錦糸町で「清澄白河フジマル醸造所」を飲む!

「『ワインを日常に』清澄白河フジマル醸造所 生産者来店イベント開催決定!」

12月8日(日)14:00〜20:00 セミナーは15:00〜15:30

会場:IMADEYA SUMIDA(錦糸町パルコ1Fすみだフードホール内)

【イベント概要】

『ワインを日常に。』をコンセプトに、ワインショップとしてスタート。その後大阪よりスタートしたワイン醸造は、増えていく自社畑・契約農家さんに答えるため、東日本のみのぶどうを受け入れる「清澄白河フジマル醸造所」が設立されました。

今回は、こだわりの契約農家さんのぶどうを使用したワインをはじめとしたラインナップでお送りいたします!

「Fujimaru Free-Flowing Drinks Event」 

・清澄白河フジマル醸造所のワイン飲み放題 3,000円/税別 

※ワインは5種類のご提供を予定しております。 

※飲み放題は2時間制とさせていただきます。

●メインのセミナーの概要は

≪≪木水晶子氏との飲み語りセミナー≫≫ 

時間:15時00分~15時30分終了予定 

会費:1,500円税別(SUMIDA 特製おつまみ付き) 

定員:6名様※ご予約のお客様限定。 

場所:IMADEYA角打ちカウンター 

大好評の生産者と直に話せる飲み語りセミナーを開催します!ワイナリーからは女性醸造家の木水 晶子氏をお招きいたします。ワイン飲みながら造り手の想いを感じてください。特製おつまみもご提供します。 

との事。オイオイ!30分でなにしゃべるんだ!

私が質問するだけで30分以上かかってしまうだろうが!

とも思ったが木水さんが私などを相手にするはずも無く、私が質問すると嫌がられると思い質問はぜず、もともと嫌われているので質問しても良いのだが、その場の雰囲気も悪くなるだろうからやめてしまった。

今回のワインリストは

1.ファーマーズ 巨峰 スパークリング 2019

2.テーブルトップ デラウェア 2019

3.ファーマーズ マスカット・ベリーA 武藤観光農園 2019 

4.ファーマーズ マスカット・ベリーA シティファーム 2018

5.ファーマーズ メルロー シティファーム 2018

の5本であった。

白ワインが1種類で、赤ワインが4種類なのかよ!

なんて事も思ったが、赤ワインといってもフルボディのワインはなかったので、スイスイ飲めました。

しかも、5杯も飲めて、おつまみも付いて1500円はお買い得感があります。

「豚肉と牛肉とキノコのホイル焼き」のおつまみも予想以上に美味しかったデス。

今回は木水さんもいつもの変顔を封印して、真面目にセミナーをしてました。

内容としては、農家さん達の今の状況や清澄白河フジマル醸造所の現状とこれからの展望などを語っていらっしゃいましたが、なにぶん30分なので深い話は出来ずに終了という感じでした。

一般の人向けで、私のような変態が来ちゃいけないセミナーだったなと、あとで気付いてしまいました。カーヴ ド リラックスの「Kisvinワイナリー 荻原康弘氏によるワインセミナー」の方に行くべきだったか!でも、そちらに行っても場違いだろうけど。

 

 

【ファーマーズ 巨峰 スパークリング 2019】

発売前なのだが、何か珍しいワインを持って来てくれないか!という「いまでや」から無茶振りの注文に応えた(私の想像デス)ワインだろう。

ペットナットでこの日の為に急遽、12本だけオリ引きして持って来たそうです。フレッシュ感ががあって、プチプチとしているところは面白いのですが、さすがにまだ未完成だなぁという感じでした。

 

【テーブルトップ デラウェア 2019】

清澄白河フジマル醸造所の一番スタンダードなワインです。11軒の農家さんから入れているという事もあり、バランスが取るのは難しいのだろうなぁ。

そして、このワインはリリースした直後よりも、1年後ぐらいが落ち着いて良くなると思うのだが、飲み頃になる頃には、どこのお店にも無くなっていると言う状態になってしまうのが残念。

あと、樽生の【テーブルトップ デラウェア 2019】はアッサンブラージュを変えているので、果実味が強めで、フレッシュ感が強く、いま飲むなら樽生の方がオススメです。

 

【ファーマーズ マスカット・ベリーA 武藤観光農園 2019】

茨城は生食用ぶどうの栽培が盛んで、この地で先祖代々農業を営んでいる武藤さんは、1959年よりブドウの栽培を始め、大粒で美味しいブドウ作りをしてましたが、醸造用にも優れたぶどうができるはず、とマスカット・ベイリーAを作りはじめ、そのブドウを使ったのがこのワイン。

マスカット・ベリーAらしいキャンディ香もあり、アルコールが9%なので、軽い飲み口で、料理に合わせやすく、気軽に飲めるワインです。

 

【ファーマーズ マスカット・ベリーA シティファーム 2018】

こちらの方はキャンディ香が控えめで、タンニンもしっかりあり、個性もハッキリしているので単体で飲むのならこちらの方が良いかも。後味に苦味があるので、熟成させたら変わってくるのかも。

 

【ファーマーズ メルロー シティファーム 2018】

しっかりしたメルローで、ボディもあってこれから良くなりそうなのだが、どうも苦手な香りがあり、これがもう少し控えめならば良いのだがと思いました。メルローはやはり合っている土地と合っていない土地が、はっきり出るのだろうか。カベルネ・ソーヴィニヨンなどは日本のほとんどの土地に合ってないと思うけど。

 

錦糸町パルコのフードコートで立ち飲みとうことで、せわしない状態であったが楽しいイベントでした。しかし「IMADEYA GINZA」と「IMADEYA SUMIDA」では、やはり客層が違うな。

「IMADEYA GINZA」は、角打ちカウンターを設けて、普段は角打ちにこないような人向けに、やっている感じだが、「IMADEYA SUMIDA」は、完全に角打ち&スタンティングバー的な感じである。完全に馴染んでいるもの。私はどちらも好きだが。

今回のイベントは、樽生のデラウェアを除いては、飲み頃はまだ先のワインばかりでした。つくり手も飲み頃にリリースしたいが、日本のワイナリーでは、なかなか出来ないよなぁ。

ドメーヌ・タカヒコの曽我貴彦さんぐらいなら、酒屋にリリースを遅らせてと言えるが、清澄白河フジマル醸造所では、まだ言えないだろうしなぁ。

「IMADEYA SUMIDA」でも「IMADEYA GINZA」も並みに、ちょくちょくイベントをして欲しいと思ったら、12月20日に「京都 丹波ワイン 生産者来店イベント!」があるらしいデス。行こうかなぁ。