#古畑任三郎がインパクトが残っている。

太陽にほえろ、西部警察、あぶない刑事などが王道の刑事ドラマだろう。悪人を派手なアクションで追い詰める姿は視聴者を釘付けにした。しかし、派手なアクションがない「警部補 古畑任三郎」の推理警察ドラマが記憶に残っていて、今でも再放送で放映しているとつい見てしまう。

 

#現在、アマゾンプライムでは放送していないので、#DVDを購入するか、フジテレビの有料放送、系列局での再放送で見るしかない。田村正和のニヒルな魅力がドラマの質をさらに高めている感がある。西村雅彦とのコンビも今までの優秀な刑事ではなく、ドジな相棒が設定されるのも新鮮でよかった。

 

#しつこい聞き込みが犯人逮捕の切り札であった刑事コロンボを彷彿とさせる粘り強さは見るものを引き込ませる。第二シリーズは刑事3人のトリオでの中心の体制になったが、視聴者を飽きさせないシナリオつくりもいい。犯人役で毎回有名人が登場するのも印象的だ。明石家さんまさん、SMAP、笑福亭鶴瓶さん‥等。

 

そのあとの時代にブームになった踊る大捜査線は警察内部に焦点を当てた織田裕二と柳葉敏郎の組織内の葛藤、いかりや長介さんとのやりとりなど見どころ満載。ユースケ・サンタマリアのとぼけた役のわき役たちも名役者たちが揃っていた。

 

#「警部補 古畑任三郎」がまた見たくなってきた。「うーん、古畑任三郎でございます」お笑い番組でもよく、ものまねされてきた。誇張されているモノマネのハリウッドザ・コシショウの古畑任三郎は秀逸だ。人気者は特徴があり、モノマネしやすい。

 

#古畑任三郎が、魚肉ソーセージやコンビニのハンバーガーが好きなど庶民的な一面を出したり、また高級な自転車で現場へ向かう姿など場面場面で設定が凝っているのも伝わってきていた。パトカーで犯人を追うシーンが出てこないので、古畑任三郎が今泉の運転で犯人を追い込み、推理して手錠で逮捕する姿も見てみたかった。現在、映画で復活している「あぶない刑事」を見ていてふと思いついたが、古畑任三郎を加入させて、3人トリオで異色の刑事たちシリーズも面白そうだ。

 

「たか、ユージ、任三郎」と個性豊かな3人が織りなす世界観の夢のドラマに釘付けになるだろう。古畑任三郎が、浅野温子、仲村トオルとのかみ合わない絡みが面白いこと間違いない。

小走りで犯人を追う柴田恭兵、大型バイクで犯人を追う舘ひろし、高級自転車で犯人を追う古畑任三郎。これだけで絵になるシーンだ。刑事ドラマは、ドラマの中でも特別な存在だ。古畑任三郎、あぶない刑事、踊る大捜査線を超える刑事ドラマの出現を期待している。