意見締切:2月28日
・学校いじめ防止基本方針を定める意義
・アンケート,いじめの通報,情報共有,適切な対処等のあり 力向上を図る取組や,いじめの早期発見・いじめへの対処に関する 方についてのマニュアル
・いじめの有無やその多寡で点検を行う。 のみを評価するのではなく,問題を隠さず,その実態把握や対応,日常の児童生徒理解,未然防止が促され,児童生徒や地域の状況を十分踏まえて目標を立て,早期発見,いじめが発生した際の迅速かつ適切な情報共有や組織的な取組状況や達成状況を評価し,評価結果を踏まえた対応等が評価されること。
私見
以前から、いじめが発生すること自体が人事査定されることがいじめ隠蔽に繋がることの主要因であって大きな問題と考えていた。今回その点が改善されたが、結局の所いじめの有無や多寡も評価の対象であることに変わりはない。それであれば、出世したい教員はいじめはなかったと報告する強い動機が生まれてしまう。
いじめは自然現象と捉え、有無とその多寡を評価対象にするのは思い切って止めないと、隠蔽体質は全く変わらないだろう。評価対象にしなくなったとしても、隠蔽体質は残るだろう。その対応を間違えれば減点対象になるのだから。一生残る火傷をする危険を冒して、火中の栗を拾う行為、しかもそれが組織からはプラス評価されない中で、それを教員に期待するような現実離れした施策は是正するべきではないか。