span style="font-size:large;"> 10月8日 Day-6
今朝はオーストラリアからやってきた夫婦との朝食を共にする。
彼らはオーストラリアを出たのが今年の6月半ば、
そして帰国は10月の終わりに帰る予定。
約5ヶ月の旅!
彼らは、子供たちに遺産を残すつもりはなく、
自分たちで全部使いはたすそうだ。
いろいろな考え方もあるものかと、、、、、、!
我々もそうするかな~!
といっても残す財産があればの話。
今日は4日間世話になったB&Bをチェックアウト。
家主のアンさんに支払いを済ませ、
4日間お世話になったお礼を述べ、
マンチェススターから来ていた老夫婦とも別れを告げ、
車はBathへと向かうことにした。
おっと~!
その前に洗濯をしておかないとね~!
Laundry(発音はラウンドリーではなく、ロウンドリー)
へ4日分の洗濯物を持ち込み洗濯する。
約一時間。
洗濯が終わり、次のB&Bへと出発。
ルートはA429を南下、、、、、、、!
途中、コッツウォルズで一番美しい村 Bibury
といわれているところへ行ってみることにした。
田舎道に入ったところで、よめはんが私も運転をしてみたいと、
云うのでさせてみた。
マニュアル車なので、クラッチのつなぎが案の定うまくいかない。
なんとかガタガタ道を3マイルほど 、、、。
これで国際免許を持って来た甲斐があったと
本人は納得。
しばらく走ると、牛がのんびりしている放牧地へと出た。
よめはんは道端にある木いちごをデザート代わりにつまんで食べていた。
さすがに野生人だけある。
もうすでに昼も過ぎているので、昨日買ったサンドイッチでランチ。
牛たちが、こちらのほうを向いて、口を動かしながら見ている。
Biburyに来た。
村の中を小川が流れており、
ひっそりとした穏やかそうな村。
観光バスが止っており、そこから続々とアジア人が降りてきた。
どちらもお互いに東洋人の顔をしているので、
すれ違ってもそ知らぬふりをする。
停まっているバスのフロントガラスの張り紙を見た、、!!
なんと日本語で、
「秋のイギリス7日間」
今すれ違ったのは日本人やで~! セニョ~ラ~!
ここは日本人観光客でいっぱいなんやな~。
「7日間のたびの費用はいくらかかりましたか~?」と。
ちょっと聞いてみたかったような気もするが、、、!
そんなことは、いくら同じ日本人といえども聞けない。
所詮、他人である。
道端の農家の入り口に日本語で、
「私有地につき立ち入り禁止」
と云う看板がある。
なんで日本語~~???
この村唯一のみやげ物店をのぞいてみた、、、、!
すると突然、「こんにちは~」とイギリス人店主、、!
それを聴いて、ビックリ、、、、、!
どこで日本語を覚えたのかと聞くと、「ここで、、、!」。
へえー、こんな小さな村に日本語学校があるの~、、?
いえいえ、ここへ来る日本人から教えてもらってますよ~!
次は「サイレンシェスター」へ、、、!
このあたりでは少し大きな町。
ちょうど銀行の前に車を止めて、
トラベルチェックを現金に交換しておこうと銀行に入ろうとしたときに、
また同じ東洋人 (たぶん日本人!、、、かな?) とすれ違う。
よく会うな~! と思った。 これで3度目だ。
最初は、B&BのあったBourton on the water、
次に Bibury, そして今ここCirencesterで、、、!
声をかけようかと思ったが、相手はスーっと去っていった。
声をかけるタイミングを逃した。
銀行では、少し待たされた。
TCを現金と交換してほしいというと、
ここの銀行口座を持っているかと聞かれた。
「無い!!」と答えると、手数料がかかりますよ、、、!と。
Lloyd’s Bankなら多分かかりませんよ、と教えてくれた。
ご親切に、、、、どうも~!
現金と交換し、教会の横にある大きな公園へ出た。
そこでよめはんが日本にいる娘に国際電話をかける。
何か問題はないか~?
ゴミはちゃんと捨てたか~? とか、、、!
どうでもええことを、、、、!!
何も問題なさそうではあった。
さていよいよ次の目的地のB&BはBathの手前にあるCorshamと言う町
「Pickwick Lodge Farm」へと向かう。
途中, 道を3回間違えた。
やっと着いた。
畑のど真ん中。
時は既に夕方の7時前。
あたりは薄暗くなっていた。
ドアのベルを鳴らす。 大きな家である。
まるでお城。
中から中年のおばさんが出てきた。
Hellow~!!
I am Gill. Nice to meet you.
といきなり、、、、、!!
すぐに分かりましたかと聴かれ、
いや少し迷いました、と。
部屋に案内され、よめはんを紹介する。
部屋は前日までのB&Bとは打って変わって、すばらしくて広い。
14,5畳はあるだろうか。 こちらの女主人も陽気で明るい。
ねこもいた。
われわれの部屋にすーっと入ってきた。
勝手にベッドに上がり、ここは私の寝床だぞ~!
と言わんばかりに、、、、!
全く泣かない、ただゴロゴロ、ゴロゴロと喉を鳴らす、、、
人懐っこいネコ。