バイツァダスト | エヂのブログ

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ジョジョが面白い・・・改めて読み返してみると本当に面白い漫画だなぁ・・・と。

言葉が生きている。

そんな気がする台詞の数々と、芸術的な方向に向けられた独特の絵の世界に魅せられますねぇ・・・。


特にやっぱり第4部が面白い。

子供の頃は退屈で面白くないと思ったのに・・・。

3部がドラマチックすぎて、その続きの4部だったからかもしれないけど、今はこの第4部が一番面白かった。

悪役の吉良吉影の魅力も大きい。



エヂのブログ      -吉良08171
目立たないように1番にはならない。(1番になる能力はある。)趣向が解らないようにワザと色々な賞を取る・・・。

激しい喜びはいらない。そのかわり深い絶望も無い植物の心のような人生ってw

この考え方は凄いなぁ・・・。共感できないけど。


この吉良の最後の能力バイツァダストについて、連載当時は理解していなかったんだという事を再認識した。情報量多いんだもんなぁw

特にボス戦の情報量は凄く多い漫画ですよね・・・。


この第4部の吉良の能力が面白い。

触れたものを爆弾に変えるとか、自動追尾する爆弾とか・・・最後の最後は人に仕掛ける爆弾。

殺人鬼として暮らす吉良が乗っ取った他人(川尻浩作)の人生で、自分の事を不振に思い出した川尻浩作の息子・早人に仕掛けられた『キラークイーン最後の爆弾』が面白い。


『おまえはさっきのウェッジウッドのポットを自分の意思で割ったと思っているようだが・・・それは違う。『前の朝』に割れたものは必ず割れる事になっていたのだ・・・。なるべくしてなる!それが『運命』というものなのだ!おまえが『前の朝』『本』にされたのなら必ず『本』になるッ!だから『キラークイーンバイツァ・ダスト』は無敵なのだッ!わたしの『正体』だけを消して時は元どおりになる!これから『露伴』のやつが爆死するところも見学してから会社へ行けるというわけだな!』


って、情報量多いわw

このルールを理解して覚えるのがジョジョの読み方なんでしょうけどね。

でもラスボスはやっぱり時を操る系になっちゃうのですかね。

ディオもそうだし、吉良もそう。ディアボロもそう。みんな形は違えど時をどうのこうのになる。

やっぱりラスボスは時絡みになるんですねぇ・・・まぁ、6部と7部のラスボスは知らないけど・・・7部はちらっと聞いたけどパラレルワールドを操る?だとしたらこの吉良のバイツァダストもパラレルワールドだよなぁ。

究極の能力ってやっぱり時間なのかなぁ。


エヂのブログ      -吉良08172

しかし吉良の場合は時間を操っているというわけでも無い・・・一回起こってしまえばその事実は変わらないんだから。てか、何を起点にして朝に戻るのか・・・。


1週目 露伴が死んだら朝になる。

2週目 露伴が死んでも戻らず、仗助、承太郎、億泰、康一が死んだら朝になる。

3週目 身の危険を感じた吉良がバイツァ・ダストを解除する。


なるほど・・・新規で誰かが死んだら戻るみたいですね。

このパラレルワールド中で一回でも死んだ人はその後のパラレルワールドでも絶対死ぬ。


バイツァダストの能力について吉良は・・・。


『いや・・・わたしには(能力を解除しないかぎり)おまえが何をして来たのかはわからんのだよ・・・本当。『キラークイーンバイツァ・ダスト』って言うんだがね・・・自動的にわたしを守ってくれているんだ・・・早人・・・『おまえの中』でね・・・。おまえがわたしの事をそいつにしゃべったら自動的に爆破が起こって・・・『戻ってきた』


と言っています。


そして『誰にも(吉良の事を)しゃべっていない(のに、露伴が死んだ)』


と言った早人に対して。


『ははあーそうか!わかったぞ・・・。じゃぁ探りを入れられたろ!きっと『岸辺露伴』だ。おまえにしゃべる気がなくても相手がわたしの事を探ろうとお前に質問しただけでも『バイツァ・ダスト』はわたしを守ろうと作動する・・・そしておまえはそいつを爆破して戻ってくる!』


とも言っている事から、吉良はバイツァダストを解除するまでバイツァダストの中で誰が死んだかを本当に知らない。

では、この能力を使う場合。まずは当然のことながら爆弾を対象に仕掛ける・・・。

仕掛けられた対象自体は何度も戻るパラレルワールドに行くのでしょうが、仕掛ける方は時が戻った事すら解らないワケでなので仕掛けたら直ぐに相手をつけて行って、バイツァ・ダストの解除タイミングを計ればいいだけなのかな?それならゲームでも再現できるような気もするケド・・・当たり判定とか威力とか・・・どうすんだろ・・・。( ̄_ ̄ i)


こうやって整理してみると確かに一瞬無敵のような能力ですが、最終的に早人の策によって破られる。


しかし改めて考えてみると敵をやっつけるのに正攻法では無いという・・・。ちょっとまどろっこしい能力でもある事が解ったかなw


でも、良く考え付くなぁ・・・。

こんな緻密なストーリー・・・。特に最後のバイツァ・ダストが出てくる吉良戦は盛り上がりますね。

この年は24が流行った年だったのか?吉良吉影戦では最後の方の演出にややアレが入ってるような・・・。


6部も読みたくなってきたなぁ・・・5千円かぁ・・・高いぞ・・・。( ̄_ ̄ i)