムタとこの2人がアメリカで大活躍していたバックボーンを知り得ることもできた。日本の伝統文化は海外に受け入れられていたのだ。そういえば#カブキロックスもいた記憶がある。

 

ドラマ「#半沢直樹」で異色の役を演じた片岡愛之助さんは歌舞伎役者だということを知らなかったし、若かりし頃の#市川海老蔵は、やんちゃ坊主のイメージしかなく「#歌舞伎役者」の印象は皆無。歌舞伎界は世間を騒がしている人が何かと多いなと関心が遠のいたときもあった。

 

偶然#博多座の船乗り込みを見る機会があったので、見てみると悠然と構えた出で立ちが素敵でカッコイイと感じた。まずは博多座へ歌舞伎を見に行くことにした。初めて見た歌舞伎は#坂東玉三郎の女役の演目は圧巻だった。物語を詳しく知ろうと思えば、解説付きのイヤホンサービスもある。演目見終わった印象は、芸術的な作品で美しいと感じて感動した。ゆったりといた時間を過ごせて、同時に充実感もあった。

博多座には、歌舞伎の公演で当日券が残っていたら鑑賞できるお試しチケットも以前はあったので、チェックしてみては。

 

#歌舞伎の本場を見たくて、東京の歌舞伎座へ行くことにした。建物も修繕したあとでとても大きくて美しい施設だった。建物に入ると赤じゅうたんが敷いてあり、舞台に向かうまでの演出感が感じられた。公演は中村獅童が出演している作品だったと記憶している。歌舞伎座の雰囲気が一体感があり、「中村屋!」との粋な掛け声が館内に駆け巡り、居心地のいい空間となっていった。中村獅童は卓球の映画に出演している人との認識しかなかったが、立派な#歌舞伎役者だったのだ。

 

#本業(歌舞伎役者)のために外に出て演技の勉強と世界観を広げるために努力をしている姿勢がうかがえる。片岡愛之助さんもしかりで、ドラマでのインパクトは絶大で歌舞伎を見に行きたくなる魅力が備わっている。外の世界を覗いてみるのも、自分の視野も広がっていき、いいのかもしれない。皆さんも自分の本業以外、副業をして視野と活動域を広げるともっといい世界に出会えるかも。

 

#本を見てみるのもいい。動画を見て研究するのも悪くない。でも、試しに実践してみる。一歩踏み出す勇気があるともっといい。どの世界も同様で、踏み出せばそこに道ができて足跡を残せる。人生は100年時代と言われているが、アッという間に過ぎる。いい人生だったと思えるよう、日々を大切に生きていきたい。