「日本ワインは委託醸造のワイン多め、オーストラリアワイン多めの試飲会!」
2023年2月11日(土曜日)
1部14:00~15:00
2部15:30~16:30
「原田商店」
北海道恵庭市栄恵町70番地
会費:2,200円(税込)
【イベント概要】
2023年2月11日(土)に店舗営業しながら開催するワインの有料試飲&販売会。
日本ワインとナチュラルワインが試飲できます。試飲時間は1時間、入れ替え準備に30分のインターバルを設けています。
※試飲会に出されたワインは基本的には購入できます。
今回の「ワインリスト」
日本ワインは
【ヒトミワイナリー】 h3 カリブー 2022 Lot1
【MARO Wines】ピノ・ノワール 2022 ブラン・ド・ノワール
【わいん畑浦本】taiyo 2021
【ヒトミワイナリー】フレッシュ・ルージュ 2021
【チョコ・トゥルー・ファーム】千歳ワイン 2021
海外のワインは
【リッカ・テッラ】スキン・コンタクト ペットナット2022
【リッカ・テッラ】ブロンコ・バスター 2022
【シリル・アロンソ】ウフ 2020
【リッカ・テッラ】ジューシー・ジューン 2022
【シリル・アロンソ】ルール・マ・プール 2020
計10本のワインの試飲ができました。
日本ワインは
【ヒトミワイナリー】 h3 カリブー 2022 Lot1
デラウェアらしい甘い果実や綿飴や青リンゴの香り。
アフターには果実味と甘味、そして少しの酸味があります。
ビンテージやボトル差が大きいワインですが、今回は酵母の働きが弱いのか、ほとんど発泡してませんでしたねぇ。
残糖も多めなので、3ヶ月か半年ぐらい経つと変わってくるカモ🦆
今はまだ瓶詰め前に入れたデラウェアの果汁感が強めに感じられます。
いますぐに飲んでも良いが、酸がが弱いのでやや甘めに感じるので、3ヶ月か半年くらい置いた方が良いのカモ🦆
ヒトミワイナリー定番の「カリブー」ですが、何か違和感があるなぁと思ったら、器械栓式(開栓後に再栓可能なスウィング式の栓)から王冠式に変更。
その分、内容量が720mlから750mlになってました。
そのうち微発泡のワインは全て王冠になってしまうのか!
チキンナゲットやトマトと卵の中華炒めなどが合いそう。
アボカドとタコのマリネなども良さそうです。
生産者:ヒトミワイナリー
産地:滋賀県東近江市
品種:デラウェア(山形県産)
スタイル:白、微発泡(ほぼ発泡してなかったけど)
Alc:11%
【MARO Wines】ピノ・ノワール ブラン・ド・ノワール 2022
クランベリーやチェリー、スパイスのようなの香り。
フランボワーズやラズベリーのような風味もあります。
アフターには酸味と塩味そして苦味が残ります。
余市産のピノ・ノワールですが、苦味と酸味が強く、バランスは今ひとつです。
もしかしたら樹齢が若いのか?と思ったら、どうやらそのようです。
これから樹齢が高くなってきたら良くなりそうですが、自社畑ではなく買いブドウなので、ずっとリリースされるのか?
これから、どうなるのかなぁ。
まとまりは今ひとつですが、酸が強めが好きな人は、いますぐに飲んでも良いカモ🦆
ポテンシャルはありそうなので、私は2、3年後に飲みたいですねぇ。
ブラン・ド・ノワールとありますが、色味としては、ほぼロゼで、味もほぼロゼでした。
方向性としては、【千歳ワイナリー】ピノ・ノワール ロゼが近いカモ🦆
エビチリや麻婆茄子が合いそう。
アサリのバジル炒めやセロリと牛肉のクミン炒めなども良さそう。
生産者:MARO Wines
産地:北海道札幌市
品種:ピノ・ノワール(北海道余市町産)
スタイル:白(でも、色はロゼ)
Alc:12%
【ワインばたけ浦本】taiyo 2021
ピンクグレープフルーツや白桃、洋ナシや青リンゴ、ブルーベリーのような香り。
アフターは甘味と旨味、そして苦味が残ります。
残糖もありますが酸味や苦味のバランスが良く、スッキリして飲みやすいですねぇ。
フレッシュさもあるので、いますぐに飲んでも良いカモ🦆
でも1、2年置いても変化が楽しめてアリ🐜カモ🦆
北海道産ヴィニフェラ種100%で、品種などは公開されていないようです。
空知の農家さんから買っているようですが、【さっぽろ藤野ワイナリー】で、醸造しているとは思えないくらい、完成度が高いですねぇ。
「kodou 2020」も良かったですが、「taiyo 2021」も良いです。
生産本数は多いはず(約2500本位)だが、ワインショップとかで見かけないのは、主に飲食店向けなのかなぁ?
メルカリでは7800円で売られておりました。
やはり人気があるのだろうなぁ。
2023年シーズンからは自社醸造に切り替わる予定だが、果たしてどうなるのか?
ゴーヤチャンプルーや春菊と椎茸のナムルなどに合いそう。
タイ風の焼きそばやタッカルビなども良さそうです。
生産者:ワインばたけ浦本
産地:北海道岩見沢市
品種:北海道のヴェニフェラ種を数品種
スタイル:ロゼ、微発泡
Alc:11.5%
【ヒトミワイナリー】フレッシュ・ルージュ 2021
ベリーAの甘い香りとプラムやブラックベリーなどの黒い果実の香り。
スパイシーでヤマブドウらしい香りもあります。
アフターには酸味と果実味もあります。
ベリーAとヤマソーヴニヨンを6:4で、フレンチオークの古樽にブレンド後、約6ヶ月間熟成。
まだ、ベリーAとヤマソービニオンがまとまっていない気もしますが、全体的なバランスは良いです。
樽香も穏やかで、これくらいがちょうど良いですねぇ。
酸もそこまで強くないし、ヤマブドウ系のワインが苦手な人でもオススメできマス。
今すぐに飲んでも良いが、半年くらいおいたほうが良いカモ🦆
本当は2、3年置いた方が良いカモ🦆
照焼きチキンや油淋鶏などが合いそうです。
豚肉の生姜焼きやイカの煮付けなども良さそう。
生産者:ヒトミワイナリー
産地:滋賀県東近江市
品種:マスカットベリーA(山形県産)、ヤマソービニオン(岩手県産)
スタイル:赤
Alc:10%
【チョコ・トゥルー・ファーム】千歳ワイン 2021
ラズベリーやブルーベリー、胡椒や土の香り。
アフターには酸味と渋味そして苦味が残ります。
ピノ・ノワールが一番多いですが、いま現在はツヴァイゲルトの香りとアルモノワールの酸味が前面に出てますねぇ。
アルモノワールが良いアクセントに、なっています。
このアッサンブラージュもアリ🐜なのカモ🦆
タンニンは軽めで、酸味が強めですねぇ。
昔の道産ワインによくあったタイプの赤ワインだよなぁ。
千歳は余市や三笠ほど、積算温度が高くないだろうからこうなったのだろうなぁ。
今すぐ飲むよりは1、2年くらい置いた方が良いカモ🦆
ポークソテーの粒マスタードソース和えやベーコンと黒胡椒のポテチサラダが合いそうです。
鯖のトマト煮やロールキャベツなども良さそう。
面白いワインだが、しかし、6600円は高いよなぁ!
生産者: チョコ・トゥルー・ファーム(千歳ワイナリーに委託醸造)
産地:北海道千歳市
品種:ピノ・ノワール55%、ツヴァイゲルト21%、アルモノワール11%、メルロー1%、白ワイン用ブドウ品種12%
スタイル:赤
Alc:12%
海外のワインは
【リッカ・テッラ】スキン・コンタクト ペットナット2022
オーストラリア/南オーストラリア、ぶどう品種:ジピッポ68%、ヴェルメンティーノ32%
マスカットや洋梨、南国のフルーツの香り。
香りが華やかですねー。
アフターには甘味と旨味そして苦味もあります。
オーストラリアの地理的表示制度は品種や醸造方法の制限がないため、ジビッポ主体のワインが作れるのだろうなぁ。
フレッシュさが良いので、今すぐに飲むのほうが良いカモ🦆
単に「ジビッポ」と国家登録されていますが「モスカート・ディ・アレッサンドリア・ジビッボ」のことで、日本人にも馴染みがある品種なので、普段ワインを飲まない人でも受け入れられそう。
【リッカ・テッラ】ブロンコ・バスター 2022
オーストラリア/南オーストラリア、ぶどう品種:ヴェルメンティーノ69%、フィアーノ31%
グレープフルーツのような柑橘と白い花の香り。
アフターには酸味と甘味そして塩味があります。
南イタリアに旅行した際に地ブドウを見て、国際品種を抜いて、このヴェルメンティーノ、フィアーノやジビッポを植えたそうです。
そうとう変わった人だよなぁ。
いま飲んでも良いが、夏に冷やして飲むのが良いカモ🦆
「私はあくまで栽培家であり、醸造は専門外」なので、委託醸造。
そのせいかクリーンで飲みやすいですねぇ。
栽培は素晴らしいのに、醸造は・・・みたいなワイナリーもあるからなぁ。
これはこれで正解なのカモ🦆
【シリル・アロンソ】ウフ 2020
フランス/ボジョレー、ぶどう品種:シャルドネ60%、シャルドネミュスカデ30%、シャルドネミュスケ10%
レモンなどの柑橘やアプリコットのような香り。
アフターには酸味と苦味、そしてスパイスもあります。
今すぐに飲んでも良いカモ🦆
そんなに長く置いても、そんなに変わらない気がしますが果たしてどうなのか?
しかし、シャルドネとシャルドネミュスカデとシャルドネミュスケとは珍しい。
フランスには約800種類のブドウ品種があると言われているが、ワインとしてリリースされることは、あまり無いので貴重だよなぁ。
この比率が正解なのかどうかは分からないけど。
【リッカ・テッラ】ジューシー・ジューン 2022
オーストラリア/南オーストラリア、ぶどう品種:グルナッシュ58%、ネグロアマローネ42%
ブルーベリーやスミレのような香り。
アフターには苦味とタンニン、そして苦味があります。
ネーミングのようにジューシーさがあります。
ヌーボーのように、収穫から数か月でリリースされる赤なので、今すぐに飲んでも良いカモ🦆
タンニンもあるで、焼き肉とかBBQなどで飲むのが良いカモ🦆
【シリル・アロンソ】ルール・マ・プール 2020
フランス/ボジョレー、ぶどう品種:ガメイ60%、ピノ・ノワール30%、ピノ・ファン10%
ザクロやいちご 、スミレやバラの香り。
アフターには果実味と旨味があります。
アフターも長めで、複雑味があって、クリュ ボジョレーが好きなガメラーなら気に入るはず。
今すぐに飲んでも悪くはないが、4、5年は置きたいカモ🦆
置くと複雑味が出そうです。
しかし、美味しいボジョレーだけあって、6000円ぐらいするのだよなぁ。
最近は、ボジョレー・ヌーヴォーも4000円〜5000円以上はするので、この価格でもしょうがないのだろうなぁ。
だったらピノ・ノワールを買うか!とも思うが、最近のピノ・ノワールはハズレが多いし。悩むところです。
今回は計10本のワインの試飲ができました。
日本ワインが5本、海外ワインは5本でした。
日本ワインは、委託醸造のワインが多め。
海外ワインは、オーストラリアワインが多めでした。
今回のオススメは
【ワインばたけ浦本】taiyo 2021と【ヒトミワイナリー】フレッシュ・ルージュ 2021ですかねぇ。
今すぐに飲んでも良いし、1、2年は置いてから飲んでも良いカモ🦆
他の3本も悪くは無いが、酸が強すぎたり、酸が弱かったりして、バランスが今ひとつなのだよなぁ。
置いたら変わるかもしれないけどねぇ。
海外ワインでは、【リッカ・テッラ】ブロンコ・バスター 2022と【シリル・アロンソ】ルール・マ・プール 2020です。
【リッカ・テッラ】ブロンコ・バスター 2022は、夏に冷やして海鮮のBBQと一緒に飲みたいです。
【リッカ・テッラ】ジューシー・ジューン 2022も良かったが、私もガメイが好きなので、【シリル・アロンソ】ルール・マ・プール 2020を選びました。高いけど、やはり美味いです!
今日購入の2本。
機会があればエジマ会で出したいよなぁ。
ネコ店長は、他のお客さんにはそうでもないのだが、私には相変わらずの警戒モードでした。














