10月6日 Day-4
翌朝目が覚めると、雨が少し降っていたようだ。
食事を終えた後は、雨もやんで薄曇り。
今日の行き先は、
Shakespeareの生誕地 Stratford upon Avon。
約2~30キロ、、、!
途中Moreton in Marshの町を通り過ぎたところで、
運転免許証を持ってくるのを忘れたのに気づき、
あわてて引き返そうとすると、
よめはんはMoreton in Marshで待っていると云う!
(付き合いの悪いよめはん、、、!)
約3、40分のロスである。
が、そうあわてる旅でもないか~。
2~30キロといっても信号がほとんどない。
交差点はRound about である。
最初は戸惑っていたが、だんだんと慣れてきた。
おなかが減ってきたので、レストランで食事をすることにする。
レストランの前にはメニューが並べてあり、
値段もちゃんと書かれていて安心だ。
何が出てくるか分からないので、パスタにすることにした。
たぶんイタリアレストランか、、、? 客は一組だけ。
景気が悪いのか、人気が無いのか、、、!
味はボチボチであった~、、、、?
Stratford upon Avonに到着。
ちょうど町のど真ん中。
駐車場を探していたら、タイミングよく目の前の車が出たので、
そこへ駐車した。
これがあとで大変なことになった?
Shakespeareの生まれた家がどのあたりにあるのかは、全く知らずに、
とりあえずこの町へ来ただけである。
きょろきょろ探しながら歩いていると、よめはんがあっち方面ではないか~?
と指をさす、、! 大きな垂れ幕が通りをはさんでぶら下がっていた。
人々もそちらのほうへと歩いているので、われわれもその方向へと向かう。
あった~! 写真と同じ場面があった。
中には入れないのかと、周りをうろうろしていると、
別のところに入り口があり、入場料、一人 12.5ポンド。
(ちょっと高いんとちゃいまっか~、、、、、?) 中に入る。
「こんにちは~!」と誰かが声を掛けてきたので、日本人かと思って、
振り向いたら可愛らしいイギリス人女性。
「日本語が分かるんですか~?」と聞くと、
「少し分かりま~す」と。
岡山に彼女の従姉妹が日本人と結婚して住んでいるとか、、、、!!!
で時々、日本へ行くことがあるそうだ、、、!!
Shakespeareは当時としては裕福な家庭に生まれ育ったようだ。
父親は、手袋の皮職人。ベッドで寝起きしていたとか、、、?
貧しい家庭はベッドがなく床でごろ寝。
寒さで亡くなる者もいたとか、、、!
と、その若い女性から説明を受けた。
中庭では即席のロミオとジュリエットの芝居をやっていた。
ジュリエット役はどうやら客のようであった。
みなさん良くやりますよね~、、、、!
このチケットでもう一ヶ所、見物することができる。
そちらへ向かうことにする。
Shakespeareの妹が住んでいたところらしい。
ここも大きな家で、妹の夫は医者のようであった。
時間もかなり過ぎできたところで、
何故か急に車の事が心配になってきた。
急いで車にもどることにした。
車に戻ってみるとフロントガラスに何か封筒のようなものがあった、、?
これは、、、?
駐車違反の紙がフロントガラスに、、、!
そこには50ポンド払え~、、、!!
と書かれていた。
がよく読んでみると、、、!!
2週間以内に支払うと50%の割引。
つまり25ポンド。
これはすぐに支払わないと、、、!
こちとら外国人である、2週間後にはイギリスにはいない。
しかしこれを無視するとレンタカー会社へ請求が来て、
私のクレジットカードから引き落とされるのである。
しかし、どこでどう払えばいいのか? 多分、警察か銀行、、、?
でその警察はどこ?
よめはんがここへ来る途中、駐車違反車をチェックしている人がいたので、
その人に聞いてみようと、、!
やっと見つけた。
しかし駐車違反が怖くて車を止めれない。
仕方なく片言しか喋れないよめはんに違反切符を持たせ、
聞きに行かせたが、旨く説明できない、、?
しかたなく私は車を一時停車できるところを探し、
その警察官を追う、、!
そう、警察官を追った。
日本では、普通、警察官が一般人を追う、、、、??
すると、、その警官は 「Councilへ行け」と云うではないか、、!
その場所を教えてもらって、支払いを済ませた。
25ポンドの出費である。(約3500円。)
日本と比べてみるとずいぶん安い。
意気消沈してStratford upon Avonの町を出る。
帰る途中、チッピングカムデンという村があり、
そこには、わらぶき屋根の家がある、、、!
道を間違えて、同じところをグルグルと回る。
あれー? ここさっき通ったとこやないか~?
なかなか着かない、、! 道行く人に聞く。
丁寧に説明してくれるのだが、よく理解できていない、、、!
とりあえずそちら方面へと車を走らせた。
とよめはんがあれと違う? と指を刺した。
なるほど、、、写真と同じわらぶき屋根の家が現われた、、、、、!!
日も暮れかけてきた、、、、!
急がねば、、、B&Bへ、、、!
明るいときでも、道に迷うのに、暗くなれば、
さっぱり分からなくなるからである。
無事、B&Bに到着。
今晩は、レストランで夕食をとることにする。
メニューを見て、これくらいならOK。
ということで中に入る。
客でほとんどの席が埋まっていた。
可愛い若い男のウエーターが ”Yes Sir” と注文をとりにきた。
メニューを開ける。
先ずはスターターからだ。
その前に、とりあえずビールを注文。
そしてメイン、デザートにアイスクリーム。
ウエーターが料理を持ってきたときに “Here we go!” とぬかすではないか、、、?
「さー、どうぞ。」 または「サ~、食らえ~!」、か?
その場の雰囲気でなんとなく理解は出来るが、少々荒っぽいのではないか、、、!
と思った。
食事も終わり、約1キロの道のりを、
ノタノタと歩いてB&Bまで帰る~!
つづく~。