「BOW!3種類と道産ワインの試飲会!」

2024年3月10日(日曜日)

1部14:00~15:00

2部15:30~16:30

「原田商店」

北海道恵庭市栄恵町70番地

会費:2,200円(税込)

【イベント概要】

2024年3月10日(日)に店舗営業しながら開催する有料試飲&販売会。

日本ワインとナチュラルワインが試飲できます。試飲時間は1時間、入れ替え準備に30分のインターバルを設けています。

※試飲会に出されたワインは基本的には購入できますが、入荷数量が少なく希望者が多い場合は抽選になります。

【ドメーヌオヤマダ】BOW! Rose 2023は試飲のみでした。

 

今回の「ワインリスト」

日本ワインは

【千葉ヴィンヤード】ヒノデダンケ ブラン 2022

【ドメーヌオヤマダ】BOW! Blane 2023

【ドメーヌオヤマダ】BOW! Rose 2023

【ドメーヌオヤマダ】BOW! Rouge 2023

【登醸造】セツナウタ 2022

 

海外のワインは

【ラ・ビアンカーラ】サッサイア 2022

【ラ・ビアンカーラ】ロッソ・マシエリ 2022

【ジュリアン・ピノー】モンキー・ゴーン・トゥ・ヘブン 2022

【ジェレミー・クアスターナ】コー・レクティフ 2022

【ジェレミー・クアスターナ】ブルー・ラベル 2022

計10本のワインの試飲ができました。

 

今回の日本ワインは

【千葉ヴィンヤード】ヒノデダンケ ブラン 2022

ライムやレモンなどの柑橘の香り。

ハチミツや白い花、ハーブのようなの香り。

アフターは塩味と酸味、そして苦味と旨味もあります。

2022年は酷い花ぶるいや「灰色かび病」、「べと病」などがあり、収穫量が4割減になってしまい、アッサンブラージュも大きく変わり、難しいビンテージになってしまったようです。

比率の多い順に多い順にシルヴァーナー、ツヴァイゲルト、レンベルガーが主体となっています。

シルヴァーナーが主体ということもあるのか、塩味と酸味が強めになっています。

苦労した年と言うせいもあってか、いつもとは方向性の違うワインになっていますねぇ。

今すぐに飲んでも良いが、1、2年くらい置いた方が良いカモ🦆

できれば3、4年ぐらい置いた方が良いのカモ🦆

2、3本買って置いておきたいワインだが、生産本数が846本と少ないので、今回は購入するのが難しいだろうなぁ。

2023年は北海道では、鳥害とかもあったので2022年よりも生産本数も少なくなってしまうのかなぁ。

ますますレアワインになりそうですねぇ。

白身魚のハーブ焼きやタンドリーチキンが合いそう。

シーザーサラダなども良さそうです。

生産者:千葉ヴィンヤード

委託醸造先:10Rワイナリー

産地:北海道岩見沢市

品種:シルヴァーナー、ツヴァイゲルト、レンベルガー、など11種類のブレンド

スタイル:

Alc:11.5%

 

【ドメーヌオヤマダ】BOW! Blane 2023

白桃やマンゴーなどのトロピカルフルーツの香り。

ホイップクリームのような甘いの香り。

アフターは旨味と果実味、そして甘味と苦味もあります。

デラウェアが主体ですが、プチマンサンやルーサンヌ、シュナンブランなどが入っているせいか、南仏を思わせる果実味と旨みがありますねぇ。

フレッシュ感もあるので今すぐに飲んでも良いが、1、2年くらい置いても良いカモ🦆

エキス分が濃く、いつもよりもやや甘みが強めですが、旨味と酸味のバランスも良く、これで2000円以下なので、日本のテーブルワインとして優秀です。

しかし、簡単には買えないので、テーブルワインという定義に当てはまるのか?というと微妙ですけどねぇ。

BOW!共栄堂くらい本数が増えてくれたら、買いやすかなり良いのになぁ。

BOW! の中ではBlaneが一番安定感がある気がします。

かぼちゃの煮物やポテトサラダが合いそうです。

八宝菜やチキンソテーなども良さそう。

生産者:ドメーヌオヤマダ

産地:山梨県甲州市勝沼町

品種:デラウェア主体、プチマンサン、ルーサンヌ、シュナンブランほか少量

スタイル:

Alc:12%

 

【ドメーヌオヤマダ】BOW! Rose 2023

キャンディーのような甘い香り。

オレンジなどの柑橘やバラや赤いベリー系の香り。

アフターは旨味と酸味、そして苦味もあります。

今すぐに飲んでも良いが、1、2年くらい置いても良いカモ🦆

「BOW!」としては初のロゼ。

巨峰、マスカットベーリーA主体で、巨峰が強めに出ていますねぇ。

チャーミングさや果実味もあります。

3本の中ではロゼが食中酒としては一番良いカモ🦆

スッキリとして飲みやすく【ドメーヌオヤマダ】をまだ飲んだことない人に勧めです。

でもロゼは生産本数が、まだ少ないらしく入手困難なようです。

「BOW!」シリーズ自体が入手困難だけど。

黒酢酢豚や卵とトマトの中華炒めが合いそう。

お好み焼きなども良さそうです。

生産者:ドメーヌオヤマダ

産地:山梨県甲州市勝沼町

品種:巨峰、マスカットベーリーA主体、ピオーネ、カベルネフラン他

スタイル:ロゼ

Alc:12%

 

【ドメーヌオヤマダ】BOW! Rouge 2023

イチゴやカシス、レットチェリーなどの香り。

ブラックベリーや梅紫蘇もあります。

アフターは果実味と旨味、そして酸味と苦味もあります。

今すぐに飲んでも良いが、1、2年くらい置いてからが良いカモ🦆

開けたてはマスカットベーリーAの香りが強かったようです。

2022ビンテージに入っていた巨峰は、今回は入っていないので甘い香りはあまりなく、腐葉土やキノコが強めです。

そんなには気にならない程度の揮発酸もあります。

抜栓した後、時間が経つごとに変わっていきそう。

ロゼができたので、これからはシッカリとした赤ワインを目指して行くのか?

どう変わって行くのか楽しみです。

豚肉の照焼きや鳥の唐揚げが合いそうです。

サバの味噌煮なども良さそう。

生産者:ドメーヌオヤマダ

産地:山梨県甲州市勝沼町

品種:カベルネフラン、マスカットベーリーA主体、ムールヴェードル

スタイル:

Alc:10%

 

【登醸造】セツナウタ 2022

ブラックベリーやカシス、スミレなどの香り。

アフターには果実味と旨味、そして酸味と苦味もあります。

今すぐに飲んでも良いが、2、3年くらい置いても良いカモ🦆

昔はリリース直後は、カタい印象でしたが最近では、すぐに飲めるようななっています。

2022ビンテージは、ちょい厳しめの年のようですが、十分に楽しめますねぇ。

セツナウタというと限りなく赤ワインに近いロゼワインのイメージでしたが、2022ビンテージは色もやや薄めで、これならロゼと言えます。

ロゼワインとしては、これくらい軽さがあった方が良いのカモ🦆

少量の亜硫酸をビン詰め時に加えていましたが、2022ビンテージは無添加になっています。

【モンガク谷ワイナリー】も2022ビンテージからは亜硫酸無添加になっていたが、余市では無添加がブームになっているのかなぁ。

焼き鳥(タレ味)やブリの照焼きが合いそう。

キノコと鶏肉のバターソテーなども良さそう。

生産者:登醸造

産地:北海道余市町

品種:醸しツヴァイゲルト48%、搾汁ツヴァイゲルト52%

スタイル:ロゼ

Alc:13%

 

海外のワインは

【ラ・ビアンカーラ】サッサイア 2022

イタリア/ヴェネト、ぶどう品種:ガルガーネガ

青リンゴやレモンなどの柑橘やパイナップルのようなの香り。

アフターには苦味と酸味、そしてミネラルもあります。

酸味は強めで、スッキリとした飲み口ですが旨味もあるタイプ。

今ほどナチュールワインが一般的では無かった頃には、【ラ・ビアンカーラ】をよく飲んでた気がします。

今すぐ飲むよりも1、2年くらい置いた方が良いのカモ🦆

ワイン名のSassi(石)がゴロゴロしている畑がSassaiaと呼ばれていたからだそうです。

 

【ラ・ビアンカーラ】ロッソ・マシエリ 2022

イタリア/ヴェネト、ぶどう品種:メルロー、タイロッソ

ラズベリー、ブルーベリーやプルーン、ハーブなどの香り。

アフターには酸味と渋味、そして果実味があります。

タイロッソは、スペインではガルナッチャ、フランスではグルナッシュと呼ばれる品種で、イタリアでもサルデーニャ州ではカンノナウ、トスカーナとラツィオ、ウンブリアの各州ではアリカンテ、マルケ州ではヴェルナッチャ ディ セッラペトローナなどと様々な呼び名で栽培されているようです。

イタリア国内では呼び名を統一した方が良いのではないかなぁ。

訳が分からなくてなる気がするのだが。

酢酸が多少あるので、1、2年ぐらい置いた方が良いカモ🦆

 

【ジュリアン・ピノー】モンキー・ゴーン・トゥ・ヘブン 2022

フランス/ロワール、ぶどう品種:サンソー

クランベリーやスモモ、プラムや梅のなど香り。

アフターには酸味と塩味そして苦味もあります。

南フランスではブレンド補助品種のイメージのあるサンソーが100%の珍しいワイン。

酸味が強めなので、2、3年ぐらい置いた方が良いのカモ🦆

ワイン名の「モンキー・ゴーン・トゥ・ヘブン」はアメリカのロックバンドPixiesの曲名から名付けたようです。

 

【ジェレミー・クアスターナ】コー・レクティフ 2022

フランス/ロワール、ぶどう品種:コー

ブルーベリーやカシス、シナモンなどのスパイスの香り。

アフターには果実味と酸味、そして渋味もあります。

馬小屋臭が少しあるので好みが分かれるのカモ🦆

品種の「コー」は、一般的には「マルベック」や「オーセロワ」と呼ばれています。

マルベックはアルゼンチンが世界の栽培面積の約90%近くを占めるので、フランスのイメージはあまり無いですよねぇ。

タンニンや凝縮感よりも旨味や果実味があるタイプですねぇ。

 

【ジェレミー・クアスターナ】ブルーラベル 2022

フランス/ロワール、ぶどう品種:ガメイ

ブルーベリやラズベリー、グローブなどのスパイスの香り。

アフターには果実味と渋味、そして旨味もあります。

アーティチョークや梅紫蘇もあるので、好みは分かれるのカモ🦆

軽い還元香もあり、ナチュール感のあるガメイです。

もう少し果実味がある方が私は好きカモ🦆

 

今回は計10本のワインの試飲ができました。

日本ワインはBOW!3種類と道産ワイン、海外ワインはフランスとイタリアワインでした。

 

今回のオススメ

日本ワインは、今すぐに飲むならば、【ドメーヌオヤマダ】BOW! Rose 2023で、1、2年置いてから飲むならば、【登醸造】セツナウタ 2022ですかねぇ。

2本とも入手困難でしょうけど。

海外ワインは、【ラ・ビアンカーラ】サッサイア 2022かなぁ。

今回の試飲会はナチュール感の強いワインが多かったです。

 

ねこ店長は本日は休みのようでしたが「ちゅーる」を貰えるので出て来でました。

私には全く眼中に無くて食べるのに夢中でした!

たぶん気づいてなかった!!

 

今日購入したワイン。

旅路のワインの会と混醸ワインの会をやりたいよなぁ。

開催する場所があればなぁ。