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エヂのブログ

ゲーム、筋トレ、ジョギング、英会話、映画、グルメ、旅、ネコ、カメラ、ガンダムッ!ガンダームッ!

その昔、尖閣諸島を巡る問題が勃発した当時、上海行きの日本の飛行機が見せしめのように遅れまくっていた事が…あったよなぁ…と、遠い目をしているエヂです真顔

 

今考えると、あの時は100%政治的な問題が背景にあったんだけど、あれから何年も経った今でも上海行きの飛行機は遅れるのが定番だったりする

 

 

故に初めて上海に行く予定の人や久しぶりに行く予定の人は注意するべし…の回ですウインク

 

尖閣問題の当時の話

 

あの当時はもうまさにただの嫌がらせであり、理由なく飛行機の搭乗時間が遅れまくり、ANAが謝罪と共に乗客全員に¥1000円のお食事券を配るのがもう定番…

 

タダ飯が喰えるワケなんだけど、その時点で帰る予定時刻から3時間とか遅れているワケで、もう全然嬉しくなんて無いのだ…それもあの当時は毎回そうでしたでしたからね…チーン

あまりに常態的になり過ぎてANAがカラーの「飛行機遅延のお知らせチラシ」を擦って配っていたくらいです

 

そして、ようやく飛行機に乗れたと思ったら、今度は「離陸の許可が貰えない」とかいう良く解らない理由で乗客を飛行機に載せてから3時間程待機させられたんだ…

 

3時間、あの狭い機内に待機してみんな怒りと疲れを織り交ぜながらただ機内アナウンスを待つ…

 

 

ピーン…ポーン…♩

 

騒つく機内…ゴクリ…滝汗

 

「え〜…皆様…機長でございます…

当機は…いまだに離陸の許可が降りない状態が続いており…一体理由は何なのか…?と、問いかけましても…返答も無く…

一体、どういう事なのか…さっぱり解りません…真顔

しかしながら、これ以上の待機はお客様の皆様のお身体への影響もございます

 

ここは…

 

機長判断で食事を提供させて頂きます!真顔

 

いや、そうじゃねーだろ!ムキー

機内に吹き荒れる不穏な空気…

 

 

日本に着いたらもう午前1時とかで、ANAが皆んなにごめんなさいをして用意してくれたチャーターバスで京都駅まで送ってくれたんだけど、心ない中年男性達の中にはANAの地上係員に当たり散らす人もいたんだ…

 

ぃゃぃゃ…オッさん、その人達も被害者なんだ…何故これが解らん…真顔

 

 

あの当時は上海に行くのにハワイに行くくらい時間が掛かって、もう出張がストレスでしか無かった

 

そして、あれから時は流れ…コロナを経て未だに中国行きの飛行機は遅れ倒している現実…ゲロー

一体何故なのか…

 

上海行きの現状

 

上海と日本を結ぶ飛行機はANA、AIR China、JAL、中国東方航空、上海エアライン、春秋航空等様々なキャリアがそれぞれ1日2、3回程は飛ばしているドル箱路線であり、恐らく3回飛ばしているキャリアは2台の飛行機を日本側から、上海側から…それぞれ往復させて運用していると思われる

 

そして、これは当たり前の話なんだけど、行った飛行機が戻って来なければ、予定は順番に遅れて行く事になるんだ…真顔

 

上海行きの飛行機が遅れる要因はまさにコレであり、結論としてはこれが改善されるのは上海浦東空港の拡張工事が終わる数年後に期待するしか無い…というのが答えだったりする…

 

 

アタシの印象としては、原因は全て上海浦東国際空港の滑走路の混雑による離陸待ち渋滞が原因であり…つまり、逆に言えば渋滞の無い日本発朝イチの飛行機は定刻出発するハズなんだ真顔

で、その飛行機が日本に戻る時に渋滞で遅れるので次の予定は自動的に遅れる…という塩梅

 

空港に行って、出発の30分前に自分の飛行機の搭乗口に行ってみてタラップの先に飛行機が無ければ、それは必ず遅れる

乗る筈の飛行機はまだ空の上…という事なんだ

 

因みに飛行機は到着してから整備と掃除に加えて燃料と荷物の搭載に30分は必要なので、目安としては搭乗時刻は遅れた飛行機がタラップの先に着いてから30分後…という事になる

 

では、上海発朝イチ便はどうなのか?というと、タラップの先には飛行機があるので搭乗時間通りに機内には乗れる

しかしながら、やっぱり滑走路の渋滞待ちがあるので、普通…に30分〜1時間程は遅れるんだ…

そう、この時点…朝イチ便出発の時点でもう遅れてるんです…ガーン

 

ただまぁ…「遅れる」と言っても30分〜1時間程度なのでまぁ可愛いもんですけどね真顔

 

現状このような感じなので、上海に行く人は着いてからの予定、帰ってからの予定にある程度余裕を持っておくとイライラしなくて済みますよ…っと…

ぃゃ…もう良い加減にして…ゲロー

 

旅の知識・楽しみ方ランキング
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フィレンツェ在住の人にビステッカの美味しいお店を教えて!というと、大体答えは2つ…であり、多くの場合は「市内のレストランなんか行かない」なんだけど、次点で「イル・ラティーニ」か、この「ペルセウス」の名前が上がる…
どうもエヂです真顔

 

で、本当個人的にはアタシはイル・ラティーニ派なんだけど、今回は久しぶりに「ペルセウス」にお邪魔してきました

 

 

因みに訪問するのは合計で3回目でしょうかね…いい感じ1回、やな感じ1回…って感じ

そしてこれはいつもブログに書いてる事なんだけど、イタリアのトラットリアというのは、「誰が」給士についてくれるのか…?っていうので印象が180度変わるのは間違い無く…そしてこれは選べない、「引き」の要素だったりする

 

 

アクセス

いい意味でも悪い意味でも「観光客を持てなそう」という感覚が無いのはこの場所が観光客が跋扈するフィレンツェ市内からはやや離れた、フィレンツェ大学や自由広場の近所だから…?滝汗

個人的な見解としてはこのお店はイタリア語を話せる人が居るか、居ないか…とかで対応が変わりそうな印象を持っており、即ち最初から一過性の観光客になんか全く期待していない…という事なのかもしれません

場所的には先も言ったように自由広場の近所になっており、フィレンツェ駅前からだと徒歩30分…ぃゃ、30分では無理か…45分くらい掛かるかもしれないといったところで、本来はバスやタクシーで行くのがいいのかも…ですが、アタシは毎回歩いて行ってます真顔

 

簡素な外観だが、周りに何も無いので迷う事は無い

 

 

小さなワインをリュックに入れて、飲みながらブラブラ歩いて行って早く着くようなら自由広場のベンチに腰掛けて鳩にパンでもあげながらワインを飲んで待つ…みたいな…

ここはあまり過度な期待はせずにゆる〜く行くのがいいと思います

 

 

予約はした方が良い?

何故にこんな書き口かと言うと、このトラットリアはそこまで人で一杯になるように場所にあらず…寧ろ、フィレンツェ市内からはかなり外れた場所にある

 

しかしながらこのアクセスの悪さにも関わらず「ビステッカが美味しい」という事で、やっぱり人は来るんだ…

でも、その接客ムラのせいか?リピーターも段々減っているのか?夏場でもオープン同時満席…みたいな事は無いんだ…真顔

 

それどころか、予約を取って行っても3名以下のパーティーだと予約表を確認する素振りも無いという…一体どういう事なのだろう…?滝汗

 

でもね…

 

やっぱり、場所が場所だけに絶対予約はしておいた方がいいと思う

ここまで来て席が無い…とか、絶対に…絶対にあってはなりませんからね…

因みに予約は電話のみ…です、あしからず…

 

肉+アルファで組み立てる

このお店も「イル・ラティーニ」と同じく「肉を食べるトラットリア」なので、アレもコレも…と頼み過ぎるのは禁物…

基本的にはビステッカ主体でメニューを作る事を考える

 

ここの主役は何といっても肉なんだ!

 

ビステッカは人数に合わせて大きさを融通して貰えるんだけど、2人でも1.3キロくらいはいける

気を付けたいのは、このお店傾向的に「大丈夫!食べられる食べられる!ちゅーみたいなヤツなのだ…

このお店で注文を間違えてバカみたいに肉を持って来られた…(1人1枚)チーンという話は2回程聞いた事があるので気を付けたい…

今回はアマトリチャーナに興味があったので、スパゲッティアマトリチャーナとビステッカ、フレンチフライの組み合わせでオーダー

テーブルにある生野菜が食べ放題なのはここの嬉しいサービスデレデレ

 

生野菜が摂りにくいイタリアではありがたいサービス

 

勿論、ワインに関しては最初からテーブルに鎮座しているハウスワインの赤一択!ウインク

 

 

飾らない庶民の店…それがペルセウス!

テーブルにある飲んだだけ請求のハウスワインをグビグビやりながらラディッシュを齧り、肉の登場を待つのがペルセウス流…

この圧倒的地元感は市内の観光客相手のトラットリアとはまた違う雰囲気であり、寧ろこちらの方がトスカーナトラットリアの本来の姿なんだ…

お…早速何か運ばれてきたぞ…

はい肉ッ!デレデレって思ったら、到着したのは先にお願いしたアマトリチャーナでした

 

チーズたっぷりの豪快アマトリチャーナ

 

丸断面の太麺パスタ…リングイネ?を使ったチーズがタップリと乗せられたアマトリチャーナは程良く少ない量で、前菜になりそうな程アッサリと無くなってしまった…

続いてようやくお待ちかねの肉到着!

肉の切り方がこれまた特有なのもペルセウスであり斜削ぎ切りみたいな感じに肉をおろし、最後に骨をおっ立たせるッ!滝汗

 

この盛り付けこそペルセウス特有

 

肉は勿論、レアで中身はピンク…アタシ個人的には表面はカリカリ岩塩まみれのヤツが好きなんだけど、実は中々その…当たりビステッカに会う事は少なかったりする…チーン

前に当たりを引いたのは2022年夏のil latiniだったか…

焼き加減、肉の個体に加えて自身の体調まで要素に加わるので中々難しいベストオブビステッカなんだけど、出逢う方法は唯一つ…

ビステッカを食べ続ける事であり、やはりビステッカは上手い…真顔

ビステッカの付け合わせにはスピナッチもいいけど、ペルセウスはフレンチフライも上手いので是非食べて頂きたい…

 

味といい食感といい、完璧なフレンチフライ

 

この肉厚感のあるポテトがカリカリで、塩加減も丁度いいんだからもう美味しいに決まってる…

この塩加減もワインを進ませる要因なんだ

ショーケースに入ったメレンゲが美味しそうで堪らなかったので、最後のデザートはメレンゲをオーダー

 

アタシはどうもメレンゲ系のデザートに弱い

 

見た目通りの美味しさに大満足な夜でした…

市内の観光客だらけの環境に飽きて来たら一度、地元民の行くビステッカのお店に足を運んでみては如何でしょうか?

因みに、パスタ食べて、肉食べて、ワイン飲んで、デザートにグラッパまでオーダーしてお会計は2人で€133.5(¥21360円)と比較的安いのもペルセウスの特徴だと思う(安く無いやん!と思われるかも…ですが、オーダー料の割には安いと思います。1€=¥160円計算ってのも高く感じる原因かと…)

 

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サイファイムービーが大好物で、特に逃げ場の無い宇宙空間を舞台にしたモンスターアクション…というアタシを形造った映画の1つが「エイリアン」なんだよな…と物思いにふけるエヂです真顔

 

そんなエイリアンシリーズの最新作がこの「エイリアン:ロムルス」であり、知らない人は知らないかもだけど、往年のエイリアンファン…そう…

歳の頃なら40代の紳士淑女の中には血湧き肉躍る思いでこの作品を観る人も居る筈なんだ…

ま、何を隠そうアタシがその1人だからね…真顔

⚠️以下、記事中には映画「エイリアン:ロムルス」のネタバレが含まれています

 

 

あらすじ

時は西暦2142年…

日照時間ゼロの採掘植民地・ジャクソン星では、ウェイランド・ユタニ社によってテラ・フォーミング(地球化)を目指して過酷な入植作業が続けられていた…

 

 

そんな惑星に暮らすレイン・キャラダイン(ケイリー・スピーニー)は、レインをただ守るようにプログラミングされた中古アンドロイド、アンディ(デビット・ジョンソン)を、逆に荒々しい入植作業員達から守りながら、まるで兄弟のように寄り添い日々を生きていた

 

ある日、仲間の入植作業者であるタイラーに呼ばれたレインは、ある計画を持ちかけられる

 

その計画とは、ジャクソン星の軌道上に漂流している研究施設型宇宙船ロムルス号から冷凍休眠装置を持ち出し、それを使えばウェイランド・ユタニ社の管轄外にあり、住みやすい環境下にあるとされる惑星ユヴァーガに脱出する…というもの…

 

ウェイランド・ユタニ社の施設であるロムルスに入るためのドアを開けるには、同社製のアンドロイドであるアンディの協力が不可欠であり、それが故に彼らに声が掛かった流れを聞いたレインとアンディはこの作戦に加わる事を承諾する

 

かくして、タイラーの仲間ケイ、ビヨン、ナヴァロとレインとアンディはロムルスに入る事になるのだが、このロムルス号こそかつて「エイリアン」と呼ばれたモンスターの繭を秘密裏に研究していた施設であり、レイン達はロムルス号が何故、謎の漂流をする事になったのかを嫌が上にも知る事になるのだった…

 

無印エイリアンのリメイク

 

この作品は一応、時系列的には映画「エイリアン2」の後にあたる

 

つまり、今回出てくるエイリアンは同作でシガニー・ウィーバーが宇宙に追い出して撃退した筈のエイリアンであり、実はその後、秘密裏に回収されたエイリアンが研究所に運ばれて研究している間に事故(またかよ)を起こした末にバイオハザード…みたいな流れ…という事になっている

 

なっている…というのは、「このストーリー…ここにねじ込めそうですぜ!ニヒヒみたいな…何かペラペラした物を感じるからであり、この映画でやりたかった事は「エイリアン」というまだまだ炊けば出汁が出てくる題材を使ってもう一儲け!ニヒヒってのと、「今ならもっと凄いエイリアンを表現出来る!真顔」という…割と単純な発想が背景にありそうな香りが漂っているから…

 

そして、全部観終えたエイリアン好きのアタシの胸に去来想いは「エイリアンのリメイクだったか…真顔だった…

つまりはノストロモ号という舞台がロムルス号になっただけで、起こる事は大体同じなんだ…惜しむらくはあのエイリアンのレーダーみたいなのが登場しなかった事であり、アレは是非ともトレースして欲しかったなぁ…と思ったりした

 

ま、そんな感想ではあるんだけど、これは決して文句では無いんだ

 

 

元々、難しい事なんか考えずに観る題材、「SFホラー」としては充分楽しめるし、それにやはり最新の映像表現で見るエイリアン、武器、表現は凄い…滝汗

SF好きには刺さりまくる映像美だと思うし充分満足したんだから

 

 

シリーズを知らなくても楽しめる

 

今作は時系列的には先にも触れた通り、「エイリアン2」の後にあたるんだけど、アタシ自身無印のリメイクかのように感じるくらいrecap(おさらい)してくれるので、シリーズを知らない人でも普通に楽しめるようになっている

 

at the same time(同時に)過去作を知っていればリプリーの顔がモニターに映ったりした時や、アンドロイドであるルークに過去作のアッシュの姿を見つけてニンマリ出来たりするし、パルスライフルの進化にカッケー!滝汗と感嘆してしまうのは間違いない

 

エイリアンが出てくるまでが少しだけ長いのと、エイリアンの進化が過去作より1段階多いせいで尺が足りないのか、エイリアンの成長がめちゃくちゃに早かったり、最後の方でいつのまにか成体が大量に居たりする部分にいささかの違和感を感じた真顔

 

まだまだ続くよエイリアン

 

映画のラストはまさに無印の「エイリアン」へのオマージュだったんだけど、正体の良く解らない惑星ユヴァーガを使えばまだまだ続編は作れそうだし、きっと誰かがまたやってしまいそうな気がする…

 

それに別のperspective(見方)で描いた映画「プロメテウス」だって続編は作れるワケで…

まぁ、個人的には「プロメテウス」の方が観たいんだけど、このコンテンツはまだまだ使えると思う

 

 

但し、リドリー・スコットが無印を創った時に持っていた壮大な志し…みたいなのはもはや感じられず、半分B級に片足を突っ込んだ感じの映画になって来ているのは否めないので、映画館まで足を運ぶべきかどうかは疑問も、是非とも大きな画面とヘッドホンと共に1人で観たいシリーズだと思う

 

楽しかったデレデレと思えたので観て良かったと思います

やっぱり宇宙密室ものは良いですねウインク

 

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フィレンツェにTrattoria Armando(トラットリアアルマンド)さんというところがあって、何年前だったか…恐らくもう10年は前になるんだけど初めて行って、その美味さに感動して通い出したんだよな…と思い出にふけっているエヂです真顔

 

このお店にはもう何回行ったか解らないくらいで、フィレンツェに行く度に必ず訪れるようにしていたのは、凄く美味しいのと日本人の給士の方が居たから…

なんだけど…何時頃からかムラがあるイメージがついてしまった…真顔



 

日本でもありませんか?何か、美味しい時と、そうでもない時があるお店…

そういう意味で、このアルマンドさんというのは当たり外れのギャップがめっちゃ激しいトラットリアかもしれません…

 

 

アクセス

サンタマリアノヴェッラ広場からイル・プラート通りをプラート門方面に歩いて行くと、サンタ・ルチア通りの手前にあるのが「トラットリアアルマンド」

 

 

お母さんシェフ、ジョヴァンナとその娘さんであるアレッサンドラが切り盛りする女性陣を中心にしたお店…

 

先にも触れましたが、お店には日本人給仕の方もいらっしゃって、この方がいらっしゃれば日本語でのサービスを受ける事も可能だったりします(お休みの日もあります)

 

予約がベター

ここはアジア人観光客に大人気のレストランなので、基本的には電話予約をしてから行った方がいいと思いますが、夏場以外の開店と同時入店とかだったら予約無しでも席にありつけるかも…

 

店内はお店の歴史を感じさせる写真と木の温もり溢れる温かい雰囲気…

 

 

この雰囲気はちょっと日本のレストランは出せないよなぁ…って思える、如何にも「イタリア」な感じ

 

店内はイタリアのレストランとしては決して広い方じゃ無いけど、日本のレストラン感覚で見れば大きい方であり、収容人数も結構ありそう…

でもね…このレストランはお客さんが一杯の時には行かない方がいいんですよ…

 

 

ラザーニャがあれば是非頼みたい!

 

一応、ここの名物としてはスパゲッティカレッティエラ(Spaghetti alla carrettiera)という、にんにくたっぷりの少しピリリとしたトマトパスタなんだけど、私はいつもラザーニャをオーダーしてます

 

ラザーニャを出してくれるお店はフィレンツェにもちょいちょいあるんだけど、作り置きの温め直し…ってのが多い中にあって、このアルマンドさんのは凄く美味しいんですウインク

名物のカレッティエラも勿論、美味しいし、パスタ以外にもリゾットなんかも美味しいし…なのでプリモを選ぶのが本当に悩ましい…
 

クロスティーニも勿論美味しい

 

正式名称はクロスティーニ・トスカーニで、鶏のレバーとかアッチューゲ(イワシの塩漬け)、ケイパーなんかで作ったペーストをパンに乗せた前菜の定番であり、トスカーナ州の名物前菜です

 

元々、トスカーナ州は内臓料理だったり、カスカスのパンを再利用したりだとか…そういう料理が多いんだけど、そのどれもこれもが名物になっちゃうのは凄いですよねぇ…真顔
 

メインはやっぱりビステッカ

Trattoria Armandoさんのビステッカはミニマムで1.5キロ程…

 

 

サーロインだけじゃなくて、ちゃんとヘレとサーロインが付いた所謂「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」なのでしっかりとお腹を空かせてから向かうのが吉…滝汗

個人的にはここのは普通にお願いするとちょっとレア感が強い感じ…ここは焼き加減を聞いてくれる時があるんだけど、レアでは無くミディアムでお願いするとマシかも…

 

因みに、ビステッカをウェルダンで焼いてくれ!とか言うと大体のお店は困惑する(恐らく外はカリカリなので中まで火を通そうとすると外が焦げちゃうんだという理解)ので、ミディアムでいいと思うんですよ

ただ、やっぱりここら辺の焼き加減の違いってのもお店の違いなんでしょうね

 

3人以上のパーティーで肉を頼む際、付け合わせにおススメなのがフレンチフライですウインク

 

 

ここのフレンチフライは超高級ポテトチップスのようなスタイルで出てきてくれて、熱々で塩加減も丁度良く、ビールのお供にもピッタリなんです…デレデレ

 

因みに3人以上…っていう条件が付くのは、量的に2人で前菜にパスタとビステッカまで食べるとかなりお腹一杯になっちゃってカップルとかだと食べきれないな…って思うから…

 

少食の方はメインのビステッカとポテトを止めて他の物にするとかした方がいいかもしれません

取り敢えずお腹一杯になり過ぎたのでデザートはパスで…

今日はビステッカが出てくるまでかなりの次回が掛かってしまったのが残念…

ハズレの日だったか…真顔

お会計は2人で€175(\28000円)とかなのでまぁまぁ高い…

提供が遅すぎたのでちょっとなぁ…っていう思いが残っちゃうんだよねぇ…

このお店はいい時と悪い時に差が激しいのがアレなんだな…

 

 

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フィレンツェのレストランというのは割とムラがあるイメージで、要はいい給仕さんにつけるかどうか…ってのは本当に大きなファクターである気がしていて、こればっかりは選べないもんなぁ…と思うエヂです真顔

 

イタリアではレストランの給仕というのは誇り高い職業だったりする…って話を昔聞いた事があるんです

いい給仕さんにお世話をしてもらうと、その日の食事は本当に楽しく…これはもうそのトラットリアの評価そのものに直結するんだけど、中にはやる気の無い給仕さんとか、家族経営だと夫婦喧嘩の日に行っちゃったりしてお葬式ムードを味わったり…ゲローってのは割とイタリアのレストランあるあるだと思うんです

 

 

そして今回お邪魔したこのTrattoria Mamma Ginaもそれ系が強いイメージ

正直、あんまりいいイメージは無かったんですよ

ここは日本のガイドブックにも良く載ってるし、コロナ禍以前はちょっと観光客慣れし過ぎてるな…と感じた事もあったんですけど、今回は良かったデレデレ

何が言いたいのかというと、イタリアのレストランというのは非常にムラがあり、ある時は最高でも、次に行くとガッカリしたり…そういうのもあるあるなんだな…って思うんです

 

アクセス

サンタマリアノヴェッラ方面からアルノ川を目指し、サンタ・トリニタ橋を渡ればそこはオルトラルノと呼ばれる居民的な職人街であり、トラットリアが多く集まる「アルノの向こう側」

 

地下には広いワイナリーがあるらしい…

 

 

サンジャコボ通りというのでしょうか…サンタ・トリニタ橋を渡った先にある味のあるこの細い通り…

 

ここからポンテベッキオ橋を目指して歩いて行くと沢山のトラットリアが見つかります

今回訪問するマンマジーナもそうですが、カレーリゾットで有名なカッミロとか、ポンテベッキオを渡った先にはブカ・デロッラフォ…ポンテベッキオを渡らずに歩いて行けばルンガンノ21なんかがあります

 

 

予約無しで訪問してみた

今回は予約無し…というか、正確にはホテルを出る前に電話して席が空いているかどうか確認して、テーブルは押さえて貰っての訪問なので「予約無し」では無いかもしれないんだけど…


 

このトラットリアは地元民よりも観光客メイン(それも割とアジア人が多かった)なので、早めの訪問なら予約無しでも入れる確率は高いかもしれません

この日は給仕のお兄ちゃんがかなりテキパキしたイケメンで、凄く手際良かったのが印象的
このイケメンがお店の中心で全体を仕切りながら、たま〜にロートルと衝突しつつもいい感じでいなしてる感じがしました真顔

やっぱりこういう「仕切れる人」が居る居ないでトラットリアの評価自体も大きく変わりそうな気がする…

この日はビステッカは封印…パスタ、サラダとメインはオッソブーコ(牛スネ肉の煮込み)を頼みつつ…誘惑に負けてフレンチフライを頼む感じで組み立ててみました

 

 

よっしゃ!当たりの日キター!

このお店は確か4、5年前にビステッカを頼む時に相談したら「大丈夫!食べられる!食べられる!ちゅーと持って来てくれた量が食べられなかった記憶があったり、数年前に行った時も給仕の人にガス入りの水を頼んでも普通の水を持って来られて挙句、ひっくり返されたりしてイメージがイマイチだったのですが、今回はそれが払拭されましたウインク

多分、あのイケメン司令塔の仕業ですな…
 

ピーチのミートソース

先ずはうどんのような太パスタ、ピーチを使ったミートソース

 

 

乾麺なんだけどモチモチムチムチで、ただ単に生パスタですッ!ってのよりずっと説得力のある美味さ!デレデレ


このピーチ(或いはピチ)というパスタはトスカーナ州では凄く良く見るパスタなんだけど、このパスタは割と曲者であり…

凄く美味しいから…とイタリアでお土産に買って帰って家で作ったとしても、なかなか上手く作る事が出来ないんですよ…ゲッソリ

 

ボソボソに切れちゃったりして、なかなかこんな風にモチモチ食感にするのは難しいんですよね…

故にこういうパスタこそ、イタリアで食べるべきだと思うんです真顔

量的も丁度良く、女性でも少し足りないくらいの「ちょうどいい量」ウインク

 

グリーンサラダ

サラダはパプリカとレタスにセロリにドレッシングがかかったやつ



セロリが嬉しいグリーンサラダ

 

ヨーロッパでは如何に「野菜を摂るか」ってのを意識してやらないといけないんです

一番簡単なのは朝食に生野菜があるホテルを選ぶ事なんですけど、これはホテルを知らないと解りませんし、朝食に生野菜まで手が回るホテルって割と高いですからねぇ…真顔

 

フレンチフライ

誘惑に負けて頼んでしまったフレンチフライ



 

こんなのはもうワインの当てにいくらあってもいいんです酔っ払い
ちょっと塩気は強いけど、その方が美味しい!

 

美味いものを食べながら飲むワイン…って最高…デレデレ

あ…ワインは迷う必要ありませんよ!ハウスワイン例によってハウスワイン一択です!ウインク

フィレンツェのトラットリアは大体、お店オリジナルのハウスワインを持っているので、特に拘りが無いのであれば、良く分からないワインリストと睨めっこして変に高いワインを選ぶ必要は無いと思っています

そしてワインにぴったんこな今宵のメインはオッソブーコ…

 

ビステッカに期待し過ぎると少なく感じる

 

あ…少ない!ポーン

そう思ってしまったのは、やっぱりビステッカで数えるクセが出来てるから…チーン

ただ、この時点で別のものをお願いするのも時間が掛かるので、じっくりとオッソブーコを味わうことにする…

肉の煮込み料理ってのもトスカーナ州の定番の一つですからねぇ…
トロトロで凄く濃厚…骨の近くは特に髄液チックなネットリ感を感じて…これはこれで美味いなぁ…って思える

ビステッカ以外の勉強もすべきかもしれないなぁ…

 

フィレンツェのディナーに迷ったら、予約無しで行ってみるのもありかもしれませんウインク

 

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