エルニーニョ現象だかラニーニャ現象だか判りませんが、今年の夏は暑くなりそぅ…って予測が出てるようです。そりゃ誰がどうみても「今年の夏は暑くなる」って言ってれば間違いなく当たるでしょ(笑)


地球温暖化は切実な問題で、僕ら救急隊・消防隊の活動に激ヤバな季節が間もなく到来するのです…が、そんな初夏を前にしたこの時期、我が消防署には頭を痛める問題が生じます。いったい何だと思います?


タイトルからだと難しいかな…


意味判らん???


ではこの画像をご覧ください。車庫の一番奥に当たる部分、何やら奇妙な生き物?


ズームアップしてみると…な、な、なんとニョロニョロの蛇が…冬眠から目を覚ました蛇が毎年現れ、車庫内で大暴れ…

んな訳ないやろ(笑)(笑)(笑)

この画像で判るでしょ、宙に舞う黒い物体、そう、ツバメ。毎年この時期に来襲、巣作りを始めるのです。で、今回初めての試みとして蛇のオモチャを置いてみたところ…これが効果的面、巣の近くに寄るもののあえなく退散、我が人類のそして我が消防の勝利(歓喜)

大人しく巣作りするだけなら、動物愛護の観点から目をつぶると言った究極の選択もちょっぴりあるものの、問題はバードミサイルで、さすがにこれはアウト。


僕が以前勤務していた署でもツバメの糞公害には悩まされたものでした。巣が完成する前に退散させないとエライ事になるからです。巣が完成し、卵が孵化してピーチクパーチクしているひな鳥を見たら、巣をぶち壊すってのはさすがに忍びないですからねぇ(苦笑)


ところが、ところがですよ、ツバメもバカじゃないのか、半日もすると動かない蛇に気付いた様子で警戒しながら巣作りを始めてしまう始末。


う〜ん、これは困った…

しかも、この場所は救急車の車庫の部分、出動する際にこの場所の下を通過する訳で…

別のスペースに駐車してある救助工作車は全く無害。遠巻きに巣作りするツバメをニヤニヤ見守るレスキュー軍団。こんにゃろ〜、現場で協力せんぞ〜(笑)

ってな訳で、敵機来襲、ツバメとの戦いは続くのでした…またね (^.^)/~~~