「ドメーヌ・コーセイ飲み比べ!&ジョージアのオレンジワイン飲み比べ!」
2022年4月23日(土曜日)
1部14:00~15:00
2部15:15~16:15
3部16:30~17:30
「原田商店」
北海道恵庭市栄恵町70番地
会費:2,000円(税込)
【イベント概要】
2022年4月23日(土)に店舗営業しながら開催するワインの有料試飲&販売会。
まだコロナ禍のため事前予約、3部の入れ替え制の開催。
日本ワインとナチュラルワインが試飲できます。試飲時間は1時間、入れ替え準備に15分のインターバルを設けています。
※試飲会に出されたワインは基本的には購入できます。
今回の「ワインリスト」
日本ワインは
【さっぽろ藤野ワイナリー】que sera 2020
【レ・ヴァン・ヴィヴァン】デラ 2021
【ドメーヌ・ヒデ】BeBe 2019樽熟
【ドメーヌ・コーセイ】片丘メルロー 2020 フレンチオーク
【ドメーヌ・コーセイ】片丘メルロー 2020 アメリカンオーク
海外のワインは
【ヴィノ・マルトヴィレ】クラフナ 2019
【ヴィノ・マルトヴィレ】ツォリコウリ・クラフナ 2019
【スクセス・ヴィニコラ】ラ・トロンパ 2020
【スクセス・ヴィニコラ】エル・メンティデー 2017
【ミヒャエル・ギンドル】リトル・ブテオ 2020
計10本のワインの試飲ができました。
【さっぽろ藤野ワイナリー】que sera 2020
ハーブやフローラルな香り。
旨味と果実味もありますが、塩味とミネラルが強いですねぇ。
アフターには苦味があります。
一部に貴腐ブドウを使用とありますが、そこまで貴腐感は強くないかなぁ。
1、2年経つと変わって来るカモ🦆
バッカスというと甘くて、優しい感じのワインが多いのですが、これはワイルドで個性的です。
余市のナイアガラのペティアンなんかよりも発泡しているのが面白いですねぇ。
2020ですがフレッシュさもあり、いま飲んでも良いです。
豚肉や牛肉よりは、野菜や魚介系の料理が合いそう。
生産者:さっぽろ藤野ワイナリー
産地:北海道札幌市
品種:バッカス(三笠市達布、信田農園産)
スタイル:白
Alc:11%
【レ・ヴァン・ヴィヴァン】デラ 2021
カンロ飴のような甘い香りや紅茶のような香り。
アフターには苦味が残ります。
オレンジワインらしい色をしていますが、そんなに過度な酸化的な感じは受けませんでしたねぇ。
大樽で熟成されていますが、樽香は微かにアルくらいです。
香りの印象よりも辛口でキレのある飲み口です。
アルコールも9.5%なので、ガブガブ飲んでしまいそう。
いますぐ飲んでも良いですが、酸味も塩味もあるので、1年ぐらい待つとだいぶ変わるカモ🦆
野菜の天ぷらやエビフライなどに合いそうです。
生産者:レ・ヴァン・ヴィヴァン
産地:長野県東御市
品種:デラウェア(山形県産)
スタイル:オレンジ
Alc:9.5%
【ドメーヌ・ヒデ】BeBe 2019樽熟
モカやバニラの香り。
マスカットベリーAらしい甘い香りもあります。
フレンチオークの古樽熟成なので、樽香はやや強いですが、凝縮感もありバランスは良いです。
あと1、2年置くと、落ち着いてもっと良くなるカモ🦆
アルコール10%とは思えないくらい、タンニンもボディもしっかりとアリ🐜ますねぇ。
樽香のあるベリーAが好きならお勧めです。
鳥のレバーパテや豚肉の味噌炒めなどと合いそうです。
生産者:ドメーヌ・ヒデ
産地:山梨県南アルプス市
品種:マスカットベリーA
スタイル:赤
Alc:10%
【ドメーヌ・コーセイ】片丘メルロー 2020 フレンチオーク
「片丘メルロー2019」はボルドー酒チャレンジで、最高金賞を受賞したので、話題になりましたが、2020のビンテージは、果たしてどうなったのか!
ナッツやバニラの香り。
コーヒーをローストした時の香りもあります。
樽香は新樽100%じゃなくなったので、そこまで強くないですねぇ。
凝縮感はありますが、2019ビンテージほどボディは重くなく、2、3年置かなくても良さそう。
2021年12月の瓶詰めらしいのですが、瓶熟しなくても今回は、すぐに飲んでも美味しく飲めるカモ🦆
タンニンやほどよい熟成感もあり、バランスは2019よりも2020のビンテージ方が良いですねぇ。
やはりビーフシチューや豚肉のトマト煮とかが合いそうです。
生産者:ドメーヌ・コーセイ
産地:長野県塩尻市
品種:メルロー(塩尻市片丘自園産)
スタイル:赤
Alc:12%
【ドメーヌ・コーセイ】片丘メルロー 2020 アメリカンオーク
カカオやココア、コーヒーを燻した時の香り。
シナモンなどのスパイスの香り。
果実味もありタンニンもまろやかです。
樽香はありますが、そんなにキツイと言うこともないです。
これも2019ビンテージほどの重いボディはないので、今すぐに飲めそう。
でも、フレンチオークと比べると、こちらは1年ぐらい置いた方が、まとまりが出てもっとバランスが良く来るカモ🦆
しかし、樹齢が5年と考えたら、ポテンシャルは高いですねぇ。
フレンチオークとアメリカンオークのどちらが良いかは「好み」だろうなぁ。
私なら、いま飲むならフレンチオークで、1年後に飲むならアメリカンオークが良いだろうなぁ。
やっぱりステーキやローストチキンとかが合いそう。
生産者:ドメーヌ・コーセイ
産地:長野県塩尻市
品種:メルロー(塩尻市片丘自園産)
スタイル:赤
Alc:12%
海外のワインは
【ヴィノ・マルトヴィレ】クラフナ 2019
ジョージア/サメグレロ、ぶどう品種:クラフナ
クヴェヴリで1カ月間醸してプレス、クヴェヴリで5カ月間の自然酵母後、そのまま3ヶ月間熟成。
グレープフルーツやハーブの香り。
酸味と塩味が強いですねぇ。
ジョージアのオレンジワインにある酸化のインパクトも無く、飲みやすいです。
旨味もあり、日本の料理にも合いそう。
【ヴィノ・マルトヴィレ】ツォリコウリ・クラフナ 2019
ジョージア/サメグレロ、ぶどう品種:ツォリコウリ50%、クラフナ50%
クヴェヴリで1カ月間醸してプレス、クヴェヴリで5カ月間の自然酵母後、そのまま3ヶ月間の熟成。
レモンやライムなどの柑橘の香り。
こちらの方はオレンジワイン嫌いの人にもススメても良さそうなくらい、クセもなく飲みやすいですねぇ。
馴染みやすいので、甲州が好きな人に飲んで欲しいなぁ。
【スクセス・ヴィニコラ】ラ・トロンパ 2020
スペイン/ヴィニコラ、ぶどう品種:トレパット
ステンレスタンクで48時間醸しプレス。自然酵母発酵。マロラティック発酵、熟成。SO2無添加。
南仏の「グルナッシュ」やロワールの「ピノドニス」のように、マニアックな品種の個性が見直されてきたのが、スペインならは、この土着品種の「トレパット」らしいのですが、たぶん私が飲むのは初めてカモ🦆
スペインの土着品種は個性的なのが多いので、そこまで個性的では無いですねぇ。
だから注目されてなかったのだろうなぁ。
りんごの香りやパンを焼いた時のような香ばしい香りがあります。
料理と合わせた方が良いワインなのカモ🦆
【スクセス・ヴィニコラ】エル・メンティデー 2017
スペイン/ヴィニコラ、ぶどう品種:トレパット
30日間醸しプレス後に、ステンレスタンクで発酵し、古樽で9カ月熟成。SO2無添加。
りんごやカシスの香り。
果実味やボリュームもありますねぇ。
樽香もそんなに強くなく、酸もありバランスも良いです。
変なクセもなく、飲みやすいですねぇ。
【ミヒャエル・ギンドル】リトル・ブテオ
2020
オーストリア/ヴァインフィアテル、ぶどう品種:グリューナー・ヴェルトリーナー
全房でプレス、ステンレスタンクで9カ月間自然発酵、熟成。SO2無添加。
みかんやはっさくなどの和柑橘の香り。
グリューナー・ヴェルトリーナーは、辛口から甘口、フレッシュで軽快なタイプから重厚なフルボディタイプなどバラエティがあり、凝縮感のあるワインを私は思い浮かべますが、コレは軽快ながらも酸味や滋味のある飲み口で、日本でウケるカモ🦆
しかし、グリューナー・ヴェルトリーナー自体、日本ではまったく知名度がない品種なので、人気が出ることなないだろうけどなぁ。
計10本のワインの試飲ができました。
今回は日本ワインが5本、海外ワインは5本。
通常は北海道やフランスのワインが多めなのですが、今回は北海道のワインは1本。フランスワインは無しでした。
「ドメーヌ・コーセイ」とジョージアの「オレンジワイン」の飲み比べが、出来たのが良かったです。
今回のオススメは
【ドメーヌ・コーセイ】片丘メルロー 2020 フレンチオークと【ドメーヌ・コーセイ】片丘メルロー 2020 アメリカンオークです。
どちらを買っても良いと思いますが、いますぐに飲むのなら【ドメーヌ・コーセイ】片丘メルロー 2020 フレンチオークで、1年後に飲むなら【ドメーヌ・コーセイ】片丘メルロー 2020 アメリカンオークかなぁ。
ここら辺は好みのモンダイだと思いますけど。
海外ワインでは、【ヴィノ・マルトヴィレ】ツォリコウリ・クラフナ 2019と【ミヒャエル・ギンドル】リトル・ブテオ 2020かなぁ。
【ヴィノ・マルトヴィレ】ツォリコウリ・クラフナ 2019はジョージアのオレンジワインとしては、変なクセもないし、親しみやすいワインですねぇ。
【ミヒャエル・ギンドル】リトル・ブテオ 2020は、そんなに重くはなく、軽快で飲みやすいタイプなので、グリューナー・ヴェルトリーナーを飲んだ事ない人にもオススメ!
入店してすぐに発見されました!今回は警戒モードです。
私を見て「また懲りずに、今日も来ているのか!」と言う感じで警戒!
「ちゅーる」もくれないクセに、毎回くるんじゃないよ!と思ってるのだろなぁ。
店番が仕事が忙しかったのか、夕飯をガツガツ食べていました。















