日本人の2大ソウルフードといえば、言わずもがなラーメンとカレーなんだけど、ラーメンはともかくとして、カレーへの造詣がそれ程深く無い、カレー初心者のエヂです
そしてそんなカレー初心者のアタシが何故か興味を持ってしまったのが西ベンガルカレーというガチなやつであり…
京都府宇治市にある「カレー設計事務所」さんという、何かゾクゾクするような名前のカレー屋さんに食べに行ってみたんです
アクセス
京都府は宇治市の住宅地にカレー屋さんがポツンとある…みたいな感じは凄くシュール…
最寄り駅は京阪電車の宇治線にある「黄檗駅」であり、駅からは徒歩で10分という好立地…なんだけど、周りには何も無い…
因みにお店前にはちゃんと駐車場もあって、2台くらいは停められるようになっていますし、仮にお店前が一杯でも、駅周辺に安い¥100円パークが多数あります
機能性は悪いがモダンな室内
アタシが仕入れた情報によればカレー設計事務所さんは、インドはコルカタ地方のベンガルスパイスカレーをルーツとするかなり本格的なカレー屋さんらしい…
そして、カレー専業というワケでは無く、「設計事務所さんが営むカレー屋さん」という変わった二毛作形態のお店なんです
そして、そんなインドはコルカタ地方のベンガルスパイスカレーを迎え撃つアタシはというと、カレーに関してはほぼ素人…カレー童貞をCoCo壱に捧げたカレーチェリーボーイ…
そんなアタシがいきなりこんな飛び級をして大丈夫なのか…と不安な気持ちを隠しつつ店内へ…
店内は所謂、京町家を改装したモダンなやつなんだけど、市内で良くある「京町家風建築」というよりガチで誰かが住んでた家屋をリモデルした感が凄くて、何かリアルな生活感がある
畳敷きの座敷に低いテーブルと低い椅子…
エアコンは完備ですが、この広さにあの小さなエアコン1台…となると、中年男性の夏にはちょっと暑いかもしれないのと、低いポジションがフィジカルに膝に来る…
2人とかなら食べやすいカウンターに移動するのもアリですが、人数が多いとそれも無理なので、オプションの座布団を上手く活用して「楽なポジション」を探しましょう
因みに予約可なので、必ず予約してから行くようにしましょう
本格ベンガルスパイスカレー
メニューは至ってシンプルであり、チキンカレーとエビカレーに本日のカレー…という感じで、2種盛り、3種盛りもあり
パクチーの含有の有無は選べるようになってるんだけど、割と本格的なシャバシャバスパイスカレーなので、冒険が苦手な人は万人受けするチキンカレーがオススメ
チキンカレー
チキンカレー(¥980円)はホロホロに煮込まれた骨付き鶏肉が入ったカレーが大きな器に入っていて、ご飯と混ぜ混ぜしやすい…
因みに隣の小さな器に入っているのは豆のカレー
ご飯はインドのベンガル地方のお米なんでしょうね
細長くてパラパラのやつです
カレーは粘土は低めでスパイスが香る本格的な感じだけど辛さはマイルドなので辛いものが苦手な人でもいけそうな気がする
チキンとエビの2種盛り
上記のチキンカレーと海老のココナッツカレーを添えた2種盛り(¥1600円)
多分、1番出る組み合わせなんじゃないのかな…ってのはアタシの勝手な感想ですが、殻付きのエビは柔らかく煮込まれていて、カレーにもエビの旨味がしっかりと溶けている感じで美味しい
2種盛りにも豆のカレーが付いてくるので、実質3種盛りだったりする
ジャパニーズカレーとは違うのだよ!
画像を見るとパクチーたっぷりなんだけど、パクチーの有無は店員さんが親切に聞いてくれます
私はパクチー割と好きな人だったりするんですけど、嫌いな人には石鹸の味になるらしいね
量に関して言うと、少なそうに見えて割としっかりあるので、男性でも2種盛りである程度の満足感は得られるかも…
本格的スパイスカレーは人を選ぶし、少なくともCoCo壱とは真逆なので、ただカレー食べに行こう!とだけ誘われてここに来るとちょっと面食らうと思っていて…
例えば、「本格的なインドカレーがあるねんけど、行ってみーひん?」みたいな触れ込みで行くなら、大いにアリかもしれない
そういえば本場インドにオープンしたCoCo壱さんって上手くいってるのかな…?
良い体験でした