海は形容しがたい壮大な姿をしている

とりわけ日が沈む瞬間は自分が自然に溶け込みひとつになるように感じる

そしていつも以上に個人という存在の無意味さを感じる

それは幸せな気分だ
夜の傷の中

非常ベル

ガラスの割れる音

鉄条網

真っ白な雪

血化粧

独りきり

夜の闇

扉を開く

溢れた時の捨て場所を見つけ

冷えきった心は温め

時が来る

始まった
きっと見つかる