救急車…スポーツ絡みの出動も当然アリ🏥

でもって、スポーツの中で最も多い救急要請は野球ではなく、バレーボール、バスケットボールでもない…サッカーなのです⚽


ここで、サッカーの救急出動に対するケガの実態をお話しましょう。

サッカーと言えば『走る、蹴る』がまず頭に浮かびます。それ故、当然ケガは足に絡むものが容易に想像されるのでは???事実、僕たち救命士が学ぶテキストにも、サッカー絡みのスポーツ骨折で多いのが『大腿骨骨折、膝蓋骨(ひざ)骨折』などと記されているように、下半身のケガを思わせる記載もあります。

ところが、ところが、ところがです…現場活動を行う僕ら救命士からすると首をかしげたくなるところ。実はサッカーの試合や練習で救急要請される内容をみると、なんと、その多くが上半身のケガなのです。

ウソじゃありません…よく遭遇するのが肩の脱臼や骨折、それに手首の骨折もあります。そして頭の打撲に顔面打撲、時に鼻骨骨折(鼻が変形)し鼻血を出してることも。

これね、実は相手選手とボディコンタクトの後、地面に転倒した際、手や肩をつき痛めると言うものなんです。

さらにヘディングで空中戦となり、頭や顔、鼻を強打するなんてことが原因なんです←その後着地に失敗し手や肩を痛めることも。

つまり、そのほとんど全ては相手がいての事故。サッカー絡みの救急要請で、脚の骨折なんてあまり耳にしませんし(もちろん、全くない訳ではありません)、大腿骨骨折などほとんど記憶にありません。

僕とて救急隊でなかったら、この事実に気付いてなかったかも…とにかく、意外と思われるかもしれませんが、サッカーで要請されるケガの多くは上半身に関連したものなのです。サッカー経験者であれば、うなずいているかな…(笑)

という事で、足をケガするイメージのサッカー。実際には上半身のケガで救急要請されることが多いと言うお話でした。


注…この話は僕の経験則によるもので、絶対と言う訳ではありません(でも、ほぼ間違いないと思う…)、それから、これは救急車を呼ぶケガについての話であって、救急車を呼ぶほどでもない軽めのケガは下半身(足首を捻った、足を打撲した、足を擦りむいた…)にも当然ありますから誤解しないで下さい…ネ。