「珍しい品種多め!ドイツワイン多めの試飲会!」
2022年8月6日(土曜日)
1部14:00~15:00
2部15:30~16:30
「原田商店」
北海道恵庭市栄恵町70番地
会費:2,000円(税込)
【イベント概要】
2022年8月6日(土)に店舗営業しながら開催するワインの有料試飲&販売会。
6月から3部から2部の入れ替え制に変更。
日本ワインとナチュラルワインが試飲できます。試飲時間は1時間、入れ替え準備に30分のインターバルを設けています。
※試飲会に出されたワインは基本的には購入できます。
今回の「ワインリスト」
日本ワインは
【ドメーヌ長谷】FUKUIHARA 88 PET NAT2021
【ドメーヌ長谷】FUKUIHARA reserve
【富良野市葡萄果樹研究所】ふらの リースリング 2021
【ナチュラル・ココ】ミンツチ 2020
【ヒトミワイナリー】ヤマソーヴィニヨン 2020
海外のワインは
【ヴァイングード・ヴァンドルフ】ペティアン・ナチュレ 2021
【ヴァイングード・ヴァンドルフ】ヴァイス 2020
【ヘリオセントリック】セイム・リヴァー・トワイス・ブラン 2020
【ヘリオセントリック】セイム・リヴァー・トワイス・ロゼ 2020
【ヴァイングード・ヴァンドルフ】ロート 2018
計10本のワインの試飲ができました。
日本ワインは
【ドメーヌ長谷】FUKUIHARA 88 PET NAT2021
グレープフルーツやゆずなどの柑橘と洋梨やメロン、スイカのような香り。
レモンのようなフレッシュな酸味があります。
アフターには旨味と苦味があります。
ドメーヌ長谷としては、たぶん初のペティアンです。
ほとんど泡は感じませんでしたけど。
500ℓの大樽で樽発酵させて、少量のピノ・ノワールも加え、発酵中のガスを瓶にそのまま閉じ込めたワイン。
でも樽香は、あまり無いですねぇ。
後口が少しシードルっぽいのが面白いです。
北海道産のペティアンをよく飲む人には、少し酸が弱いと感じるカモ🦆
すっきりとした飲み口なので、よく冷やして飲むのが良いカモ🦆
亜硫酸無添加で、アルコール度数も低めなので、長期熟成させるならばキチンと冷暗所で保存しないと危険カモ🦆
抜栓して2、3日経つと酸化しそうな気がしますが、果たしてどうなのか?
シーフードサラダやホタテとエビのマリネなどが合いそう。
大根とイカの煮物なども良さそうです。
生産者:ドメーヌ長谷
産地:長野県高山村
品種:シャルドネ主体、ピノ・ノワール極少量(福井原産、自社畑&契約畑)
スタイル:白泡
Alc:10.5%
【ドメーヌ長谷】FUKUIHARA reserve
和の柑橘やリンゴやパイン、白い花の香り。
アフターには塩味とミネラルそして苦味もあります。
2019年と2020年と2021年をアッサンブラージュしているせいか、熟成感もありつつ、フレッシュ感も少しありました。
いろんな要素があるワインで面白いのですが、リリース直後なので、まだまとまりが無く、バラバラな感じがしますねぇ。
やはり今すぐ飲むよりは、1、2年位置いた方が良くなるカモ🦆
熟成させるとバランスも良くなり、リースリングやゲヴェルツなどが、顔を出ししきそうな気がします。
しかし、このレベルのワインが2300円くらいで買えるのはスゴイなぁ。
他の長野県のワインはお高いのが多いからなぁ。
魚介のマリネやカルパッチョなどが合いそう。
白身魚やイカなどの天ぷらも良さそうです。
生産者:ドメーヌ長谷
産地:長野県高山村
品種:2019年キュヴェ→福井原産 契約栽培のシャルドネ主体(+ピノ・ノワールほか)
2020年キュヴェ→福井原産 契約栽培のシャルドネに、遅摘した自社畠のリースリング、ゲヴェルツ他を混醸
2021年キュヴェ→福井原産のピノ・ノワール(白仕込)とシャルドネ(標高840m付近の自社区画)
スタイル:白
Alc:11.5%
【富良野市ぶどう果樹研究所】ふらの リースリング 2021
青リンゴや洋梨、ぺトロール香もあります。
アフターには苦味と酸味が残ります。
アルザスやニューワールドではなく、ドイツのリースリングを思い出します。
カッチリとした正統派のリースリングですねぇ。
北海道ではリースリングを親にもつケルナーやミュラー・トゥルガウは成功しているのだが、リースリングのワインをリリースしているワイナリーは少ないのだよなぁ。
日本全国を見渡してもリースリングで成功しているワイナリーはあまり無いしなぁ。
「ふらの リースリング」は辛口ですが、甘口の「遅摘みリースリング 2019」もあり、これも美味しいです。
ただ樹齢が若いのか、ワインのボリュームがもう少しあればなぁ。
でも、これは時間が経てば解決すると思います。
今すぐに飲んでも良いし、2、3年置いても良いカモ🦆
これで3000円以下なのはお買い得ですねぇ。
シーフードサラダやホタテ、生牡蠣などと合いそう。
ポテトサラダやアスパラの肉巻きなども良さそうです。
生産者:富良野市ぶどう果樹研究所
産地:北海道富良野市
品種:リースリング
スタイル:白
Alc:12%
【ナチュラル・ココ】ミンツチ 2020
ピンクグレープフルーツやアセロラ、赤いベリー系の香り。
酸味は強いですが、山幸としては弱めカモ🦆
微発泡だし旨味と果実味もあって、飲みやすいですねぇ。
アフターの旨味と甘味があるのが良いです。
こういうタイプの山幸のワインがなかったので、方向性としてアリ🐜カモ🦆
山幸ということもあり、4000円を超える値段が気になる人もいるかもなぁ。
委託先の10Rらしいさがあるワインなので、10Rが好きなら気にいるカモ🦆
しかし、これから北海道で山幸のワインが増えるのか?
解決しないといけない問題が多そうだがなぁ。
唐揚げやメンチカツ、スイーツと合わせるのが良さそう。
生産者:ナチュラル・ココ(10Rに委託醸造)
産地:北海道上富良野市
品種:山幸(上富良野市自社農園トミハラヴィンヤード産)
スタイル:赤泡
Alc:11.5%
【ヒトミワイナリー】ヤマソーヴィニヨン 2020
黒い果実やスミレの香り。
酸味もそんなに強くなく、タンニンも柔らかく、ヤマブドウ系としては飲みやすいですねぇ。
いつもよりもボディが薄いのと、果実味がもっとあった方がバランスは良いカモ🦆
2020ビンテージなので、そんなにカタイと言う事もなく、こなれてきていて、まとまりがありますねぇ。
ヤマソーヴィンヨンとしては軽めにつくられているので、今すぐに飲んでも良さそうです。
2、3年置いた方が、もっと、タンニンがまろやかになって複雑味が出てくるカモ🦆
いま飲むなら少し冷やした方が良さそうです。
ジンギスカンとかジビエ料理に合わせた方が合いそう。
ビーフジャーキーとかも良さそう。
生産者:ヒトミワイナリー
産地:滋賀県東近江市
品種:ヤマソーヴィニヨン(岩手県産)
スタイル:赤
Alc:10%
海外のワインは
【ヴァイングード・ヴァンドルフ】ペティアン・ナチュレ 2021
ドイツ/ラインヘッセン、ぶどう品種:シルヴァーナー80%、ゴールドミュスカテラー20%
リンゴやグレープフルーツ、ミントの香り。
シルヴァーナー主体のペティアンとは珍しい。旨味も酸味もありますねぇ。
この時期ならば、冷やして飲みたいカモ🦆
軽めの飲み口なので、日本のペティアン好きにも受けそうです。
【ヴァイングード・ヴァンドルフ】ヴァイス 2020
ドイツ/ラインヘッセン、ぶどう品種:シルヴァーナー65%、ヴァイスブルグンダー35%
夏ミカンや白い花、ハーブやイースト香もあります。
樽香は強めで、ボディはしっかりしていますねぇ。アフターには塩味とミネラルがあります。
余韻も長めです。これなら2、3年置いても良いカモ🦆
【ヘリオセントリック】セイム・リヴァー・トワイス・ブラン 2020
フランス/コード・デュ・ローヌ、ぶどう品種:クレレット
柑橘と蜜のような甘い香り。
クレレット100%のワインも珍しいよなぁ。私は初めて飲むカモ🦆
アフターには苦味と酸味があります。
そんなにクセもなく、飲みやすいです。
生産者のHeliocentric(ヘリオセントリック)は“太陽中心の”という意味を持ち、“宇宙の中心は太陽だ”という地動説に基づく概念だそうです。
しかし、『決して宗教じみてはいませんよ。』と言うことです。
最近ではカルトが色々と話題になっているからなぁ。
【ヘリオセントリック】セイム・リヴァー・トワイス・ロゼ 2020
フランス/コード・デュ・ローヌ、ぶどう品種:クレレット88%、グルナッシュ・グリ12%
リンゴやさくらんぼの香り。
アフターには酸味と果実味があります。
グルナッシュのおかげか、スッキリした中にもボディがあります。
1日か2日後に飲むと印象が変わっていくカモ🦆
【ヴァイングード・ヴァンドルフ】ロート 2018
ドイツ/ラインヘッセン、ぶどう品種:ポルトギーザ50%、ピノ・ノワール50%
プラムやカシスなどの果実の香り。
ポルトギーザーとピノノワールのアッサンブラージュということで、パストゥグランのような印象を受けます。
タンニンも柔らかく、ドイツの赤ワインのレベルも高くなったよなぁと感じられますねぇ。
持ち込みワイン会とかに持っていくと驚かれるカモ🦆
今回は計10本のワインの試飲ができました。
日本ワインが5本、海外ワインは5本でした。
今回は色々なタイプのワインがありました。
日本ワインは、変化球的なワインが多く。
海外ワインは、芸術的なラベルのワインが多かったなぁ。
今回のオススメは
いますぐに飲むべきワインではないのですが、半年か1年置いてから飲むとしてオススメは、【ドメーヌ長谷】FUKUIHARA reserveと【ヒトミワイナリー】ヤマソーヴィニヨン 2020ですねぇ。
海外ワインでは、【ヴァイングード・ヴァンドルフ】ロート 2018ですかねぇ。
ドイツワインの赤と言うと昔は買う必要は無いかなぁと思う事も多かったですが、温暖化の影響なのかドイツの赤ワインもホントに、良くなったよなぁ。
ネコ店長は最初は「コイツ、また来やがった」でした。
試飲会の終了時間が過ぎても居たので「オイ!お前!いつまでいるのだ!」となってました。
今回購入のワインは、
【ドメーヌ長谷】FUKUIHARA reserveと【ヒトミワイナリー】ヤマソーヴィニヨン 2020でした。
ヤマソーヴィニヨンの会とかも開催してみたいが、誰も来ないだろうなぁ。
来月にはワイン会やりたいよなぁ。














