最近、目が覚めたらリビングのソファーの上っていうパターンが多いのですが、昨夜映画を見ながら正に落ちる直前になって、ぁぁ…これが原因なのか…という、正にその瞬間に立ち会えて完全に理解できたエヂです。
お酒飲んでてもゲームしながら寝落ちって滅多にしないんです。それこそフロンティアとかやってた時はシクレで寝落ちとかマジでありましたけど、普通のゲームをやっていて寝落ちは無い。
でもお酒飲みながら…映画ってのはヤバい…。昨日も歪んだ笑顔が素敵なナイスガイ、マット・デイモンのオデッセイを観ながら寝落ちしそうになりました…。
さて。
実は私のTHE LAST OF US II先日の日曜日にエンディングを迎える事が出来ました。
やはり休みの日はゲームがさくさく進むんです。でも、プレイ記録が凄く長くなっちゃったので記事を分けた次第です。
※以下、記事中にTHE LAST OF US IIのエンディングに纏わるネタバレを大量に含みます。
とうとうアビーが囚われているという丸い建物にやってきたエリー…。
ラトラーズってのは恐怖政治を強いていて、なかなか敵が多いようですね。
脱走者も多数。THE WALKING DEADでもありましたね。やたら働かされるコミュニティ…。まぁ、あっちのは何だかんだで統制は取れて居たのですがラトラーズはならず者感が凄いのでまた違うかもです。
かつて仲間であっても脱走したり裏切ったものは感染させられて見世物にされるようで、基地内にもランナーやクラッカーが飼われています。
やはりならず者感が凄い…。
そして相変わらずもの凄い強さを発揮するエリー…。
この顔w
ソルジャーとして戦闘訓練を受けたアビーよりもエリーの方が明らかに強い。
それはエリーが持つ無限ナイフのお蔭なんですけどね…。この人、ステルスキルがまー早い…。
全く躊躇する事なくブッ刺しますからねぇ…。
そして飼われているランナーを放って基地内を混乱に陥れる…。
この辺の演出というか、こんな事が出来るのは凄く面白い。
ランナーを放つと蜂の巣をつついたように奥からラトラーズの援軍が沢山湧いてきますが、その混乱に乗じて何体かを弓で殺害。
何かランボー感出てきましたねw
ここの敵の数はかなり多いですが、もう最後なんだろうな…ってわかるので仕掛け爆弾なんかも積極的に使っていくと面白いように敵が爆発してくれます。
後、ドア前で待ち構えていると1体づつステルスキル出来ますね。
ようやく最深部へ…。
ここには囚人が沢山居ますが、皆んな比較的元気。ラトラーズにすれば貴重な働き手なので生かさず殺さずな感じなんでしょうかね。
ここにアビーもレブも居るのでしょうか…。
エリー突撃の混乱に乗じてラトラーズから鍵を奪う囚人達にアビーの居場所を尋ねるエリー。
杭のところにいる
死んでるだろうけどな
アビーとレブは強制労働中に逃げ出した罪で杭に掛けられたようでここには居ません。
アビー 絶対に…見つけてやる…
凄い執念です。何か月か前にメロン肩にマウントを取られてボコボコに殴られまくり、戦意を喪失し、しかもその後かりそめの平和の世界でレズ仲間のディーナとキャッキャッウフフで暮らす日々を送った人が復讐って動機だけでここまでモチベを保てるとは思えませんね。
基地内は逃げ出した捕虜が反旗を翻していて絶賛大混乱中…。
エリーを敵に回したせいでラトラーズは壊滅です。
正に1人でもプラトーン。
そして辿り着いた杭の場所…。
そこにか細い声で助けを求めるアビーが居ました。
エリーを見てふと我に返るアビー。
無言でアビーの縄を切るエリー。
アビーは急いでレブの縄を切って解放します。心なしかやせたような…。捕まってからどのくらい時間経ったんでしょうねぇ…。
髪の毛は切られたんでしょうかね?レブも辛うじて息がある状態。
向こうにボートがあると行ってエリーを誘導するアビー。
ボートにレブを乗せるアビーを眺めるエリー…。
アビー:悪いけど諦めて
仇討はもう忘れろというアビー。
私と戦え!といきり立つエリーに『私はもう戦わない』と、すっかり牙を抜かれた状態のアビー。
あんたが巻き込んだんでしょ
エリーめっちゃ怖いw
もうレブを助けるにはこの狂った女を殺るしかない…!と、諦めたように襲いかかるアビーとその姿に呼応するように戦うエリー。
2人の最終ラウンドです。
ここでもこのラスアスで何度も出てくる殴ってかわしてのターン制アクションバトルが展開されます。
そして最終的にアビーに止めをさせるところまでエリーが追い詰め…。
その瞬間エリーの脳裏にはジョエルの姿が…。
エリー:もう行って
アビーを許す事にしたエリー…。
アビーはそんなエリーを見て、何も言わずに一目散にボートに居るレブに駆け寄り、霧の彼方へ消え去ります。
そして…。
ディーナ達が居るあの家に帰ってきたエリー…。
アビーとの死闘で指が2本無くなってしまいました。
もう誰も居ない家…。
戻ってきた家にはディーナも赤ん坊も誰も居ませんでした。
エリーは失った指のせいでジョエルから教わったギターももう弾けなくなっていますが…。
ここでまたジョエルが出てくる。
抗体のある血液で世界を救うための旅をして、最後は抗体とエリーの命が引き換えになる事を知ったジョエルに勝手に助けられた事から確執が生じた2人のわだかまりが溶けます。
じゃあ またね
まぁ、これ多分エリーの妄想?夢なんですね。
エリーはジョエルのギターを残し、かつてディーナと子供が居た家を後に…。
そのまま雑草が生い茂る庭の向こうに姿を消すエリー…。
終わった…。
割と長かったな…という印象。最初はちょっと面白く無いかもしれない…と思いつつ、途中から結構ハマれて、中盤からあれ?これゾンビと戦うか人と戦うかムービー観るしかないやないかwとまた少し飽きを感じつつも、後半の怒涛のムービーラッシュに引き寄せられ、最後は割と楽しめた感じです。
アメリカンゾンビムービーゲームって感じですね。
前作が凄く解りやすかったのに対して、今作はテーマが重く、解り辛い。
復讐はまだわかるけど、トランスジェンダーが…って感じですかね。あいつもこいつも…ですからねぇ…。
エリーとアビーが対比された鏡のような存在だったのが最後に解りますね。
かたや女に生まれて男に惹かれる側、かたや女に生まれて女に惹かれる側…。
復讐を果たせた側と、復讐を果たせなかった側…。
最後に大切なものを見つけた側と、最初に大切なものを失った側…。
エリーは一周回るとアビーになるのですが、その連鎖は最後にエリーがアビーを許す事で断ち切られます。
エリーはようやく全てから解放されたのかも知れません。
最後、エリーがアビーに拘ったのは復讐のためでは無いんでしょうね。自分としては、もう1つの区切りとしてアビーを越えなければならなかった…ってところでしょうか。
そして、このゲームは作ろうと思えば続きが作れます。
エリーは一体、何処に向かったのかも気になりますし、アビーとレブは無事ファイアフライのコミュニティに合流出来たのか…とか。
出来れば今度は共に戦えるエリーとアビーが見てみたい気もしますし、私はTHE LAST OF US IIIが出たらまた購入すると思います。