共栄堂室伏ワイナリー&カーヴハタノ+αの試飲会!
2025年1月26日(日曜日)
「原田商店」
北海道恵庭市栄恵町70番地
時間:15:00〜17:00まで、時間内でご自由に入退場してください
定員:16人
会費:2,500円(税込)
【イベント概要】
2025年1月26日(日)に店舗営業しながら開催する有料試飲&販売会。
ワインのお供(つまみ)、食べ物の持ち込みは自由です。
日本ワインとナチュラルワインを7~8種類試飲できます。試飲時間は2時間。
※状況に応じて内容が変更になることがあります。
※試飲ワインは原則販売します。希望者多い場合は抽選になります。
今回の「ワインリスト」
日本ワインは
【共栄堂室伏ワイナリー】K23AK_DD
【共栄堂室伏ワイナリー】K23AK_AK
【ドメーヌブレス】MUSUBI プライベートリザーブ 2023
【カーヴハタノ】鞍掛 シャルドネ Barrel Aged 2022
【カーヴハタノ】鞍掛 ピノグリ 2023
【カーヴハタノ】北鞍掛 メルロー 2022
海外ワインは
【ドメーヌ・ル・ブリゾー】パタポン・ブラン 2023
【ドメーヌ・ル・ブリゾー】コ・テ・クゥール 2023
【ラッセッラ】アキッレ 2023
日本ワイン6本と海外ワイン3本の試飲ができました。
日本ワインは
【共栄堂室伏ワイナリー】K23AK_DD
バナナやパッションフルーツなどの南国の果実の香り。
リンゴやグレープフルーツなどの柑橘の香りもあります。
アフターは酸味と苦味、そして旨味があります。
甘味もありますが、甘ったるい感じではなく、程よい酸味もあり、バランスも良いですねぇ。
今すぐに飲んでも良いが、1、2年ぐらい置いても良いカモ🦆
昨今、運送費やボトル代など、いろんな経費が上がり、日本ワインも海外ワインも値上がりしている中で、2500円くらいの価格で発売しているのは偉い!
大手以外で3000円以下の日本ワインが少なくなっていますし、比較的に買いやすいのも良いですねぇ。
同じ山梨でも某ワインなどは生産量が少ないせいもあり、入手困難だったりするからなぁ。
ヤフオクとかで2倍ぐらいの値段で売っているのを見たりすると、売る奴も問題だが、買う奴も問題だよなぁと思うのは私だけなのか!
そう言うワインに限って、自慢げにSNSでアップする奴が多いのだけれど。
手に入りやすいと自慢出来ないので、共栄堂のワインは、あまりアップされないのだろうなぁ。
チキンカツや鳥の唐揚げが合いそう。
豚の生姜焼きなども良さそうです。
生産者:共栄堂室伏ワイナリー
産地:山梨県山梨市
品種:甲州(勝沼町産)
スタイル:オレンジ
Alc:11%
【共栄堂室伏ワイナリー】K23AK_AK
ラズベリーやブルーベリー、ザクロやプラム、そして赤い花のような香りもあります。
アフターは酸味と果実味、そして旨味と渋味もあります。
今すぐに飲んでも良いが、抜栓してから数時間おいた方がまとまりが出て良いカモ🦆
1、2年ぐらい置いても良いカモ🦆
赤ワインはワイン単体で飲むのが良いのかなぁ!と思っていたが、最近は食中酒として飲むべきなのだろうなぁ!と意見が変わりつつあります。
タンニンも渋味もやさしく、日本独自の赤ワインとして進化している気がしますねぇ。
価格も2500円位だし、もっと評価されて良いワインです。
昔よりも洗練されて来ているし、日本ワイン好き以外の人にも飲んで欲しいですねぇ。
肉豆腐やチャプチェなどが合いそうです。
タコやイカの煮付けに合わせても良さそう。
生産者:共栄堂室伏ワイナリー
産地:山梨県上山市+塩尻市+勝沼町
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、マスカットベリーA
スタイル:赤
Alc:11%
【ドメーヌブレス】MUSUBI プライベートリザーブ 2023
蜜入りのリンゴや白桃などの香り。
レモンやライムなどの柑橘の香りもあります。
アフターは旨味と酸味、そして果実味と苦味があります。
MUSUBIのプライベートリザーブは、3年ぶりの復活。
通常のMUSUBIと比べて、黒ぶどう比率が高いので、ボディがしっかりしていますねぇ。
2023年は鳥害により、イレギュラーなビンテージになっているワイナリーが多いですが、さすがに【ドメーヌブレス】は、キチンとエレガントに仕上げています。
酸味と苦味がまだやや強めなので、今すぐに飲むよりは1、2年ぐらい置いても良いカモ🦆
置いた方がまとまりが出て、バランスも良くなるカモ🦆
できれば3、4年くらい置くと複雑味や余韻などがもっと出て来そうです。
5000円以上するワインですが、その価値はあります。
他のワイナリーとかは、こんなクオリティのワインで、この値段なのか!なんてのもあるしなぁ。
どこのワイナリーとは言わないけど。
白身魚のカルパッチョや鯵のタタキなどが合いそう
鶏肉のハーブ焼きなども良さそうです。
生産者:ドメーヌブレス
産地:北海道仁木町
品種:ピノ・ノワール、ムニエ、ピノ・グリ、シャルドネ、トラミーナ、ピノ・ブラン
スタイル:白
Alc:11.5%
【カーヴハタノ】鞍掛シャルドネ Barrel Aged 2022
青リンゴやグレープフルーツなどの柑橘の香り。
洋梨やバニラやナッツなどの香り。
アフターは旨味と果実味、そして酸味や塩味もあります。
香りは良いのですが、もう少し厚みと複雑味が欲しいところです。
2022年は雨が多く、日照もやや少なく涼しい年だったせいでビンテージとしては、それほど良くないのカモ🦆
なので本来ならば、フラッグシップのグランシャルドネになる予定だったのが、鞍掛 シャルドになったようです。
その分値段が少し安くなっているようです。
フレッシュな感じもまだもあり、バランスも悪くないので、今すぐに飲んでも良いが、2、3年くらい置いた方が良いカモ🦆
数年置くと変わってくるのか?そうなれば良いが果たしてどうなるのか!
アサリのバター焼きやホタテのムニエルなどが合いそう。
エビフライなどに合わせても良さそう。
生産者:カーヴハタノ
産地:長野県東御市
品種:シャルドネ
スタイル:白
Alc:12%
【カーヴハタノ】鞍掛 ピノグリ 2023
リンゴや桃、ハチミツの香り。
レモンやライムなどの柑橘の香りもあります。
アフターは果実味と旨味そして苦味があります。
今すぐ飲むなら果実味と旨味がやや強めかなぁ。
全体的なバランスは良いので、抜栓して数時間置けば、今すぐに飲んでも良いカモ🦆
2、3年ぐらい置いた方がまとまりも出てきて良いカモ🦆
長野県はシャルドネのイメージが強いが、ピノグリも可能性がありそうですよねぇ。
【カーヴハタノ】鞍掛 ピノグリに関しては、ブドウの樹齢がまだ若いのか、ボリュームと複雑味がもっと有れば良いのだがなぁ。
ポテンシャル自体は高そうですけど。
エノキとベーコンのしょうゆ炒めや鶏肉のトマト煮などが合いそう。
タラのホイル焼きなどに合わせても良さそう。
生産者:カーヴハタノ
産地:長野県東御市
品種:ピノグリ
スタイル:白
Alc:12%
【カーヴハタノ】鞍掛 メルロー 2022
ブラックベリーやプラム、ブルーベリーなどの黒い果実の香り。
チョコレートやカカオなどの香りもあります。
アフターは酸味と渋味、そして苦味とタンニンがあります。
酸味が強めなので、今すぐに飲むよりは、2、3年ぐらい置いた方が良いカモ🦆
置いた方がまとまりも出てきて、バランスも良くなるカモ🦆
2022ビンテージはグランメルローの生産がない為、全量が鞍掛 メルローでリリースされました。
香りから受ける印象よりも、ボディが軽く酸味が強いです。
もう少し複雑味と余韻が欲しいですねぇ。
飲んでみると弱い部分もあるので、全量が鞍掛 メルローになった理由が分かる気がします。
長野県は良いメルローが多いので、それと比べると物足りない感じがするカモ🦆
豚の角煮やローストビーフなどが合いそう。
ラザニアなどに合わせても良さそう。
生産者:カーヴハタノ
産地:長野県東御市
品種:メルロー
スタイル:赤
Alc:12%
海外のワインは
【ドメーヌ・ル・ブリゾー】パタポン・ブラン 2023
フランス/ロワール、ぶどう品種:シュナン・ブラン
綿飴や蜂蜜などのやや甘い香り。
ナッツやパンを焼いた時のようなの香りもあります。
アフターには酸味と旨味、そして果実味があります。
ジューシーで果実味やミネラルもありますねぇ。
今すぐに飲んでも良いが、1、2年ぐらい置いた方が良いカモ🦆
3年ぶりのリリースとなるパタポン・ブランですが、いつの間にか5000円を超える値段になっているのか!
いやはや!
しかし、もう気軽に飲めるワインでは、なくなってしまいましたねぇ。
【ドメーヌ・ル・ブリゾー】コ・テ・クゥール 2023
フランス/ロワール、ぶどう品種:コー50%、ガメイ50%
ラズベリーやフランボワーズ、レットチェリーや赤い花の香り。
アフターには酸味と苦味、そして果実味と渋味があります。
前年はコー70%、ガメイ30%のアッサンブラージュだったのが、 コー50%、ガメイ50%となっているので、ボリュームは軽めでフルーティな感じになっています。
これまでのコ・テ・クゥールが好きだった人には、このビンテージは方向性が変わったと感じるかもなぁ。
しかし、このワインも5000円位になっているのか!
最近は毎年500円位ずつ値上がりしているイメージですよねぇ。
果たして、どこまで値上がりが続くのか!
円安ドル高がいつか是正されるのを待つしか無いよなぁ。
【ラッセッラ】アキッレ 2023
イタリア/ピエモンテ、ぶどう品種: ブラケット
プルーンやドライフルーツ、花の芳香剤のような香り。
アフターには酸味と旨味、そして旨果実味と苦味もあります。
ブラケットとは古代品種の黒ブドウのようです。
イタリアのブドウ品種は政府が認めているものだけで500種類近くあって、土着品種を入れると2,000種類以上あると言われていあるだけあって、イタリアワインは非常に奥深いよなぁ。
あまり飲んだことのないタイプの赤ワインでしたねぇ。
料理に合わせるよりもワイン単体で飲むのが良いカモ🦆
抜栓して、2~3日置いておくとだいぶ変化しそうだが、果たしてどうなのか?
今回は日本ワイン6本、海外ワイン3本の試飲ができました。
今回のオススメですが、日本ワインで今飲むのなら【共栄堂室伏ワイナリー】K23AK_AKです。
2、3年くらい置いてから飲むならば【ドメーヌブレス】MUSUBI プライベートリザーブ 2023ですかねぇ。
海外ワインは、【ドメーヌ・ル・ブリゾー】パタポン・ブラン 2023です。
値段的には、気軽に飲める値段のワインではもう無いですが、気分的には気軽に飲みたいワインですねぇ。
1月と言うこともあり、店内は寒いのでネコ店長は、入り口からじっと見ているだけでした。
今回の試飲会で印象に残ったワインは、【共栄堂室伏ワイナリー】K23AK_DDと【共栄堂室伏ワイナリー】K23AK_AKでした。
日本ワインでテーブルワインと呼べる数少ないワインだよなぁ!と再認識しました。