「クリスマスイブだけど、テールドシエルとフランスワインの試飲会!」
2023年12月24日(日曜日)
1部14:00~15:00
2部15:30~16:30
「原田商店」
北海道恵庭市栄恵町70番地
会費:2,500円(税込)
恵庭は雪はほぼ無かったのですが、道路がアイスバーン状態でツルツルでした。
【イベント概要】
2023年12月24日(日)に店舗営業しながら開催する有料試飲&販売会。
日本ワインとナチュラルワインが試飲できます。試飲時間は1時間、入れ替え準備に30分のインターバルを設けています。
※試飲会に出されたワインは基本的には購入できますが、入荷数量が少なく希望者が多い場合は抽選になります。
今日の【テールドシエル】は、各1本のみ抽選で購入できました。
私はハズレはしたけど。
今回の「ワインリスト」
日本ワインは
【テールドシエル】シエルブラン 2022
【テールドシエル】ソーヴィニヨン・アン・ベトン 2022
【テールドシエル】ソーヴィニヨンブラン 2022
【テールドシエル】シャルドネ 2022
【テールドシエル】ピノグリ 2022
海外のワインは
【ピエール=オリビエ・ボノーム】トゥーレーヌ・テゼ 2022
【レイナルド・エオレ】リヴ・ドロワット 2020
【レイナルド・エオレ】アティピック 2022
【ピエール=オリビエ・ボノーム】ラ・テニエール・ピノドニス 2022
計9本のワインの試飲ができました。
日本ワインは【テールドシエル】特集でした。
【テールドシエル】はTerre de ciel=天空の大地の名前の由来のように、標高900m付近の高地の長野県小諸市糠地の圃場で、ブドウが栽培されています。
2020年にワイナリーを設立。
ワインはココ・ファーム・ワイナリーで、実績を積んだ栽培醸造家の桒原一斗氏が担当。
周辺の生産者からの委託醸造も受託している。
栽培されている主なワイン用ブドウ品種は
ソーヴィニヨン・ブラン、メルロー、ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・グリ、ミュラートゥルガウ、リースリング、カベルネ・フラン、シラーなど
栽培面積は4.8h
年会生産本数(2022年)は12,000本
今回は5本の白ワインを飲み比べ出来ました。
新規ワイナリーだと、バラツキがある所もあるけど、さすがに、統一感がありレベルが高かったですねー。
【テールドシエル】シエルブラン 2022
レモンらライムなどの柑橘や白い花の香り。
グレープフルーツや青リンゴの香りもあります。
アフターは酸味と苦味、そして塩味とミネラルがあります。
シャルドネとピノ・ノワールなので、将来的にはスパークリングワインをつくる為に試作なのか?
なんて事を考えてしまいました。
フレッシュ感もあり、すっきりとした酸が良いので、今すぐに飲んでも良いカモ🦆
ピノが入っているせいか、ボディもしっかりしているので、2年か3年ぐらい置いても良いカモ🦆
試飲会では初めての【テールドシエル】なので、データも多めにしてみました。
野生酵母で古樽にて発酵、樽内でMFL、10ヶ月の樽熟成。SO2無添加。
樽熟成が長めですが、そんなに樽香は強くなく、バランスも良いです。
はまぐりの酒蒸しや秋刀魚の塩焼きが合いそう。
鶏の唐揚げなども良さそうです。
生産者:テールドシエル
産地:長野県小諸市
品種:シャルドネ70%、ピノ・ノワール30%(ブラン ド ノワール)
スタイル:白
Alc:12%
【テールドシエル】ソーヴィニヨン・アン・ベトン 2022
グレープフルーツなどの柑橘や青い野菜、甘草のような香り。
アフターには酸味と甘味、そして旨味と苦味もあります。
フレッシュ感があって、旨味もありバランスも良いですねぇ。
これならば、今すぐに飲んでも良いカモ🦆
2、3年くらい置いても良いカモ🦆
卵型コンクリートで野生酵母発酵、同MLF、10ヶ月コンクリートタンクで熟成、SO2無添加。
鯵のたたきやサバの塩焼きが合いそう。
ささみの湯通しポン酢和えなども良さそうです。
生産者:テールドシエル
産地:長野県小諸市
品種:ソーヴィニョン・ブラン
スタイル:白
Alc:13%
【テールドシエル】ソーヴィニヨンブラン 2022
グレープフルーツ、ライム、白い花の香り。
ハーブや青い野菜などの香りもあります。
アフターには苦味と酸味そして旨味もあります。
ソーヴィニヨン・アン・ベトンよりは、酸味と苦味が強めで、リリース直後で、樽香もまだ馴染んでないようなので、今すぐに飲むよりは、1、2年ぐらい置いた方が良いカモ🦆
抜栓して時間が経つにつれて、変化していきそうなワインです。
古樽及びステンレスタンクで野生酵母で発酵、同MLF、古樽と新樽で10ヶ月熟成、SO2無添加。
タコの酢の物やカキフライなどが合いそうです。
海老マヨなども良さそうです。
生産者:テールドシエル
産地:長野県小諸市
品種:ソーヴィニョン・ブラン
スタイル:白
Alc:13%
【テールドシエル】シャルドネ 2022
青リンゴや洋梨、白桃などの香り
アフターには旨味と酸味、そして果実味もあります。
余韻に苦味と塩味が残りますねぇ。
樽香もありますが強すぎるという事もなく、バランスは良いです。
なので、今すぐに飲んでも良いし、2、3年くらい置いてから飲んでも良いカモ🦆
酸味に個性があるのは、サヴァニャンが5%入っているからなのかなぁ。
2022年は良い貴腐が付かなかったため、健全果のみを選別し直接圧搾。
古樽で野生酵母で発酵、同MLF、古樽と新樽で10ヶ月熟成、SO2無添加。
白身魚のカルパッチョや焼き鳥(塩)などが合いそうです。
サラダチキンなどでも良さそう。
生産者:テールドシエル
産地:長野県小諸市
品種:シャルドネ95%、サヴァニャン5%
スタイル:白
Alc:12%
【テールドシエル】ピノグリ 2022
青リンゴやグレープフルーツ、黄桃などの香り。
アフターには旨味と旨味そして苦味もあります。
この5本の中では、酸味が控えめで、苦味と塩味がやや強めですねぇ。
樽香も程よくあって、バランスは良いです。
フルーティさもあるので、今すぐに飲んでも良いカモ🦆
2、3年くらい置いてから飲んだら、余韻が長くなって良いカモ🦆
ピノグリだけでなく、シュナンブランやリースリング、シャルドネが入っているせいか、リリース直後ですが複雑味もあって良いですねぇ。
古樽と卵型コンクリートタンクで野生酵母で発酵、同MLF、古樽と新樽で10ヶ月熟成、SO2無添加。
酢豚や回鍋肉が合いそうです。
アボカドと海老のサラダなども良さそう。
生産者:テールドシエル
産地:長野県小諸市
品種:ピノグリ90%、シュナンブラン、リースリング、シャルドネが10%
スタイル:白
Alc:12%
クリスマスイブなので、ネコ店長は「ちゅーる」のプレゼントを貰っていました。
海外のワインは
【ピエール=オリビエ・ボノーム】トゥーレーヌ・テゼ 2022
フランス/ロワール、ぶどう品種:ソーヴィニョン・ブラン
2022年は歴史的な干ばつと日照りのせいか、発酵が終わらず、残糖のあるビンテージなっています。
レモンなどの柑橘はあまりなく、洋梨やリンゴ、練乳ような甘い香りがあります。
残糖があって、13.5%ありますが、酸味や旨味もあり、思ったよりも飲みやすいですねぇ。
いつものビンテージと違うので、飲んだ時には違和感を感じる人もいるカモ🦆
【レイナルド・エオレ】リヴ・ドロワット 2020
フランス/ロワール、ぶどう品種:シャルドネ
リンゴや洋梨、カリンやパイナップルなどの香り。
2020ビンテージですが熟成感もあり、古樽で30ヶ月熟成ですが、樽香もそんなに強くなくバランスが良いですねぇ。
これならば、今すぐに飲んでも良いカモ🦆
5000円以上しますが、旨味やミネラルもあって、ロワールのワインが好きならば、おすすめカモ🦆
【レイナルド・エオレ】アティピック 2022
フランス/ロワール、ぶどう品種:ガメイ70%、ピノノワール10%、ピノムニエ10%、コー10%
ブルーベリやチェリー、梅や赤い花の香り。
ガメイが70%、ピノ・ノワールが10%ですが、思いのほかエキス分が濃い感じがしました。
ガメイが好きな人向けなら、もう少し軽めの方が好まれるカモ🦆
もしかしたら、今飲むよりも2、3年くらい置いた方が良いのカモ🦆
【ピエール=オリビエ・ボノーム】ラ・テニエール・ピノドニス 2022
フランス/ロワール、ぶどう品種:ピノ・ドニス
ザクロや赤い花、コショウなどのスパイスの香り。
ピノ・ノワールよりは、果実味やタンニンなどは濃い感じがします。
【ピエール=オリビエ・ボノーム】のピノ・ノワール2022は、約8000円位なので、5500円位のピノドニスは安い!とは、貧乏人の私にはやはり思えないよなぁ。
最近は上のクラスのワインは、ドンドン値上がりしていますよねぇ。
今回は計9本のワインの試飲ができました。
日本ワインが5本、海外ワインは4本でした。
日本ワインは、5本すべて【テールドシエル】。
海外ワインはフランスワインが4本でした。
今回のオススメは
入手困難なので、もし選ぶとしたらですが、【テールドシエル】ピノグリ 2022ですかねぇ。
いま飲んでも良いし、置いても良さそう。
海外ワインでは、
【レイナルド・エオレ】リヴ・ドロワット 2020ですかねぇ。
今回では、一番高いワインでしたが、ワイン自体の完成度が高く、今すぐ飲んでも置いても良い感じがしました。
今日は何故か警戒モードで、近距離で監視されていました!
なぜか凝視される!
今年も仲良くは、なれなかった!
クリスマスイブなので、スパークリングワインも追加。
リリースしたばかりの【ドメーヌユイ】ドメーヌ・ユイ T2 ペティアン ブラン 2023
ポートランドですが、酸もあり、爽快感もあって、キチンと泡もありました!
これは美味しい!!
年内最後の試飲会ということで、いつもより長居をしてしまったので「オイオイ!オマエは、まだ居たのか!!」と睨まれてしまいました!
今日購入したワイン。
来年のワイン会に出そうかなぁ!
【LOWBROW CRAFT】のWhy Theory ? TABIJI 2023ですが、なぜかオリが多かったので、ボトル差なのだろうなぁ。
毎年やっているので、旅路の会も開催しなきゃいけないよなぁ。


















