「ドメーヌ・オヤマダ祭りというかヴァンクール祭り!」
2023年1月14日(土曜日)
1部14:00~15:00
2部15:30~16:30
「原田商店」
北海道恵庭市栄恵町70番地
会費:2,200円(税込)
【イベント概要】
2023年1月14日(土)に店舗営業しながら開催するワインの有料試飲&販売会。
日本ワインとナチュラルワインが試飲できます。試飲時間は1時間、入れ替え準備に30分のインターバルを設けています。
※試飲会に出されたワインは基本的には購入できます。
今回のドメーヌオヤマダさんのワインは入荷がごく少量のため今回は試飲のみで、販売は無し。
今回の「ワインリスト」
日本ワインは
【ドメーヌ・オヤマダ】祝 2020
【ドメーヌ・オヤマダ】万力ロゼ 202
【ドメーヌ・オヤマダ】日向 2020
【ドメーヌ・オヤマダ】洗馬 2020(白)
【ドメーヌ・オヤマダ】洗馬 2020(赤)
参考出品:【ドメーヌ・オヤマダ】洗馬 2017(赤)
海外のワインは
【ドメーヌ・ガングランジェ】シャンガラ 2020
【ドメーヌ・ガングランジェ】メトラ 2019
【ドネーヌ・フォン・シプレ】シプレ・ド・トワ 2021
【ドネーヌ・フォン・シプレ】プルミエ・ジュ 2021
【ドネーヌ・フォン・シプレ】ル・コルディエール・デ・ザンド 2020
計11本のワインの試飲ができました。
日本ワインは
【ドメーヌ・オヤマダ】祝 2020
レモンや和柑橘などや洋梨や青リンゴの香り。
いつもよりもボリュームがあって、甘さはやや控えめです。
アフターには酸味と苦味、そして塩味もありますねぇ。
フレッシュ感もあり、酸味と甘味のバランスが良いです。
1、2年置いて余韻を楽しみたいが、このフレッシュ感も良いので、今すぐ飲んでも良いカモ🦆
今はデラウェアが強いけど、数年置くと甲州やプティ・マンサンが主張して来そうです。
ホントは2、3本買えたら良いのだが、入手困難なワインになってしまったので、いつ飲むか悩みます。
書体のせいで、私は「祝(いわい)」が「呪(のろい)」に読めてしまうのですよねー。
魚介や山菜の天ぷらが合いそう。
おでんや白菜と豚バラのミルフィーユ鍋なども良さそうです。
生産者:ドメーヌ・オヤマダ
産地:山梨県甲州市勝沼
品種:デラウェア主体、甲州、プティマンサン
スタイル:白泡
Alc:11%
【ドメーヌ・オヤマダ】万力ロゼ 2021
べっこう飴やアールグレイのような香りと桃やアプリコットの香り。
ロゼですが、色は綺麗なオレンジ色です。
アフターには苦味と渋味、少しの甘味がありますねぇ。
古樽熟成10ヶ月ですが樽香は控えめで、酸化のニュアンスもいつもよりは強くないです。
「万力」はビンテージによって、ブレがあるイメージですが、20921ビンテージはバランスが良いですねぇ。
でも、今すぐ飲むよりも、ボディも軽めで、まとまりがもう少し欲しので、2、3年ぐらい置いてから飲んだ方が余韻が出て良いカモ🦆
冷やして飲むよりも、少し温度が上がった方の良さそう。
豚キムチ炒めやエビチリなどに合いそうです。
タッカルビやプルコギなども良さそう。
生産者:ドメーヌ・オヤマダ
産地:山梨県甲州市勝沼
品種:甲州、プティマンサン、シュナンブラン少々
スタイル:ロゼ
Alc:12%
【ドメーヌ・オヤマダ】日向 2020
ブラックベリーやカシス、スパイシーな香りもあります。
土っぽいさや落ち葉のような香り。
アフターには果実味と柔らかいタンニンがあります。
相変わらず、まだカタイですが、昔ほどではないので、今飲むならディキャンタすべきカモ🦆
少なくとも2、3年は置きたいよなぁ。
シラー、ムールヴェードル、タナその他少量ですが、そこまでタンニンも濃くなく、繊細な感じもありますねぇ。
しかし、このレベルの赤ワインでは破格の安さです。
でも、普通には買えないけどねぇ。
モツの煮込みや鳥の照焼きなどに合いそう。
牛肉のしぐれ煮やレバニラなども良さそうです。
生産者:ドメーヌ・オヤマダ
産地:山梨県甲州市勝沼
品種:シラー、ムールヴェードル、タナ 、その他少々
スタイル:赤
Alc:12%
【ドメーヌ・オヤマダ】洗馬 2020(白)
白い花やハチミツ、ハーブのようなの香り。
アフターには酸味と苦味とミネラルが残ります。
古樽熟成1年ですが、やや樽香も強めかなぁ。
フレッシュ感もあり、すっきりとした飲み口なのでいま飲んでも良いが、まだ、まとまりが無い感じなので、2、3年置いた方が良いカモ🦆
その方が複雑味や余韻が出て良いカモ🦆
今回のドメーヌ・オヤマダのワインの中では、一番完成度は高いカモ🦆
ピノグリ、セミヨン、サヴァニャンなどの若木のブドウがブレンドされているので、やや青さがあるので、それがなくなるとスゴク良くなりそう。
アジフライやカキフライなどが合いそうです。
白身魚のカルパッチョやアサリの白ワイン蒸しなども良さそう。
生産者:ドメーヌ・オヤマダ
産地:山梨県甲州市勝沼
品種:ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ピノグリ、セミヨン他(長野県塩尻市洗馬産)
スタイル:白
Alc:12%
【ドメーヌ・オヤマダ】洗馬 2020(赤)
ブルーベリーやブラックベリーや赤紫蘇の香り。
腐葉土やハーブやスミレの香り
アフターには渋味と酸味があります。
やはり、まだまだカタイですねぇ。
タンニンは濃いめで、酸も強めです。
すぐ飲むよりは3、4年は置いた方が良いカモ🦆
これでも昔よりは飲みやすくは、なっていますけどねぇ。
無理にディキャンタするよりは、我慢して瓶熟した方が良いカモ🦆
ビーフシチューやローストビーフなどが合いそうです。
鯖の味噌煮や味噌カツも良さそう。
生産者:ドメーヌ・オヤマダ
産地:山梨県甲州市勝沼
品種:カベルネ・フラン、その他(長野県塩尻市洗馬産)
スタイル:赤
Alc:12%
参考出品:【ドメーヌ・オヤマダ】洗馬 2017(赤)
カシスやブラックベリーなどの黒い果実の香り。
アフターには渋味とまろやかな渋味があります。
2017ビンテージなので、タンニンも柔らかくなって、バランスも良くなっていますねぇ。樽香も馴染んで、酸も柔らかくなっています。
すぐに飲んでも良いが、1、2年置いたら本当の飲み頃と言えるカモ🦆
まだ、多少のカタさがあるので、今飲むならデキャンタするのが良いカモ🦆
コレで3000円以下はスゴいです。
普通は、手に入らないですけどねぇ。
煮込みハンバーグや鴨のローストなどが合いそうです。
ラムチョップのバルサミコソースがけや豚バラとキノコの炒め物も良さそう。
生産者:ドメーヌ・オヤマダ
産地:山梨県甲州市勝沼
品種:カベルネ・フラン、その他(長野県塩尻市洗馬産)
スタイル:赤
Alc:12%
海外のワインは
【ドメーヌ・ガングランジェ】シャンガラ 2020
フランス/アルザス、ぶどう品種:ピノブラン30%、その他の白ブドウ品種(リースリング、ゲヴュル ツトラミネール、ピノグリ、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネール)をプレスした際に出る澱のの部分をアッサンブラージュ。
2020ビンテージは、網袋に入れたゲヴュルツのブドウを発酵中のワインに漬け込んでいます。
ミカンやグレープフルーツなどの柑橘系の香りと白い花やハチミツの香り。
アフターには酸味と苦味、そして塩味がありますねぇ。
ゲヴュルツのブドウをワインに漬け込む醸造方法はアリ🐜かもなぁ。
すぐに飲むのも良いが、1、2年ぐらい置いても良いカモ🦆
テーブルワインという位置づけなのか、珍しい1000mlのボトルです。
アルザスワインが高騰している中、1000mlで4000円を切る値段はお買い得カモ🦆
【ドメーヌ・ガングランジェ】メトラ 2019
フランス/アルザス、ぶどう品種:リースリング90%、シルヴァネール・ルージュ10%
レモンやグレープフルーツのような柑橘とパイナップルのような香り。
アフターには塩味と酸味、苦味があります。
揮発酸が強かったので、2年間カーヴで瓶熟させたとのことですが、まだ揮発酸が強いですねぇ。
いま飲むよりも1、2年置いてた方が良いカモ🦆
シルヴァネール・ルージュという亜品種が混植されています。
アルザスもいろんな品種があるよなぁ。
4000円以下だし、揮発酸が気にならない人なら気に入るカモ🦆
昔は3000円以下だったのだかなぁ。
高くなったよなぁ。
【ドネーヌ・フォン・シプレ】シプレ・ド・トワ 2021
フランス/ラングドック、ぶどう品種:シャルドネ
レモンやライムの柑橘と洋梨や白い花のような香り。
アフターには酸味とハーブのような苦味もあります。
ラングドックのシャルドネですが、冷涼な酸がありますねぇ。
フレッシュさやフルーティな感じもあるので、すぐに飲んでも良いカモ🦆
1、2年置いても良くなりそうです。
発酵は自然酵母で、ステンレスタンクで10日間。熟成はステンレスタンクで5ヶ月。
スッキリとした飲み口で、コレは良いカモ🦆
【ドネーヌ・フォン・シプレ】プルミエ・ジュ 2021
フランス/ラングドック、ぶどう品種:グルナッシュ70%、カリニャン30%
ラズベリーやさくらんぼなどの赤い果実と梅のような香り。
アフターには苦味と酸味があります。
今すぐに飲んでも、1、2年置いてもどちらでも良いカモ🦆
グルナッシュを直ぐにプレスし、そのジュースの中に、全房のカリニャンを漬け込んでいるので、赤ワインですが、ロゼのような色をしています。
ジューシーな果実味でロゼっぽいですねぇ。
アルコール度数も11.5%なので、スイスイ飲めてしまいそうです。
【ドネーヌ・フォン・シプレ】ル・コルディエール・デ・ザンド 2020
フランス/ラングドック、ぶどう品種:グルナッシュ、カリニャン、シラーが各1/3
カシスやブラックベリー、ダークチェリーなどの黒い果実の香り。
アフターにはタンニンと果実味があります。
マサラシオン後に3品種を均等にアッサンブラージュし、木桶タンクにて熟成。
バランスも良く、3品種の個性が出ていて完成度が高いですねぇ。
ラングドックらしい果実味があり、エレガントでボディもしっかりしています。
すぐに飲んでも良いが、2、3年くらいは置きたいカモ🦆
今回の試飲会で一番高い4000円超えですが、それだけのクオリティはあります。
今回は計11本のワインの試飲ができました。
日本ワインが6本、海外ワインは5本でした。
日本ワインは、全てドメーヌ・オヤマダでした。
海外ワインは、フランスワインが多め。
今回出たワインがすべてヴァンクールでした。
今回のオススメの日本ワインだが、【ドメーヌ・オヤマダ】は、普通は買えないので、参考にならないので選ばなくても良いか!とも思ったが、もしも買えたらという前提で選びました。
いますぐに飲むなら、【ドメーヌ・オヤマダ】祝 2020。
2、3年置いて飲むならば、【ドメーヌ・オヤマダ】洗馬 2020(赤)かなぁ。
海外ワインでは、【ドメーヌ・ガングランジェ】シャンガラ 2020と【ドネーヌ・フォン・シプレ】シプレ・ド・トワ 2021です。
2本ともバランスが良かったですねぇ。
すぐに飲んでも、1、2年置いても良さそう。
あとは【ドネーヌ・フォン・シプレ】ル・コルディエール・デ・ザンド 2020も良かったです。
しかしコレはいま飲むよりも、あと3、4年は置きたいですねぇ。
2023年の年明け一回めですが、相変わらずに警戒モードでした。
今年も私に慣れる事はないのだろうなぁ。














