道産ワインと共栄堂がメインの試飲会!

「海外ワインはイタリアワインが3本でした!」

2025年11月9日(日曜日) 

「原田商店」

北海道恵庭市栄恵町70番地

時間:15:00〜17:00まで、時間内でご自由に入退場してください。

定員:16人

会費:2,300円(税込)

【イベント概要】

2025年11月9日(日)に店舗営業しながら開催する有料試飲&販売会。

ワインのお供(つまみ)、食べ物の持ち込みは自由です。

日本ワインとナチュラルワインを7~8種類試飲できます。

今回は8本でした。試飲時間は2時間。

※状況に応じて内容が変更になることがあります。

※試飲ワインは原則販売します。希望者多い場合は抽選になります。

※今回は抽選無しで買えました。

 

今回の「ワインリスト」

日本ワインは

【森羅郷】熊啄木 クマゲラ 2023

【さっぽろ藤野ワイナリー】アッシジのフランシスコ 2023

【共栄堂 室伏ワイナリー】K24AK_DD

【共栄堂 室伏ワイナリー】K24AK_CL

【共栄堂 室伏ワイナリー】K24AK_AK

海外ワインは

【ムーニ】ラリオン 2023

【ムーニ】モンテマーグロ 2022

【ムーニ】カリペ 2020

 

日本ワイン5本と海外ワイン3本の試飲ができました。

日本ワインは

【さっぽろ藤野ワイナリー】アッシジのフランシスコ 2023

ブラックベリーやカシス、プラムや木苺の香り。

ゴボウなどの根菜類のような香りもあります。

アフターは酸味と苦味、そして塩味と果実味もあります。

2021ビンテージまでは、セイベル13053とヤマソーヴィニヨンのアッサンブラージュでしたが、今はヤマソーが100%になっています。

昔のように、ガチガチにカタいと言う事もないので、今すぐに飲んでも良いカモ🦆

1、2年ぐらいなら置いても良いカモ🦆

アルコールは9.5%で、酸化防止剤10ppmと少量なので、長期の熟成には向かないカモ🦆

栽培しているのは北海道厚沢部町の契約農家である進藤貞一氏。

ワイン名は、進藤さんの洗礼名から来ています。

さっぽろ藤野ワイナリーらしさは、ありつつもセイベル13053が入っていた頃よりもクセもなく、飲みやすくなっていますねぇ。

ヤマソーヴィニヨンのワインとしては、山ブドウのワイルドさを強めに感じます。

酢豚や回鍋肉などが合いそう。

ローストポークなども良さそうです。

生産者:さっぽろ藤野ワイナリー

産地:北海道札幌市

品種:ヤマソーヴィニヨン(北海道厚沢部町産)

スタイル:

Alc:9.5%

 

【森羅郷】熊啄木 クマゲラ 2023

オレンジやピンクグレープフルーツなどの柑橘の香り。

アプリコットや白桃などの香り。

アフターは酸味と旨味、そして果実味があります。

今すぐに飲んでも良いし、1、2年ぐらい置いても良いカモ🦆

3、4年ぐらいまでなら、置いても良いカモ🦆

北海道余市町登地区のブドウ栽培家、笠井行雄さんが山田堂のセラーで造った混醸ワイン。

もっとガッツリ系なのかと思っていたら、酸味と旨味のバランスの良い滋味深いワインでした。

変なクセも無く、アルコール10%と言う事もあって、スイスイ飲めます。

コレなら日本ワインマニアじゃ無い人にも、お勧め出来ますねぇ。

森羅郷(笠井行雄氏)は、くまコーラのナイアガラも生産しています。

【森羅郷】熊啄木 クマゲラ 2023は3960円ですが、くまコーラ・プレミアム 2024は4300円ぐらいでしたので、私なら迷わずに熊啄木 クマゲラ 2023の方を買うよなぁ。

カプレーゼやパテ・ド・カンパーニュが合いそう。

マグロのカルパッチョなども良さそうです。

生産者:山田堂

産地:北海道余市町登町 森羅郷(笠井行雄氏)

品種:ピノ・グリ、ピノ・ノワール

スタイル:オレンジ

Alc:10%

 

【共栄堂 室伏ワイナリー】K24AK_DD

和梨や黄リンゴ、紅茶などの香り。

アンズや白桃などの香りもあります。

アフターは旨味と酸味、そして果実味と苦味があります。

今すぐに飲んでも、1、2年ぐらい置いても良いカモ🦆

程よいボリュームもあり、旨味と酸味のバランスも良いです。

昔のような不安定な感じもなく、安心して飲めますねぇ。

いまだに2500円以下で購入出来るし、飲んでみて「ナンジャコリャ!」のようなハズレもないし、そんなに入手困難でもないし、テーブルワインとしてやはり優秀だよなぁ。

鮭のちゃんちゃん焼きや鯖の味噌煮が合いそう。

筑前煮なども良さそうです。

生産者:共栄堂 室伏ワイナリー

産地:山梨県甲州市+山梨市

品種:甲州

スタイル:オレンジ

Alc:11%

 

【共栄堂 室伏ワイナリー】K24AK_CL

イチゴやさくらんぼ、洋梨やハーブのような香り。

アフターは酸味と果実味、そして塩味があります。

クレーレ(淡い赤)と名付けられているように、ロゼと言うよりもタンニンもあり、赤ワインに近い飲み口になっています。

今すぐに飲んでも良いが、リリース直後という事もあり、酸味がまだ強めなので、半年か1年ぐらい置いても良いカモ🦆

2、3年ぐらい置いたら印象が変わりそうです。

マスカットベリーA主体+甲州とありますが、比率としてはマスカットベリーAが多めではないのか?と感じました。

軽すぎも無く、重すぎも無く、食中酒として良いバランスになっています。

クレーレはリリース時期によって、アサンブラージュを変えたり、スタイルを変えたりと、イロイロと工夫をしていますよねぇ。

春と秋に、これだけ沢山のスタイルのワインをリリースするのも大変だろうなぁ。

サワラの西京味噌焼きやチキンの照り焼きに合いそうです。

すき焼きなども良さそう。

生産者:共栄堂 室伏ワイナリー

産地:山梨県甲州市+山梨市

品種:MBA主体(+甲州種)

スタイル:クレーレ

Alc:11%

 

【共栄堂 室伏ワイナリー】K24AK_AK

イチゴやレットチェリー、ブラックベリーやスミレなどの香り。

アフターは旨味と果実味、そして酸味とタンニンがあります。

今すぐに飲んでも良いが、1、2年くらい置いた方が良いカモ🦆

3、4年ぐらい置いた方が複雑味が出てくるカモ🦆

旨味と果実味のバランスも良く、赤ワインとしては、そんなに重くないです。

最後に巨峰の甘さが残るのが良いですねぇ。

ラベルの鶴亀は、日本では古来から、長寿やお祝いの象徴として使われる、とても縁起の良い文様。

イラストや生地などよりも、ラベルは明確に日本を感じられる文様などの方が、私はしっくりくる気がするのですよねぇ。

次のビンテージは、どんなデザインになるのか!

豚の角煮やロールキャベツなどが合いそう

イカやタコの煮付けなども良さそうです。

生産者:共栄堂 室伏ワイナリー

産地:山梨県甲州市+山梨市

品種:MBA主体でカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、巨峰と甲州

スタイル:

Alc:11.5% 

海外のワインは

【ダニエーレ・ピッチニン】ラリオン 2023

イタリア/ヴェネト、ぶどう品種:シャルドネ、ドゥレッラ

レモンやグレープフルーツなどの柑橘やマンゴーやバニラの香り。

アフターには旨味と酸味、そして果実味もあります。

2022ヴィンテージまではビアンコ ムーニとしてリリースしていましたが、2023ヴィンテージからはラリオンと名前が変わりました。

このワインも数年前ぐらいは、2500円ぐらいだったのだがなぁ。

でもビンテージによってのブレはそんなになく、安定感はありますねぇ。

樽香がやや強いので、私としては1年ぐらい置いても良いカモ🦆

 

【ダニエーレ・ピッチニン】モンテマーグロ 2022

イタリア/ヴェネト、ぶどう品種:ドゥレッラ

グレープフルーツやレモンなどの柑橘や洋梨、白い花やハーブなどの香り。

アフターには酸味と苦味、そして旨味と塩味もあります。

今すぐに飲んでも良いが、1、2年ぐらい置いても良いカモ🦆

酸がまだ強いので、3、4年ぐらいは置いても良いカモ🦆

イタリアの土着品種ドゥレッラ100%で造るワイン。

ワイン名のモンテマーグロ(痩せた山)は、ドゥレッラを植えられている畑が乾燥して痩せた土壌なので名付けられています。

5000円以上する値段がちょっと気になるかなぁ。

 

【ダニエーレ・ピッチニン】カリペ 2020

イタリア/ヴェネト、ぶどう品種:ピノ・ネロ

ラズベリーやレットベリー、スミレなどの香り。

アフターには旨味と酸味、そして苦味と果実味もあります。

今すぐに飲んでも良いが、1、2年ぐらい置いても良いカモ🦆

2019ヴィンテージまでは、品種名をワイン名としていましたが、2020ヴィンテージからはカリペを名乗ることになったようです。

イタリアでも北のヴェネト州なので、酸が強いですねぇ。

でもピノ・ネロ(ピノ・ノワール)は これくらい酸があった方が好きカモ🦆

6000円を超えますが、このクオリティーならその価値はあります。

 

今回は日本ワイン5本と海外ワイン3本の試飲ができました。

 

今回のオススメですが、日本ワインならば、【森羅郷】熊啄木 クマゲラ 2023と今回飲んだ【共栄堂 室伏ワイナリー】の3本なら、どれを買って損はないですねぇ。

どれも今すぐに飲んでも良いし、1、2年ぐらい置いてから飲んでも良いです。

海外ワインは【ダニエーレ・ピッチニン】カリペ 2020がお勧めですねぇ。

私が冷涼な酸のあるピノ・ネロ(ピノ・ノワール)が好きだという事もあらので選びました。

温暖化の影響か果実味のあるピノ・ノワールが、世界的に増えているよなぁ。

 

ネコ店長は、試飲会の前半は店番はお休みでした。

試飲会が開始し、1時間ほど経つとして出てきて、私が居るのを確かめ、「コイツ!また居るな!!」と睨んで、私の他に危険人物は居ないようだな!と思ったのだろうか?奥に引っ込んでしまいました。

北海道は昨日、雪が降ったこともあり、ネコ店長もやる気が出なかったのだろうなぁ。

 

試飲会の他にも角打ちで、2つのワインを飲みました。

【ドメーヌモン】ドングリ 2020

アンズやべっこう飴、アールグレイのような紅茶の香り。

オレンジピールなどのスパイスの香りもあります。

アフターには旨味と酸味、そして塩味もあります。

リリース当時はカタかったけど、カドが取れバランスも良くなっています。

いまがちょうど飲み頃でしょうねぇ。

入手困難な【ドメーヌモン】ですが、これからは、ヴァンクール経由での発売になるようです。

酒販店での販売が無くなるようなので、道内では今以上に手に入りにくくなりそうです。

道内のワインショップの人もスタートから応援していたのに、これから入らなくなるのでガッカリしていましたねぇ。

ワインを送る時にワインと一緒に、手書きで「感謝」とか書いてたのを入れてたのになぁ。

アレはなんだったのか?なんて思ったりもしますが、自分で発送するのが、めんどくさくなったのだろうなぁ。

生産者:ドメーヌモン

産地:北海道余市町

品種:ピノ・グリ

スタイル:オレンジ

Alc:13%

 

【栗澤ワインズ】KONDO Vinyard ピノノワール 2022

最近は果実味のあるピノ・ノワールが、増えている気がしますが、この【栗澤ワインズ】KONDO Vinyard ピノノワール 2022は、少し前の道産のピノ・ノワールらしさがありますねぇ。

酢酸もありますが、ラズベリーやイチゴ、キノコや腐葉土の香り。

そして北海道のピノ・ノワールらしい梅紫蘇もありますねぇ。

アフターには酸味と旨味、そして塩味と果実味もあります。

【KONDOヴィンヤード】ピノ・ノワールはビンテージによってブレがある印象ですが、2022ビンテージは良さそうです。

いま飲むのには、まだ早い気がしますねぇ。

飲み頃になるのは、あと2、3年後ぐらいになるのではないでしょうか!

最近は鳥害があったり、気温が高くなったりと難しいビンテージが続いているので、2023ビンテージ以降は、飲む頃を見極めるのが、もっと難しくなりそうですよねぇ。

生産者:栗澤ワインズ

産地:北海道栗沢町

品種:ピノ・ノワール

スタイル:

Alc:11.5%

今回購入したワイン

【ドメーヌ長谷】FUKUIHARA clairet M.V

【森羅郷】熊啄木 クマゲラ 2023

2本ともにロゼワインで、偶然ラベルも鳥がモチーフでした。

ロゼのワイン会とかもやっても面白いかもなぁ。