つい先日、50代男性、家族の目の前でのCPA(心肺停止)に対応。
結果は…守秘義務を厳守しつつ、後日報告します。ナントナク良いお知らせができそうな予感です\(^o^)/
さて、話を360度変えて…ごめん、これじゃ元に戻っちゃう。話題を180度変えまして東尋坊(とうじんぼう)の話題。
ところは福井県の日本海に面した場所。
僕は関東人なので、車で簡単に行ける距離ではありません。新幹線で金沢まで移動、その後、来年3月で廃止になる特急サンダーバードに乗り継ぎ福井へ。更にえちぜん鉄道に乗りかえ、終着駅の三国港駅(みくにみなと)へ。
ここで登場する僕の旅の必須アイテム、折りたたみチャリンコ~
これ、圧倒的な機動力になるんすよ。
組み立てると、ホラ、こんな可愛いチャリンコに大変身。そして、ここから少々の登り坂、チャリンコをこぐこと約20分、目的地の東尋坊に到着。
まず現れたのが、この東尋坊タワー。圧倒的な存在感。(カメラが曇ってて、少々白っぽく写ってます、スイマセン)
けど、このタワー、観光地にある施設としてはかなりお疲れモード。
2階のお土産・レストランも閉鎖。
タワー併設の階段は新入禁止…と言うか傷みが際立ってます、怖〜
エレベーター内にはこんな説明がありました、昭和39年に建てられたのですねぇ。
そして東尋坊の由来も…
悪僧を酔わせて突き落とした…これ、殺人行為やないか〜い!
展望室の床面はと言えば、判るだろうか、波打ってます(笑)
何故、これが展望室にあるのか…
が、そんな東尋坊タワー伝説をよそに、景色は絶景。
周囲に高層建物もなく、360度ぐるり見回せる環境…となればこのタワーが倒壊しないことを祈るだけ。
展望デッキの窓ガラスに不思議なサイン…この方向に電話ボックスがあることを示してます。
後にこのサインの意味が判ります。
一階にはこんなキャップも売っていた…でもこれ、被るの勇気がいるだろうなぁ~、いや、その前に買う勇気も必要。
これも同じ、購入には勇気が必要(笑) ← あくまで僕、個人の感想
近代的なタワーを後に、東尋坊へ。
途中に土産・飲食店が並びます。一応、ここからは自主的に押しチャリ。
押しチャリしてすぐにこんな誘惑…が、購入の勇気は…す、す、すんません(笑)
そしてここが東尋坊、外国人観光客も目立ってました。また、地元のテレビ局かな?撮影もやってましたよ。
ところで東尋坊って何?と、思われる方にキムニイ流に簡単に説明します。
海沿いのガケです、オワリ。
こんな岩場になってます、景勝地ですね。
向かって左側の人、ガケの下を覗き込んでます、勇気の現れ。
そこの人~、もう2歩前に進んでみて~
でも、これ、実行したら120%確実に消防の出番となります。
お気づきかと思いますが、この下は断崖絶壁、落ちれば命も同時に落とします…ここは船越英一郎が最も似合う場所。
見て下さい、この断崖、これが人々を引き付ける東尋坊の正体。
しばしキムニイ映像を…
これ、伝わるかなぁ、かなりの高さ。
はしご車にも乗っていたキムニイでさえ恐怖を覚えます。
この日は海がシケていて、遊覧船もお休み。そりゃそうだわ、下の動画を見れば判るとおり、船着き場に人がいたら確実に波にさらわれます…と言うより、船が転覆するレベル。
『天気晴朗なれど波高し』とは、まさにコレなんでしょう。
そしてここ東尋坊にはウラの一面が…
観光客で賑わう地点からハズレにあるこのポイント、廃屋横にぽつんとある施設。
これが有名な東尋坊の電話ボックス。
内部には警察署の電話番号、そして…
所持金がなくとも電話できるよう、コインが多数。
こんな、せつな書きまで…
そう、ここは奇岩が並ぶ景勝地であると同時に自殺者が後を絶たない場所でもあるのです。電話ボックスからほんの数十秒でこの切り立った断崖に辿り着けます、もちろん、鉄柵などなく、この下は20~40メートルはあろう、岩場と波立つ海。
僕ら救急隊はたった一つの命を救うため、もの凄いエネルギーを使っているんだけど、その裏で自殺を試みる者が後を絶たない現実がある事も知って欲しい…それも、若い命が多く含まれる事に心を痛みます。
ゴメンゴメン、ちょっと、暗い話になってしまったけど、ラストスパート。
恐らく、ここ東尋坊から見る夕陽は絶景と思う…だって、これだもん。
それと、途中にあるこのカフェ、オススメです。
絶景を前に、ゆったりとコーヒータイムでくつろげます。
と言う訳で、今回は福井県の景勝地、東尋坊のまとまりのないお話でした。
ここ、一度は行っても良いと思うなぁ…ではバイチャ(^.^)/~~~