神宮前で「いろいろな日本ワイン」を飲む!
「じんぐうまえみんなのワイン試飲会」試飲会
日時:2020年1月24日(金)18:00~20:00 25日(土)14:00~16:00
参加費:¥2500
場 所:ウィルトスワイン神宮前
【概要】
月に1回の日本ワイン試飲会を1月4日に開催したのですが、実はまだまだ開けたいワインがたくさん。そこで1月24日と25日に再び、日本ワイン試飲会を開催いたします。
来月まで待ちきれなかったワインとは、初抜栓の「おおみしまみんなのワイナリー」。平川ワイナリー「ピュルテ2018」は、ドラマ・グランメゾン東京であの白子料理を想起させたワイン(参考・グランメゾン東京のHP「最上の饗宴」の第10話)。
限定数入荷のカーブドッチワイナリー「くま」やヴィノーブルヴィンヤード「シャルドネバレル」。金柑や柚子の料理がおいしい季節になると飲みたくなる「醸しスパークリング」を開けようと思います。
ということで今回は特別なテーマはなく、新入荷されたワインできになるワインをみんなに試飲してもらおう!という趣旨の試飲会であった。
私は参加したのは24日で、面白いワインが集まっている割には空いていました。25日の土曜日の方に集中しているのだろう。
今回のワインリスト
【反射炉ビヤ】ココファームセゾン
(これはココファームの「タナ」と「ノートン」の黒葡萄果皮を使用したビールでワインではありません)
【東京ワイナリー】醸しデラウェア スパークリング 2019(オレンジ、泡)
【ルミリュウ】フェス シャルドネ ソーヴィニヨン・ブラン 2019(オレンジ、泡)
【深川ワイナリー】イーストベイ アッサンブラージュ ホワイト 2018
【澤内醸造】GA がっ 白 2019
【木谷ワイン】ブリコラージュO 2019
【VINOBLE VINEYARD】シャルドネ バレルファーメンテーション 2018
【平川ワイナリー】ピュルテ 2018
【大三島みんなのワイナリー】島紅(しまんか) 2019
【GRAPE PEPUBLIC】ヤマナシメルロー 2018
【カーブドッチ】くま 2018
【SIMON BIZE】BOUGROGNE ROUGE AKA 2017
(これは番外編でドメーヌ・シモン・ビーズのビオディナミ農法を採用し、醸造したナチュラルワイン。なのでシモン・ビーズのワインとはだいぶ性格の違うワインでした)
これの他に、なぜだか岩崎醸造の【シャトー・ホンジョー】マスカット・ベリーA くれなゐににほふ2007と【シャトー・ホンジョー】熟成甲州 特別醸造 玉響 2007も出してくれました。
「飲んだことあります?」と店の人に聞かれ。
「2019の甲州の新酒とアジロン。甘口の甲州 雫と昭和19年製造の5,000Lの大樽で6ヶ月熟成させたホンジョー 甲州ドライ大樽貯蔵とホンジョー 甲州 シュール・リーとシャトー・ホンジョー メルロ2016は飲んだ事ある!」と言ったら。
「飲んでますねぇ!」というリアクションをされてしまった。
岩崎醸造は美味しいのだが、全く知られていないのだよなぁ。
とりあえずワインリストどうりに試飲しました。
【反射炉ビヤ】ココファームセゾンはビールなので割愛。
【東京ワイナリー】醸しデラウェア スパークリング 2019(オレンジ、泡)
山形県高畠町の完熟デラウェアを自然酵母で10日間発行のオレンジのスパークリング。和柑橘系の香りがして、果実味もありますが思ったよりも苦味があります。時間が経つとアンズやスパイス感じられるようになりました。
【ルミリュウ】フェス シャルドネ ソーヴィニヨン・ブラン 2019(オレンジ、泡)
ルミリュウは赤のイメージがあり、これはどうなのかなぁと思いましたが、酸味が強く後味に苦味があります。ちょっとシードルのような感じもしました。赤よりも白の方が良いかも。澱があるので瓶によって差がありそう。
【深川ワイナリー】イーストベイ アッサンブラージュ ホワイト 2018
ナイヤガラ87%、スチューベン13%で苦味もあるが、スチューベンの甘さもありますが、後味はスッキリしていてドライ。料理に合わせる事を考えた深川ワイナリーらしいワインです。
【澤内醸造】GA がっ 白 2019
北国のナイヤガラらしく酸がキチンとあります。ドライですがバランスの良いし、魚貝などの料理に合いそう。
【木谷ワイン】ブリコラージュO 2019
他のワインはカタシモワイナリーに委託ですが、これは天使の羽ワイナリーにて醸造。乾燥酵母ではなく自然酵母でつくっています。
関西のデラウェアですが、酸もあり飲みやすいです。しかし試行錯誤の感があり、木谷さんが作りたいワインになるのには、2、3年かかるかもなぁ。
【VINOBLE VINEYARD】シャルドネ バレルファーメンテーション 2018
新樽発酵で樽内MLFの後、8ヶ月の樽熟成ということで、樽からのバニラとナッツが強いです。あと2年は待ちたい。そうなればこなれて来て良くなりそう。
いま飲むには樽が強すぎる。
【平川ワイナリー】ピュルテ 2018
TBSのグランメゾン東京の「真鱈の白子のポシェショーフロア」のモチーフになったワインだそうです。平川さんが断ってしまったようで、撮影は山梨になったようですが。ドラマを観てないので内容は全然わからないのだけど、話題にはなっていたようですね。
ケルナー主体で酸の強いワインです。平川さんらしいクリーンなワインでキレもあります。やっぱり魚貝や蟹なんかに合わせると良いかも。
【大三島みんなのワイナリー】島紅(しまんか) 2019
2019年に出来た愛媛県のワイナリーです。マスカットベリーAが92%とシャルドネ8%を混醸した赤ワイン。イチゴや桃もありますが、みかん畑をブドウ畑にしているからなのか、みかんやオレンジを感じます。後味にはキャンディ香があり、マスカットベリーAらしさを感じました。
【GRAPE PEPUBLIC】ヤマナシメルロー 2018
山梨県産のメルローに岩手県産のヤマソーヴィニオンを少量ブレンドし、アンフォラで発酵.。グレリパらしく、アグレッシブなワインです。酸がけっこうあり、ヤマソーからなのかワイルドな感じもします。もしかして時間をおくとバランスが良くなるのか?二日目になると変わりそうだが。
【カーブドッチ】くま 2018
マセラシオン期間が約10ヶ月問うことで、酢酸が強めで好きか嫌いかが分かれそうなワインです。掛川さん曰く「赤ブドウでつくったオレンジワイン」というイメージだそうです。
カベルネフランらしいか?と言うと、どうだろうかなぁとは思うが、コレは動物シリーズだから!コレはコレで良いのだ!普通のワインを飲みたいなら通常のカーブドッチのワインを飲め!ということである。
【SIMON BIZE】BOUGROGNE ROUGE AKA 2017
コレはフランスワインなので割愛します。しかし、ドメーヌ・シモン・ビーズがこんなワインを作るのだなぁ。

