イレギュラーなビンテージが多めの試飲会!
「原田商店」
北海道恵庭市栄恵町70番地
2024年10月6日(日曜日) 15時~17時
時間:15:00〜17:00まで、時間内でご自由に入退場してください。
定員:15人位
会費:1,800円(税込)
【イベント概要】
2024年10月6日(日)に店舗営業しながら開催する有料試飲&販売会。
1部、2部に分かれていたのが1部構成になり、試飲時間が長めになりました。
ワインのお供(つまみ)、食べ物の持ち込みは自由です。
日本ワインとナチュラルワインを7~8種類試飲できます。試飲時間は2時間。
※状況に応じて内容が変更になることがあります。
※試飲会に出されたワインは基本的には購入できますが、入荷数量が少なく希望者が多い場合は抽選になります。
今回の「ワインリスト」
日本ワインは
【ドメーヌブレス】 Your Story プライベート・リザーブ 2023
【ドメーヌブレス】Ito~糸~2023
【フェルム36】Yamano-Vin-Se シャルドネ・ペティアン 2023
【フェルム36】Yamano-Vin-Se Kamoshika 2023
【フェルム36】イル・ピオニエーレ 2020
海外ワインは
【カミッロ・ドネーティ】 トレッビアーノ・フリザンテ 2022
【ナタリーノ・デル・プレーテ】ロルモー・デ・ドゥ・クロワ 2023
日本ワイン5本とイタリアワイン2本の試飲ができました。
日本ワイン
【ドメーヌブレス】 Your Story プライベート・リザーブ 2023
洋梨やライチ、白い花やハーブのような香り。
樽香やペトロール香は控えめです。
アフターは酸味とミネラル、そして旨味と苦味もあります。
まだ酸が強めに感じるんで、今すぐ飲むよりは、半年か1年ぐらい置いた方が良いカモ🦆
置いた方が複雑味が出てきそうです。
ビンテージによっては、バッカスが強めに出たり、ケルナーが強めだったりしますが、2023ビンテージは両方の個性が均等に出ていますねぇ。
これから変わっていくかも知れないけど。
Your Story プライベートリザーブとしては2022ビンテージのバッカス・ケルナー・シャルドネの混醸のワインの方が私は好きカモ🦆
棒棒鶏やポテトとベーコンのサラダが合いそう。
エビや白身魚など魚介の天ぷらなどでも良さそうです。
生産者:ドメーヌブレス
産地:北海道仁木町
品種:バッカス、ケルナー
スタイル:白
Alc:10.5%
【ドメーヌブレス】Ito~糸~2023
ブラックベリーやカシスなどの黒い果実やスミレの香り。
アフターは果実味と旨味、そして酸味があります。
今すぐに飲んでも良いですし、1、2年ぐらい置いても良いカモ🦆
2023年は鳥害により、ドルンフェルダーが壊滅的な被害を受けたため、MIYABIの生産ができなかった為、メルロー単体でのリリース。
北海道でのメルローは、まだ難しいところもあるのだろうなぁ。
このビンテージに関しては、鳥害の影響もあったのだろうしなぁ。
2023ヴィンテージは、ボルドー型のボトルでガラス栓でした。
北海道ではガラス栓は珍しいよなぁ。
煮込みハンバーグやロールキャベツが合いそうです。
お好み焼きやメンチカツなどに合わせても良さそう。
生産者:ドメーヌブレス
産地:北海道仁木町
品種:メルロー
スタイル:赤
Alc:11.5%
【フェルム36】Yamano-Vin-Se シャルドネ・ペティアン 2023
青リンゴや白桃、ライムやグレープフルーツなどの柑橘の香り。
アフターは酸味と旨味、そして果実味と苦味もあります。
フレッシュ感を楽しみたいならば、今すぐに飲んでも良いですが、1、2年ぐらい置いても良いカモ🦆
数年置くと複雑味や旨味が強くなり、印象が変わってくるカモ🦆
シャルドネのペティアンなので、ナイアガラやデラウェアのペティアンよりもボディがしっかりあり、果実味もあります。
瓶詰め後10ヶ月落ち着かせてからのリリースという事もあって、まとまりがあって良いですねぇ。
瓶詰め後すぐ発売するワイナリーが多いですが、飲み頃まで待ってリリースしてくれるのは、ありがたいですねー。
海老の天ぷらやイカフライなどが合いそう
鶏胸肉の唐揚げなども良さそうです。
生産者:フェルム36
産地:長野県大町市
品種:シャルドネ
スタイル:白、微発泡
Alc:11.5%
【フェルム36】Yamano-Vin-Se Kamoshika 2023
アンズや桃、ぺっこう飴やハーブなどの香り。
アフターは苦味と旨味、そして果実味と酸味があります。
オレンジワインですが、酸化の要素はそんなに強くなく、フレッシュな感じも残っているので、今すぐに飲んでも良いカモ🦆
でも、2、3年ぐらい置いてた方が複雑味がもっと出てきて良いカモ🦆
オレンジワイン=醸しワインということで、ときどき「さすがにコレは醸しすぎだろー!」というワインもありますが【フェルム36】Yamano-Vin-Se Kamoshika 2023は、程よい醸し具合でバランスが良いですねぇ。
ピノ・グリのオレンジワインは北海道で増えていますが、ピノ・グリはオレンジワインに向いているのだろうなぁ。
このワインはピノグリ主体(ピノグリ79%とシャルドネ21%)ですが、ピノグリ単体ではなく、ブレンドワインのオレンジワインもアリ🐜なのカモ🦆と思いました。
中華風の豚の角煮や酢豚などが合いそう。
うなぎの蒲焼きやさばの味噌煮などに合わせても良さそうです。
生産者:フェルム36
産地:長野県大町市
品種:ピノグリ79%、シャルドネ21%
スタイル:オレンジ
Alc:11.5%
【フェルム36】Remerciements GRAND BLANC 2023
青リンゴや洋梨、白桃やパイナップル、ハチミツや白い花の香り。
白桃やパイナップルなどのトロピカルフルーツの香り。
アフターは旨味と甘味、そして苦味と果実味もあります。
今すぐに飲むよりは半年か1年置くか、3、4年置いた方が良いカモ🦆
【フェルム36】の2023ビンテージは全体的に、ボリューム感が強くて、酸が控えめな感じがしました。
栗沢ブランへの憧れから、つくられているRemerciements GRAND BLANC 2023ですが、今回は栗沢ブランとは方向性が違うワインになっていますねぇ。
最近の栗沢ブランも酸が弱く、残糖があったりするので、似ていると言えなくも無いですけど。
北海道もですが、長野県も温暖化や気候の変化などで、思うようには行かないところも出ているのだろうなぁ。
次の2024ビンテージが、どうなるのか気になります。
鯵のたたきやタコの酢の物などが合いそう
ささみの紫蘇チーズ焼きなども良さそうです。
生産者:フェルム36
産地:長野県大町市
品種:ソーヴィニヨンブラン38.5%、シャルドネ32.4%、ピノグリ18.6%、シルヴァーナ3.1%、ゲヴュルツトラミネール2.5%、リースリング2.1%、シュナンブラン2%、その他0.8%
スタイル:白
Alc:11%
海外のワイン
【カミッロ・ドネーティ】 トレッビアーノ・フリザンテ 2022
イタリア/エミリア ロマーニャ、ぶどう品種: トレッビアーノ
リンゴや洋梨、グレープフルーツなどの柑橘の香り。
バナナやイースト香もあります。
アフターには酸味と旨味、そして苦味と果実味もあります。
日本ワインでは微発泡と書いてあっても、発泡しているのか?という場合がありますが、コレはちゃんとした微発泡です。
イタリアワインらしい果実味と軽めの酸、グビグビと飲みたいワインですねぇ。
やはり、良く冷やして飲むのが良いカモ🦆
価格も3000円ぐらいだし、ビンテージのブレもあまりなく、安定しているのも良いですねぇ。
【ナタリーノ・デル・プレーテ】イル・ピオニエーレ 2020
イタリア/プーリア、ぶどう品種:ネグロアマーロ、マルヴァジア ネーラ
レットチェリーやブラックベリー、レーズンや甘いスパイスの香り。
アフターには酸味と渋味、そして旨味と果実味があります。
いま飲んでも良いけど、2、3年ぐらい置いたら飲み頃になるカモ🦆
果実味のある甘めのネグロ・アマーロなので、その手の赤ワイン好きにはオススメ。
しかし、苦手な人もいるカモ🦆
少しだけどピーマンもあります。
3000円以下なのは良いですなぁ。
今回は5本の日本ワインのと2本のイタリアワインが試飲ができました。
2本が道産ワインで、3本は長野県のワインでした。
今回のオススメですが、日本ワインなら、【フェルム36】Yamano-Vin-Se シャルドネ・ペティアン 2023。
海外ワインは【カミッロ・ドネーティ】 トレッビアーノ・フリザンテ 2022です。
2本とも白ワインの微発泡になってしまったけれど、家飲みとしてオススメです!
今回の試飲会は、日本ワインは、前に飲んだイメージとは違う、イレギュラーなビンテージのワインが多かったですねぇ。
気候変動やイロイロな事が影響してるのでしょうねぇ。
いつものように店番をしていたネコ店長ですが、私を見つけると!
ネコ店長がガンつけて来て「お前!変な行動とるなよ!!」と今日は非常に警戒されました。
怖かったです!!
2部から1部構成になったので、飲み足りない人向けに、特別な角打ちワインを出す事になったようです。
今回のワインは
【ドメーヌ スズキ アツシ】日暮れの雫と茜雲 ロゼ 2023
【ドメーヌ スズキ アツシ】日暮れの雫と茜雲 橙 2023
各70ml、500円でした。
私は【ドメーヌ スズキ アツシ】日暮れの雫と茜雲 ロゼ 2023を試飲。
瓶詰めしてすぐにリリースなので、1、2年ぐらい位経ったら変わるのかなぁ。
今回は買わなかったので、自分で確かめる事はできませんけど、数年後に飲む機会があれば、どう変化してるかチャレンジしてみたいですねぇ。
今回購入したワイン。
飲むのは来年になってからかなぁ。













