横浜で山梨の「蔵出しワイン」を飲む!

「蔵出しワインバーin横浜」

日時:12月13日(金)~15日(日)
13日(金)16:00~21:00、14日(土)11:00~21:00、15日(日)11:00~19:00 (L.Oは終了30分前)

会場:横浜港大さん橋ホール(横浜市中区海岸通一丁目1-4)

入場無料だが、ワインを飲みたいならスタートセット 2,000円(専用グラス+ワインリスト+おつまみ+飲食券1300円分付き)が必要です。前売りなら1,700円。
※別途グラスデポジット1,000円を承ります。(傷なく返却すれば返金されます。)


【イベント概要】

熟成された約200銘柄の日本ワインを飲み比べできる

カウンターバーが街に出現します。

醸造家は自らのワインを携えて、栽培家は畑仕事を切り上げて会場へ。

作り手と飲み手が気軽に語り合える開放的な空間、

産地ならではの楽しみです。

日本ワインを日本で飲む、当たり前の日々が山梨から広まりますように。

ワインの産地、甲府と大阪と2019年は横浜でも開催します。

横浜では、山梨の33社約200アイテムが勢揃い。

熟成ワインからヌーボー、スパークリングまでグラスで少しずつ飲み比べられて日本ワインが好きになれるイベントです。

【 2019年 出品ワイナリー33社】

麻屋葡萄酒、新巻葡萄酒、アルプスワイン、岩崎醸造(ホンジョーワイン)、塩山洋酒醸造、奥野田ワイナリー、甲斐ワイナリー、KISVIN、錦城葡萄酒、くらむぼんワイン、駒園ヴィンヤード、笹一酒造、サドヤ、サントネージュワイン、サントリーワインインターナショナル、サンフーズ、三養醸造、シャトー勝沼ワイナリー、シャトー酒折ワイナリー、シャトーメルシャン、シャトレーゼ勝沼ワイナリー、蒼龍葡萄酒、東晨洋酒、ドメーヌQ、ドメーヌヒデ、原茂ワイン、日川中央葡萄酒、本坊酒造マルス穂坂ワイナリー、まるき葡萄酒、マルサン葡萄酒、盛田甲州ワイナリー、モンデ酒造、ルミエール

ビール【山梨】

富士桜高原麦酒、八ヶ岳タッチダウンビール

私が行ったのは13日でした。何を勘違いしたのか16時スタートだったのだが、15時に到着。

「あれっ!誰も居ない。やはり平日だからかなぁ」

「駅から遠いしなぁ!」

「13日の金曜日だから、今日来るのはやめたのか!」なんて思ってたが。

もしかして、と調べてみると1時間早く来てしまったのだった。

仕方なくブラブラしていると「エジマさん?どうしたんですか?」と岩崎醸造の白石さんに声をかけられてしまったのである。

何故、こんな早くに来ているのだ?と思われたに違いない!!

屋上の「くじらのせなか」や出入国ロビーをウロウロしているうちに、スタート時間になったので、横浜港大さん橋ホールに入場。

この前にここに来たのは、3月24日に行われた「酒は未来を救う」以来である。

その時は64社の日本酒・焼酎の蔵元、ワイナリーが集まってのイベントで、会場でのフードの販売は無く、食べ物・おつまみの持ち込みOKのチャリティの試飲会であった。

今回は山梨のワイナリー33社だけなので、スペースが余っているくらいで、クラフトビールのブルワリーをもっと呼んでも良かったのでは?と思った。

空きスペースが多くあるので、混みあってなくて、試飲をするという事なら今回の方が良かったですけど。

こう言ったイベントの時には、なんとなく飲んでしまうと「参加したけど、私は結局、何しに来たにだろう?」という事になりかねない。

しかも、ワインの他にジュースも合わせると233種類もあったからなぁ。

という事で私は何をテーマにしたのか?

「新酒の甲州」をテーマに飲んでみました。


新酒祭りの時に飲んだワインがどう変化しているのか?


そして、まだ飲んでいない新酒はどんな感じなのか?

スタートセットには1300円分のチケットしかついてないので、3杯ぐらい飲んでしまったらチケットが尽きてしまう。

飲み放題なら、気兼ねせずに飲めるが今回は違うので、戦略を立てて飲まないといけないのである。

思案のしどころである。

ワインの量は、1フィンガーが1杯40ml、2フィンガーが80ml、3フィンガーが120mlとなっていて、たくさんの量を飲みたい人は3フィンガーで良いのだろうが、私のように量よりも、いろんな種類を飲みたいなら、1フィンガーで飲むしかないのである。

欧米系品種のワインならば、1フィンガーで500円位はするし。

たくさん飲もうと思ったら、やっぱり4000〜5000円はかかるもの。

グラスデポジットで1,000円取られるし、専用グラスにはグラスホルダーが付いてないので、いつもグラスを持ち歩かないといけないし、あまりお客にやさしいイベントではなかったなぁ。

今回は醸造家の方やワイナリー関係者がいないところも多かったので、聞きたい事はあまり聞けませんでした。

まぁ、テクニカルな話や込み入った話をしても嫌がられるだけなんだけど。

これ以上には嫌がられることは無いと思うが。

 

今回の甲州の新酒のワインでよかったのは、

【岩崎醸造】甲州 新酒 2019

ドライで酸がハッキリとしていて、ちゃんとボディもある。後味に塩味も少しあります。まだまだフレッシュでスイスイ飲めます。旨味よりもキレがある甲州かなぁ。惣菜とかにも合うが、カルパッチョとかにも合いそう。飲み頃だなぁ。

 

【新巻葡萄酒】ゴールドワイン甲州 2019


新巻葡萄酒と言えば「成城石井」で新酒のデラウェアを良く見かけまが、。このゴールドワイン甲州は、甲州らしい果実味があって、後味に苦味があって、スッキリとした飲み口で、食中酒としては良いかも。家に飲み向きだな。

 

新酒以外の甲州では【岩崎醸造】の甲州ドライ大樽貯蔵 2017と甲州 玉響(たまゆら) 2007が良かったです。

 

あと気になった赤ワインは

【日川中央葡萄酒】Liaison マスカット・べーリーA

マスカット・ベーリーAに、甲斐ノワールにメルローをブレンドしているのですが、そのせいか重さがあり、余韻も長くなっているように感じます。しかし、これ以上甲斐ノワールを多くブレンドするとバランスが悪くなるだろうなぁ。

こういうアッサンブラージュもあるのか!と、ちょっとオドロキました。

 

【駒園ヴィンヤード】Tao シラー 2018

凝縮感があり、シラーっぽさもありますが、まだまだ飲むのには早いと思いました。渋味とタンニンのバランスも良いと思いますが、やっぱり2、3年後ぐらい置いた方が良いだろうなぁ。カタイですからなぁ。やっぱり豚肉のを焼いた料理(アイマイな例えだな)とかに合いそうです。

 

金曜日という事もあり、ワインラヴァーが集まるというよりも横浜市民が、ワインのイベントが大さん橋で開催されているようだから行ってみようか!という感じでした。

しかし、14日や15日の土曜、日曜も、そんなに混んでなかったようだったけど、次回は開催されるのか?

横浜は今回が最後なのか?

そして、横浜の夜景はとても綺麗でした。